授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13919:[2025 春セメスター](教)国際理解教育論(GA) 2025 春セメスター 月3 法学部,産業社会学部,文学部,法学研究科,社会学研究科,文学研究科 森田 真樹 2

キャンパス

衣笠

授業施設

清心館SE007号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

帰国児童、外国人労働者の子どもの教育、小学校における外国語活動の導入をはじめ国際的に通用する語学力の育成、国際社会における日本人としての資質育成など、国際化時代においては、内的、外的な様々な要因の絡み合いによって、新しい教育課題が表出し、国際理解教育(国際教育)の果たす役割が期待されるようになっている。本講義では、ユネスコや日本における国際理解教育の歴史的展開、国際理解教育の基本的考え方、現代の学校における国際理解教育の位置と実践上の課題、授業づくりの基本的視点などを概観することで、国際理解教育の深い理解と洞察力の形成を目指す。
なお、講義では、ESDやユネスコスクールなど、ユネスコや日本ユネスコ国内委員会の最新の取り組みについても各回の中で触れていく。

受講生の到達目標

・国際理解教育の歴史的変遷を理解する。
・国際理解教育の基本原理を理解する。
・国際理解教育の実践枠組みと特徴を理解する。
・学校教育における国際理解教育の実践上の課題が理解できる。
・自らの視点で国際理解教育の実践案を開発することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

特にありませんが、教職科目以外の国際問題や国内の関連する社会的課題についての学習も進めておくようにしてください。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

国際化時代・地球時代における教育とは

授業の概要と国際理解教育の必要性

【+R 授業】詳細はmanaba+R を参照

2

国際化社会・多文化社会における教育の課題

グローバル時代の教育課題、21世紀型学力、内なる国際化  多様性と統一性  共生

3

国際理解教育の歴史と基本原理Ⅰ

ユネスコの国際理解教育 1974年ユネスコ勧告 平和・人権・民主主義のための教育 

4

国際理解教育の歴史と基本原理Ⅱ

ユネスコスクール  持続可能な開発のための教育(ESD)とSDGs 

5

日本における国際理解教育の現状と課題

ESD 多文化教育 総合的な学習の時間 社会に開かれた教育課程

6

国際理解教育の実践の諸類型①

文化理解型  問題解決型

7

国際理解教育の実践の諸類型②

歴史認識重視型 体験重視型

8

「地球時代の教育」の思想

勝田守一 堀尾輝久 井上星児

9

国際理解教育の実践の分析①

シミュレーションゲーム

10

国際理解教育の実践の分析②

各教科での実践

11

国際理解教育の学習方法と評価

参加型学習 評価の課題

12

モデル授業開発と発表①

発表と討議

13

モデル授業開発と発表②

発表と討議

14

これからの国際理解教育のあり方

講義のまとめと自分の実践に向けてのディスカッション

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

国際理解教育は、単なる外国理解教育ではなく、21世紀の教育のあり方を問い直す大きな問題群でもあります。学校教育に閉じた議論ではなく、政治、経済、社会、文化、倫理など、幅広い知見が必要となりますので、各人で幅広い学習に心がけてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・授業やグループ学習・発表への参加の様子
・開発するモデル授業の内容や最終レポートの完成度
・国際理解教育に関する基本事項の理解度

これらを総合的に判断します。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

●「国際理解教育」は、「英語学習」や「海外留学」のことではありません。グローバル化する社会における学校教育において、「国際理解教育」は、全ての教員が、様々な場面で取り組む必要のある教育で、21世紀型の学校教育を考えることにもつながります。取得予定の免許種に関わらず、興味のある人は積極的に受講してください。
●教職科目の中でも、より高い意識を持って教職を学ぶ人に用意された「教職発展科目」に位置づく科目です。高い学習意欲をもって、責任ある態度で出席するようにしてください。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しません。基本文献は、適宜授業内で紹介します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
国際理解教育を問い直す 日本国際理解教育学会編 明石書店 978-4-7503-5179-7
国際理解教育ハンドブック 日本国際理解教育学会編 明石書店 978-4-7503-4205-4
地球時代の教養と学力 堀尾輝久 かもがわ出版 4-87699-888-4
未来をつくる君たちへ 堀尾輝久 清流出版 978-4-86029-361-1
SDGsと開発教育 田中治彦ら 学文社 978-4-2649-2
現代国際理解教育事典 日本国際理解教育学会編 明石書店 978-4-7503-5339-5
日本型多文化教育とは何か 松尾知明 明石書店 978-4-7503-5682−2

参考書(使用頻度、その他補足)

必要に応じて使用します。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

●授業スケジュールは、受講生数や受講生が取得予定の免許教科等によって変更することがあります。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/