授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30374:[2025 秋セメスター]放射線生物学(M) 2025 秋セメスター 木2 生命科学部 稲田 康宏、小池 千恵子、角山 雄一 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 102号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

地球上で生物は放射性同位元素および放射線に囲まれて存在しており、人体にも放射性同位元素が含まれている。放射性同位元素と放射線が何であるかを理解するところから始め、それらの利用と生物への効果を学習する。その中で、放射能並びに放射線についての基礎知識と測定原理、人体への影響や防御する方法、それらに基づく放射線の有効利用法について論考する。さらに、画像診断技術などの医療分野での応用について理解を深める。

受講生の到達目標

・原子の構造と放射壊変について理解する。
・電離放射線の種類並びに物質との相互作用について理解する。
・核反応および放射平衡について理解する。
・放射線の測定原理について理解する。
・放射線の生体影響について理解する。
・放射線被曝における線量と生体損傷の関係を理解する。
・放射線の防護方法について理解する。
・放射線の医療への応用について理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

生物科学1、生物科学2、分析・無機化学Ⅰ、分子生物学

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1(稲田)

電離放射線と非電離放射線の種類と作用(1)

原子核、原子、原子量、原子番号、質量数、質量欠損

2(稲田)

電離放射線と非電離放射線の種類と作用(2)

放射壊変、α壊変、β壊変、γ壊変、軌道電子捕獲

3(稲田)

放射線の物理化学的性質

壊変定数、半減期、速度則、放射能

4(稲田)

放射線の測定原理

電離箱、計数管、半導体検出器、シンチレーションカウンター

5(角山)

放射線が生体に及ぼす影響 (イントロ)

放射線生物学の基礎、自然放射線

6(角山)

放射線が生体に及ぼす影響(分子・細胞)

直接作用・間接作用、DNA損傷修復、染色体異常

7(角山)

放射線が生体に及ぼす影響(各論)

放射線影響の修飾、外部被ばく・内部被ばく、確定的影響・確率的影響

8(角山)

高線量放射線が人体に及ぼす影響

広島・長崎原爆被爆者の疫学調査データ、原発事故関連

9(角山)

放射線利用の恩恵とリスク

長期低線量被ばくによるリスクへの向き合い方に関する一考察

10(角山)

確率的影響に関する考察(1)

変異と遺伝性影響(遺伝的影響)・種の多様性・種の進化との関係

11(角山)

確率的影響に関する考察(2)

長期低線量被ばく影響に関する先端研究事例

12(角山)

確率的影響に関する考察(3)

変異とがん、長期低線量被ばく影響の有無に関する事項のまとめと考察

13(小池)

画像診断技術(1)

MRIの最前線(ゲストスピーカー)レポート課題
滋賀医科大学名誉教授 犬伏俊郎先生による特別講義

14(小池)

画像診断技術(2)

PETの最前線(ゲストスピーカー)レポート課題
浜松ホトニクスPET センター長 塚田秀夫先生による特別講義

授業実施形態

対面授業を14回実施する。

授業外学習の指示

授業内容を理解するために、その都度復習し、理解を積み重ねていくことが重要である。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業内容に関する課題を、manaba+Rの小テストあるいは授業内の小テストから回答することで、学習の状況を評価する。

外部講師を招いての特別講義(14回目と15回目)では、レポート提出を義務付ける。授業後、manaba+Rに期日までに各自アップロードすること。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

復習と予習を充分に行い、各回の講義内容を確実に理解していくことが重要である。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
特に定めない。

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新版 放射線生物学 窪田宜夫 医療科学社 978-4860034658
放射線生物学(診断放射線技術選書) 増田康治 南山堂 978-4525278144
放射線生物学(放射線技術学シリーズ) 江島洋介、木村博 オーム社 978-4274211195
新 放射化学・放射性医薬品学 改訂第4版 佐治英郎、前田稔、小島周二 南江堂 978-4524403264
放射線安全取扱の基礎 第三版増訂版 西澤邦秀、飯田孝夫 名古屋大学出版会 978-4815807313
低線量放射線を超えて:福島・日本再生への提案 宇野賀津子 小学館 978-4098251766
放射線と免疫・ストレス・がん 佐渡敏彦 医療科学社 978-4860034641
放射線安全管理の実際 日本アイソトープ協会 978-4890732357

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

特になし。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

特になし。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/