授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51768:文学と社会(GW) 2024 秋セメスター 月3 経営学部,政策科学部,映像学部,総合心理学部 瀧本 和成 2

キャンパス

OIC

授業施設

AN210講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 京都は、平安以後日本文学創成の場であり、文学(作品)の宝庫であり続けてきた。近現代文学に於いても、森鷗外「高瀬舟」、夏目漱石「虞美人草」、与謝野晶子「みだれ髪」、志賀直哉「暗夜行路」、中原中也「在りし日の歌」、谷崎潤一郎「細雪」、川端康成「古都」、三島由紀夫「金閣寺」、村上春樹「ノルウェイの森」など数々の文学作品(名作)の舞台となり、また映像においてもクロード・ガ二オン監督作品「Keiko」や大森一樹監督作品「ヒポクラテスたち」など多くの映画作品の舞台ともなっている。そして同時に多くの文人たちの棲家(生活の場)であり、映画人たちの撮影場所ともなっている。本講義では、文芸生成の場としての〈京都〉、文人・映画人たちの住及び撮影所としての〈京都〉など様々な視点から文化・芸術(空間)〈京都〉を考察し、意味づけて行きたい。
 授業は、講義形式で行う。コミュニケーションペーパーやmanaba内「スレッド」を用いて単元の内容に対する質問、感想、意見などを聴く。その中の特徴的なものを次回の授業冒頭で取り上げ、回答や補足説明を行う。レポートに関する解説と講評も manaba+R に掲載する。

受講生の到達目標

1.1910年前後(明治40年代)に発表された森志げの文学作品の各主題を理解する。
2.森志げの作品執筆の意図を理解し、当時女性が置かれていた状況や社会的背景などを識る。
3.近代文学作品の分析・意味づけ・論証方法を修得する。
4.文学・芸術(全般)の魅力や楽しさを享受し、その役割や(存在) 意義に理解する。
5.文学•芸術の社会的意義(•意味)や価値を識る。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1〜2

【WEB授業】近代文学・芸術文化と〈京都〉

近代、芸術、京都

3

夏目漱石と〈京都〉(1)

「京に着ける夕」

4

夏目漱石と〈京都〉(2)

「門」

5

水上勉と〈京都〉(1)

「雁の寺」

6

水上勉と〈京都〉(2)

等持院・相国寺・立命館大学

7

志賀直哉と〈京都〉(1)

「暗夜行路」

8

志賀直哉と〈京都〉(2)

衣笠・鴨川・河原町

9

中原中也と〈京都〉(1)

山口から京都へ・立命館中学校

10

中原中也と〈京都〉(2)

短歌から詩の創作へ

11

中原中也と〈京都〉(3)

浪漫主義からダダイズムへ

12

梶井基次郎と〈京都〉(1)

「檸檬」

13

梶井基次郎と〈京都〉(2)

「檸檬」

14

梶井基次郎と〈京都〉(3)

「ある心の風景」

15

近現代文芸に現れた〈京都〉

総体として浮かび上がる〈京都〉

授業実施形態

第1回をWEB(ライブorオンデマンド)で、第2回~第15回を対面にて実施。

授業外学習の指示

 講義で取り上げる作品を事前に読了しておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

レポート80%(レポート論題の論理性、文章力)、平常点20%(コミュニケーションペーパー提出状況や内容など)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 講義ではテーマを視野に入れ、作品読解を丁寧に行っていくので、毎回出席するようにしてください。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『京都 歴史・物語のある風景』 瀧本和成編著 嵯峨野書院 978-4-7823-0554-6

教科書(使用頻度、その他補足)

 毎回使用する。その週の学習範囲を読んだ上で,解説を行う。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『明治文学史』 上田博・瀧本和成編 晃洋書房 4-7710-1060-9
『大正文学史』 上田博・瀧本和成ほか編 晃洋書房 4-7710-1303-9
『明治文芸館』1〜4巻 上田博・瀧本和成編 嵯峨野書院
『自由に生きるための知性とはなにか』 立命館大学教養教育センター編 晶文社 978-4-7949-7321-4

参考書(使用頻度、その他補足)

その他の参考書・研究書は講義中適宜指示する。

参考になるwwwページ

授業で指示する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html