授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16031:[2025 春セメスター]社会保障論(S) 2025 春セメスター 水3 産業社会学部 長谷川 千春 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【授業の概要】
社会保障は、貧困の予防・救済が重要な機能として位置づけられる一方で、広く国民にとっての生活基盤として機能している。本講義では、経済社会の変化のなかでの社会保障の理念、歴史、制度体系とその仕組みや機能について理解するとともに、それらの制度が抱える問題やその経済的・社会的背景、地域性にも目を向けて総括的に学ぶことを目的とする。

【授業の方法】
本科目は大学設置基準ならびに立命館大学産業社会学部則、立命館大学大学院社会学研究科研究科則において、区分を面接授業とする。詳細な実施方法については、manaba+Rのコースニュース、「授業スケジュール」および「授業実施形態」欄を確認のこと。

受講生の到達目標

(1)現在の社会保障制度の基本的な仕組みや機能について説明できる。
(2)社会保障の理念や仕組み、機能の歴史的な変遷について説明できる。
(3)社会保障制度が抱える諸課題について説明できる。
(4)社会保障制度の諸課題について自分の見解を展開できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

「現代と福祉」(専攻コア科目)

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

社会保障とは何か(日本における福祉国家の歩み)

日本国憲法と社会保障制度、市場経済と社会保障、社会経済構造の変化、労働環境の変化

2

社会保障制度の範囲

社会保険、社会扶助、役割、民間部門との関係

3-4

社会保障の財源と費用①国の財政から見た社会保障

国の予算、歳入・歳出、一般会計・特別会計、租税、国債、社会保障関係費、社会保障給付費

5-6

社会保障の財源と費用②地方の財政から見た社会保障

地方公共団体の役割、国と地方との関係、地方財政システム、財政調整、民生費

7-8

年金保険制度の現状と課題

公的年金保険(国民年金、厚生年金)、給付と負担、国庫負担、積立金、所得保障、年金制度の持続可能性

9-10

医療保険制度の現状と課題

公的医療保険、分立する保険者、高齢者医療費、給付と負担、国庫負担、積立金、無保険問題

11-12

労働保険制度の現状と課題

雇用保険、労働者災害補償保険、給付と負担、業務災害等の認定(過労死、過労自殺等)

13

社会扶助制度の現状と課題

公的扶助、社会手当、児童手当制度に見る日本の子育て支援

14

社会保障制度の国際比較から見る、日本の選択

福祉レジーム論、各国の社会保障制度の特徴、社会支出、国民負担率

授業実施形態

すべての授業を対面授業で実施予定。【+R授業】は第1回授業で実施します。講義の導入として、本講義の概要や目的、成績評価などについてオンデマンドにて行う予定ですので、第1回の対面授業より前に受講することを推奨します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

・日ごろから新聞・雑誌などに目を通し、私たちの生活に関わる問題や、社会保障、社会福祉に関わる動向に関心を持つようにすること。
・受講の際にノートをとることはもちろんであるが、授業後の復習において、毎回の授業で配布・提示する講義資料及び教科書(各授業回のテーマに該当する部分)を見直し、自分の理解や疑問、見解なども書き留めておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

到達目標に照らして評価する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

授業の理解度確認のため、ミニレポートを課し、到達目標に照らして評価する。ミニレポートは、複数回実施し、授業時間外での取り組みとして、Manabaでの提出を求める。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

講義資料は、Manaba+Rで共有する。
スライド資料は、より発展的、補足的内容を含む。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
1)日本の社会保障システム 理念とデザイン(第2版) 吉田健三・加藤美穂子・木下武徳・長谷川千春編 東京大学出版会 2024年3月刊行
2)新版 福祉国家と地方財政 地方公共団体の「現場」を支える財政の仕組み 塚谷文武・橋都由加子・長谷川千春・久本貴志・渋谷博史 学文社 2025年3月刊行予定(新版第二版)

教科書(使用頻度、その他補足)

1)は第二版が2024年春に刊行されたので、旧版(2017年刊行)と間違わないようご注意ください。2)についても、2025年3月に新版の第二版が刊行予定。新版第一版でも問題ありませんが、可能であれば新版第二版を購入するようにしてください。上記の2冊のテキストは、授業回の8割以上で使用する。授業時に携行すること。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
たのしく学ぶ社会福祉 誰もが人間らしく生きる社会をつくる 丹波史紀・石田賀奈子・黒田学・長谷川千春編著 ミネルヴァ書房 978-4-623-09199-7 2021年5月刊行

参考書(使用頻度、その他補足)

専攻コア科目「現代と福祉」の基本テキストであるが、本講義でも参考とする。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/