授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
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14080:民法Ⅵα(親族法)(J) | 2023 | 春セメスター | 月1 | 法学部 | 木村 和成 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
講義は、いずれの部分においても、基本的に、「各制度・条文(規定)の趣旨」および「判例による条文の解釈とその論理」の説明で構成されます。学説については、それらの延長上において、必要な範囲で言及するにとどめます。まずは制度・条文(規定)の趣旨、判例の考え方をしっかり押さえることが重要です。
授業内容に関する質問については、【授業実施形態】の項を参照してください。また、提出課題・定期試験に関しては、適宜講評を行います。
受講生の到達目標
(2) 判例による条文の解釈とその論理を理解すること(判例の考え方に問題がある場合は、その問題点を理解した上で、判例と異なる考え方についても理解を深めること)。
(3) 具体的な紛争に接した場合に、以上の理解を踏まえ、適切な法規範を適用し、論理的で説得力のある結論を導き出すこと。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1 | 家族法入門、親族法入門 |
親族、相続、家庭裁判所、調停、審判、人事訴訟 |
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2~5 | 婚姻 |
婚姻の成立、婚姻の効力、夫婦財産制 |
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6~8 | 離婚 |
協議離婚、裁判離婚 |
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9 | 婚姻類似の関係 |
婚約、内縁、パートナーシップ、同性婚 |
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10~12 | 実子 |
嫡出子、非嫡出子、婚外子、生殖補助医療 |
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13 | 養子 |
普通養子、特別養子 |
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14 | 親権 |
親権の効力、親権の喪失・停止 |
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15 | 後見、扶養 |
後見、保佐、補助、扶養の権利・義務 |
授業実施形態
※ オンラインでの参加については、事前申請を必要としません。オンラインで参加しようとする者は、授業開始前までにmanaba+Rに掲載されるURLに各自アクセスしてください。
※ 質問はすべて授業の前後に対面で受けることとし、オンラインでの各種質問や問い合わせには(メールも含む)対応しません。
※ 対面形式の授業が原則となるので、リアルタイム配信は、受講生の便宜のための補助的な位置づけにすぎません。そのため、画像・音声通信の途絶、接続不良等のトラブルが生じた場合でも別途の対応は行いません。もちろん、授業中でのオンラインでのコンタクト(チャット等)にも対応しません。
授業外学習の指示
毎回復習をすることで、単位が格段に取得しやすくなります。
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
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定期試験(筆記) | 60 | BCPレベルにより、定期試験が実施できない場合は、定期試験に代えて定期試験期間にオンラインで試験を実施します。詳細はmanaba+Rで告知します。 |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
40 | 課題は2回実施予定。詳細については初回授業で説明します。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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親族・相続(Legal quest 民法6) | 前田陽一ほか | 有斐閣 | 9784641179530 | 第6版。2022年12月に民法改正がなされたが、それにはまだ対応していない。 |
民法判例百選Ⅲ 親族・相続(第3版) | 大村敦志ほか | 有斐閣 | 9784641115644 | |
判例プラクティス 民法Ⅲ 親族・相続(第2版) | 松本恒雄ほか | 信山社 | 9784797226393 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/