| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 35023:実践経済演習Ⅱ(11) | 2024 | 春セメスター | 月4 | 経済学部 | 山井 敏章 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
<資本主義と近代>
資本主義と民主主義。近代世界を構成するこの二つのシステムが大きく揺らいでいます。1990年代以降における急速なグローバル化の下で進んだ世界経済の成長は、同時に世界的な、そして各国内部における経済格差の拡大をもたらしました。政治面では、いわゆる権威主義国家の勢力拡大とポピュリズムの席巻が民主主義という政治システム自体の正しさへの疑念さえ呼び起こしています。資本主義、そして近代についての理論的・歴史的考察をふまえ、今日の世界について考えることがこの授業の目的です。
【授業の方法】
・皆さんが1回生時に受講した「経済史入門」で使用した私のテキストを柱として授業を進めます。さらに若干のテキスト・文献を加え、それらにもとづくディスカッションを行います。
・授業は基本的にすべて対面形式で実施します。くわしくは下記「授業実施形態」を見てください。
受講生の到達目標
・理論的・歴史的な視野をもって現在の世界について考えることができる
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 | イントロダクション |
授業の概要と進め方 |
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| 2 |
Ⅰ.マルクスの資本主義論
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発展段階論、階級社会、プロレタリア独裁 |
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| 3 | 2.資本主義と「自由な」労働 |
労働力の商品化、疎外、搾取 |
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| 4 | 3. 発展段階論と世界史の見方 |
ヴェラ・ザスーリッチ宛書簡、ロシアの農村共同体、「複線的」発展段階論 |
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| 5 |
Ⅱ. マックス・ヴェーバーの近代社会論
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合理性、官僚制、近代資本主義 |
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| 6 | 2.宗教社会学:「世界宗教」の経済倫理 |
儒教と道教、ヒンドゥー教と仏教、ユダヤ教とキリスト教 |
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| 7 | 3.「ピューリタニズムの倫理と資本主義の精神」 |
予定説、天職、鉄の檻 |
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| 8 |
Ⅲ.「豊かな社会」日本と「抵抗の潜在力」
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タテ社会と官僚制、敗戦後の「抵抗」、三池争議 |
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| 9 | 2.高度成長と民主主義 |
高度成長と「国民経済」、所得倍増計画、国土計画、地方分権改革 |
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| 10 | 3.闘争の60年代:民主主義・市民運動・近代 |
安保闘争、ベ平連と市民運動、全共闘と「近代」 |
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| 11 | 4. 高度成長の終焉と「成長」への懐疑 |
日本列島改造論、ジャパン・アズ・ナンバーワン、エコノミック・アニマル、水俣病 |
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| 12 | 5. "Fukushima"と市民社会 |
シラケ社会、ポスト・モダン、福島原発事故、シェーナウの市民運動 |
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| 13 |
Ⅳ. 近代社会と「自由」
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システムと生活世界、抵抗の潜在力 |
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| 14 | 2.フーコーの近代社会論 |
パノプティコン、監視社会 |
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| 15 | 総括 |
総括討論 |
授業実施形態
・毎回の授業のテキスト内容について「考えたこと」等をmanabaを使って事前に提出していただきます。授業では、皆さんが提出したものを受講者全員で共有し、それをもとにディスカッションを行います。くわしくは第1回目の授業で説明します。
・受講者の理解や関心に応じて、上の「授業スケジュール」に記した毎回のトピック、読むテキストを一部変更する可能性があります。
授業外学習の指示
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 授業課題の提出=60%、授業への積極的参加=40% |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 資本主義の歴史――起源・拡大・現在 | ユルゲン・コッカ | 人文書院 | 978-4-409-51080-3 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html