授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14349:[2025 秋セメスター]近代日本政治史(J) 2025 秋セメスター 水1 法学部 呉 舒平 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG202号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 本講義は、幕末・維新からアジア太平洋戦争の終結に至るまでの近代日本政治史を扱います。明治維新を経て近代国家となった日本は、なぜ、いかにアジア太平洋戦争へと突き進んだのでしょうか。また、近代日本における民主主義の到達点や限界は、どのようなものだったのでしょうか。
 本講義では、明治維新、大日本帝国憲法と議会の成立、政党政治の形成と変容、軍部の台頭、政党政治の終焉、そしてアジア太平洋戦争について論じます。その際には、「世界・東アジアのなかの日本」という視座を重視して、国際環境の変容と国内政治の連関に着目します。日本のみならず、他国の立場に対する理解を深め、国際的視野を育み、歴史的知見を養うことを目的とします。
 なお、政治情勢や研究動向、受講生の関心に応じて、講義内容を調整することもあります。また本講義は対面で実施します。

受講生の到達目標

・近代日本政治の基本的仕組みや、近代日本政治の歴史的展開について説明することができる。
・歴史的視座から、今日の政治や外交を理解することができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

平和学、戦後日本政治史

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション

講義の概要、目的、方法【+R 授業】詳細は manaba+R を参照

2

日本の「開国」と東西文明の出会い

開国、不平等条約、大政奉還、王政復古の大号令、戊辰戦争、太平天国

3

明治維新と近代国家日本の成立

征韓論、西南戦争、台湾出兵、琉球処分、自由民権運動、議会開設

4

朝鮮半島をめぐる日清競合と日清戦争

清仏戦争、甲申事変、日清戦争、下関条約

5

南満洲、朝鮮をめぐる日露競合と日露戦争

中国分割論、義和団事件、日英同盟、日露戦争、ポーツマス条約、韓国併合

6

「大陸国家」日本の成立と条約改正の実現

満鉄、韓国併合、条約改正

7

桂園体制と大正政変

桂園体制、辛亥革命、アジア主義、大正政変

8

第一次世界大戦と日本

第一次世界大戦、対華21ヵ条要求、パリ講和会議

9

シベリア出兵と日本の対列強協調外交

シベリア出兵、ワシントン体制、協調外交

10

戦間期の日本と政党政治の展開

大正デモクラシー、衆議院選挙法改正

11

満洲事変と軍部の台頭

満州事変、五・一五事件、国際連盟脱退、二・二六事件、西安事変

12

日中戦争へ

日中戦争、松岡外交、三国同盟

13

第二次世界大戦

ABCD包囲網、真珠湾攻撃、第二次世界大戦

14

まとめ、グループディスカッション

授業実施形態

対面

授業外学習の指示

毎回の講義終了後、レジュメや参考文献を参照しながら、復習を行ってください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

小テスト3回(60%)、グループディスカッション(40%)。専門知識と論理的思考力を問います。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 講義の妨げとなる行為は厳しく禁じます。レジュメなどは、ポータルに掲載してありますので、各自、プリントアウトして活用してください。
 また、日頃から、新聞、ニュース、ドキュメンタリー番組などを通して、日本の政治や外交に関心を持つよう心掛けて下さい。
 なお、単位取得のためには、講義にきちんと出席することが極めて重要であることは、言うまでもありません。他方で、不正行為は許されません。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
日本政治外交史 五百旗頭薫、奈良岡聰智 放送大学教育振興会 9784595325182

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
西園寺公望 岩井忠熊 岩波書店
それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子 新潮社
日本政治史 増補版 北岡伸一 有斐閣
日本政治史 清水唯一朗ほか 有斐閣
もういちど読む 山川 日本近代史 鳥海靖 山川出版社
アジア・太平洋戦争 吉田裕 岩波書店
大日本帝国の時代 由井正臣 岩波書店
日本政治史講義 通史と対話 御厨貴・牧原出 有斐閣

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

アジア歴史資料センター(https://www.jacar.go.jp/)、帝国議会会議録検索システム(https://teikokugikai-i.ndl.go.jp/)、国立国会図書館デジタルコレクション(https://dl.ndl.go.jp/)など

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/