授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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11860:憲法Ⅰ(JD) | 2021 | 秋セメスター | 金4-5 | 法学部 | 倉田 原志 | 4 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
基本的に教科書に沿いながら、学説・判例を中心として講義を行います。
定期試験および提出課題に対して全体講評を行います。
受講生の到達目標
・現実の憲法問題について、判断を下せる。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1〜2 | 憲法とは何か |
法の支配、立憲主義 |
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3〜4 | 日本憲法史 |
明治憲法、マッカーサー・ノート、八月革命説 |
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5〜6 | 国民主権 -日本国憲法の基本原理(1) |
主権、象徴天皇制 |
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7〜10 | 平和主義 -日本国憲法の基本原理(2) |
自衛権、安保条約、平和的生存権 |
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11〜16 | 基本的人権総論 -日本国憲法の基本原理(3) |
人権の観念、人権の享有主体、特別権力関係、私人間効力 |
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17〜18 | 包括的基本権 |
幸福追求権、プライバシーの権利 |
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19〜20 | 法の下の平等 |
相対的平等、14条1項後段列挙事由 |
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21〜22 | 内心の自由-精神的自由権(1) |
思想・良心、政教分離、学問の自由 |
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23〜24 | 表現の自由-精神的自由権(2) |
二重の基準、事前抑制、報道の自由、わいせつ、集会の自由 |
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25〜26 | 経済的自由 |
規制目的二分論、財産権 |
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27〜28 | 社会権 |
生存権、環境権、教育を受ける権利、労働基本権 |
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29 | 人身の自由・国務請求権 |
適正手続、請願、裁判を受ける権利、国家賠償 |
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30 | 参政権 |
選挙権、被選挙権 |
授業実施形態
対面授業を原則とし、教室に来られない理由のある者に対してライブ配信を提供し、更にやむを得ない理由により当該授業の時間にライブ配信も含め受講できなかった者に対し、録画データ等の授業資料をオンラインで提供します。
原則として、すべての授業回でこの形態で実施します。オンラインでの授業資料は、manaba+Rのコースニュースに掲載して提供します。
【BCP レベル 3~4 の場合】
この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施します。
授業外学習の指示
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | 60 | 授業内容を理解しているかどうかを評価します。
|
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
40 | 重要な判例・学説が理解できているかをみる課題に対する解答で評価します。複数回実施します。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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講義・憲法学 | 永田秀樹・倉持孝司・長岡徹・村田尚紀・倉田原志 | 法律文化社 | 978-4-589-03925-5 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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憲法判例百選Ⅰ〔第7版〕 | 長谷部恭男ほか編 | 有斐閣 | 9784641115453 | |
憲法判例百選Ⅱ〔第7版〕 | 長谷部恭男ほか編 | 有斐閣 | 9784641115460 | |
憲法判例〔第7版〕 | 戸松秀典・初宿正典(編著) | 有斐閣 | 9784641131637 | |
新・コンメンタール憲法〔第2版〕 | 木下智史・只野雅人(編) | 日本評論社 | 9784535524330 | |
憲法〔第7版〕 | 芦部信喜・高橋和之補訂 | 岩波書店 | 9784000613224 | |
入門 憲法学 | 京都憲法会議(監修)木藤伸一朗・倉田原志・奥野恒久(編) | 法律文化社 | 9784589040817 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html