授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
11115:映像編集実習 (W) § 11116:映像編集技術実習(W) 2024 秋セメスター 木4-5 映像学部,映像研究科 山本 浩史 2

キャンパス

OIC/OIC

授業施設

映像編集実習室/映像編集実習室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

映像制作実習で学んだ映像編集の表現や技術をさらに深めていく。

映像信号に対する理解を深め、編集機器の扱いに習熟しそれを用いた発展的な表現技術、編集理念に基づいた編集技法や編集感覚、映像作品における高度な仕上げ技術を習得する。

本実習は主に冒頭20分くらいまでで短編映像を見せ、それの編集についての感想や質問、意見などをコミュニケーションペーパー等に書いてもらう。その後1限は講義形式で、もう1限は編集ソフトAvid Media Composerを使っての実習となる。(各回の授業内容によってはこの限りではない。)

映像編集/Avid Media Composer/映像信号/編集による映像表現  

受講生の到達目標

映像信号に対する知識を身につける。
Avid Media Composerを使って、自在な編集表現ができる。
編集理念に基づいた編集技法を用いて映像作品の仕上げができる。

具体的には、
1、映像作品を仕上げるのに必要な映像技術について説明できる。
2、Avid Media Composerを使い、同じ映像素材を用いながら、編集により違った映像表現ができる。
3、Avid Media Composerを使い、課題作品をプログラムフォーマットに則り完成させることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

映像制作実習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業の概要
映像システムの概要と運用の実際

授業の進め方、評価方法などの説明。
電子映像の基礎的な知識を深める。
映像とは/光学、化学、電子
課題作品の素材を、Avidへの取り込みを行う。
AvidMediaComposer/ファイルの保存/取込み

2〜6

映像における技術(テクノロジー)知識の習得
課題素材の編集

映像信号/NTSC/SD、HD/インタレース、プログレッシブ/テレシネ/映像フォーマット、コーデック/コンポーネント、コンポジット/デジタル/ベースバンド信号/SDI/映像記録メディア/コンテナファイル/輝度と彩度/カラーバー
Avidを使って課題作品の編集についてアドバイスを行う。
ラッシュ/サウンドオンリー/カッティング /リズム/モンタージュ

7〜9

仕上げと編集について。
課題素材の編集、監督ラッシュ 。

なぜ編集するのか。
作品を仕上げるということについて、編集者の役割。
エディター/オペレーター/仕上げ/完パケ
課題作品の編集を行うと共に、監督ラッシュとして作品の編集について評価(成績、採点ではない)分析する。

10〜11

編集表現

映画編集の歴史や表現についてまとめられた教材を使って学習する。
「カッティングエッジ」/編集の歴史

12〜13

AVID Media Composerのエフェクトやカラーコレクションの使い方
課題素材の編集、オールラッシュ
作品の仕上げワークフローとポストプロダクションスタジオの実際

エフェクトを組み合わせることにより、映像表現を拡げる。
映像の色彩についての知識を深め、Baselight for Avidを用いてカラーグレーディングを行ってみる。ゲスト講義を予定 。
色域/BT-REC.709/BT2020/カラーコレクション/カラーグレーディング
オールラッシュの終わった作品を画完パケへ仕上げを行う。
プログラムフォーマット/XDCAM/ファイルベース保存
オフライン編集/オンライン編集

14〜15

編集の構成力を養う

ショートストーリーや、あるシュチュエーションのコンテ等を作成し構成する。
モンタージュ/リズム

授業の進行によってはスケジュールが前後することがあります。
特にゲスト講義については、ゲストの都合でスケジュールの変更があり、その場合は授業中等に告知します。

授業実施形態

本授業は第1回〜第15回を対面にて実施。

授業外学習の指示

映像の技術や編集表現技術について記された文献に目をとおしておいて下さい。文献についてはこのシラバスに記された参考書にこだわりません。
課題作品の編集作業等は主に授業外時間を使って下さい。
授業時間は、編集作業に当てる場合もありますが、むしろ作業上の質問やその対応あるいは編集表現についてのアドバイスなどを中心に行います。
その他にも授業外学習については授業内で指示します。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

レポート 30%
この授業で得た技術や知識の到達度をみるため期末レポートを課す。

授業内課題 20%
15回の授業を通して課題作品の編集作業を行ない、最終授業までに提出してもらう。これに関しては編集表現も見るが完パケの形態に仕上がっているかどうかを重視して評価する。
他に授業内で編集表現力を見るための課題を出すことがありそれも含む。


出席点 50%
授業冒頭に見せる映像の編集等についてと授業における学びついてコミュニケーションペーパーへコメントをまとめていただき、それを持って出席点とする。

配点としては上記であるが、期末レポート及び課題作品を提出しなければ評価はFとする。

成績評価方法(備考)

成績評価について、出席要件として3分の2以上の出席を必要とする。
また、期末レポートおよび課題作品が提出されなければ評価できないので必ず提出すること。

本授業は出席者に対し授業開始20分くらいまでにコミュニケーションペーパーを配布する。
(システム等の都合で変更する場合あり)
それをもって出席とし、それ以降に教室へ入室したものは欠席扱いとなる。
欠席になった学生は、あらためて申し出ることにより別に課題を授ける。それが提出され評価できる内容であれば出席として認め出席点とする。
なおこれは遅刻した学生を救済する処置であり、欠席を認めるものでは無い。よって欠席が著しい場合にはこちらの判断で適用しないものとする。

受講および研究に関するアドバイス

出来るだけ多くの映画を、その視聴環境に適した形で見ておくことをおすすめします。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ポストプロダクション技術マニュアル 一般社団法人 日本ポストプロダクション協会
ポストプロダクション技術用語集 一般社団法人 日本ポストプロダクション協会
映画テレビ技術手帳 一般社団法人映画テレビ技術協会
カラーコレクションハンドブック第2版 ボーンデジタル 978-4-86246-238-1

参考書(使用頻度、その他補足)

課題制作の編集や仕上げ、あるいはレポート作成の参考にしてください。また絶版書ですが「映画編集とは何か 浦岡敬一の技法」「映像編集の秘訣」「映像編集の秘訣2」もおすすめです。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

担当者の実務経験について
本実習の担当者である山本は、東映京都撮影所にて映画やテレビドラマなどの編集に従事し、本学で教鞭を取るようになってもフリーランスの映像編集者として映画やドラマの編集の実務を行っている。本科目ではそこから得られた知見を授業内容に反映させている。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html