授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
10038:教養ゼミナール(22) 2018 春セメスター 月5 経済学部,経営学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 紀國 洋 2

キャンパス

BKC

授業施設

ラルカディア 201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【クラステーマ】実例で学ぶ「初めての課題解決(ビジネス編)」

 実際の企業から提示された「リアルな課題」の解決に、学部横断型チームで「初めて挑戦する」学生の学びを支援する授業です。なお、課題解決のプロセスを2社の企業(プロジェクトA,プロジェクトB)で体験できるため、自己省察(振り返り)を再チャレンジに活かしやすいプログラムになっています。ここでの体験は、「自分は何が得意か」「大学での学びを将来どのように役立てたいか」等を考えるキャリア形成の機会にもなります。

 授業は協力企業2社から提示されるテーマに対する提案プロジェクト活動(情報収集、グループ議論、プレゼン)が中心です。授業時間内はもちろん、授業時間外も含めてフィールドワークやディスカッションを行い「提案内容」をグループで行います。協力企業の方は、それぞれ「課題説明」「一次提案」「最終提案」の際にご来学下さり、 皆さんのプレゼンに対して、評価やフィードバックをいただけます。

※本授業は「はじめて課題解決」にチャレンジする学生を対象にして授業運営されるため、1回生の積極的な受講を期待しています。(専門知識は必要ありません)

受講生の到達目標

①目的意識を持って主体的に学ぶ姿勢を身につける。
②大学での学びを「社会」や「社会で求められる能力」と結び付けて考えることができる。
③多様性のあるチームで、効果的に協業するための基本的な能力を身につける。
④課題解決に必要な基本的な能力を身につける。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

オリエンテーション 、マインドセット

授業の進め方(グランドルール・評価)、アイスブレイク(自己紹介)、授業目的に沿った意識改革。 チーム編成を行いチームビルディングへの理解を深める。

2

課題とは?ディスカッション練習

協力企業から提示される課題の理解や、グループでの活動について理解を深め、今後の活動をスムーズに進めるための「準備・練習」を行う。

3

【プロジェクトA(協力企業A)】 ①協力企業からの課題提示

協力企業の方にご来学頂き、直接「課題の説明・企業概要の紹介」等を行って頂く。質疑応答をとおして課題理解を深める。

4

【プロジェクトA(協力企業A)】 ②グループ活動

「一次提案」に向けて、グループでの情報収集や議論を行う。

5

【プロジェクトA(協力企業A)】 ③グループ活動

「一次提案」に向けて、前週に引き続きグループでの情報収集や議論を行う。

6

【プロジェクトA(協力企業A)】 ④協力企業への一次提案

協力企業の方に対して「課題に対する提案プレゼンテーション」をグループ単位で行う。すべてのグループに協力企業より講評を頂く。

7

【プロジェクトA(協力企業A)】⑤グループ活動

協力企業の方から頂いたフィードバックを参考に、各グループで議論を深め提案内容をブラッシュアップさせる。

8

【プロジェクトA(協力企業A)】 ⑥企業への最終提案・評価

協力企業の方に対して「最終プレゼンテーション」をグループ単位で行う。提案内容に対する「評価」とフィードバックを頂く。各チームでの相互評価も行う。

9

振返り・チームの再編

前半(プロジェクトA)の活動の振り返りを、グループ単位・個人単位で行う。
プロジェクトBの実施に備えて、チームを再編成する。

10

【プロジェクトB(協力企業B)】 ①協力企業からの課題提示

協力企業の方にご来学頂き、直接「課題の説明・企業概要の紹介」等を行って頂く。質疑応答をとおして課題理解を深める。

11

【プロジェクトB(協力企業B)】 ②グループ活動

次週の「一次提案」に向けて、グループでの情報収集や議論を行う。

12

【プロジェクトB(協力企業B)】 ③協力企業への一次提案

協力企業の方に対して「課題に対する提案プレゼンテーション」をグループ単位で行う。すべてのグループに協力企業より講評を頂く。

13

【プロジェクトB(協力企業B)】 ④グループ活動

協力企業の方から頂いたフィードバックを参考に、各グループで議論を深め提案内容をブラッシュアップさせる。

14

【プロジェクトB(協力企業B)】 ⑤企業への最終提案・評価

協力企業の方に対して「最終プレゼンテーション」をグループ単位で行う。提案内容に対する「評価」とフィードバックを頂く。各チームでの相互評価も行う。

15

全体の振り返り、今後の学びの検討

後半の活動や講義全体について振り返る。本授業で学んだことを今後の大学生活にどう生かせるかを考える。

授業実施形態

授業外学習の指示

 企業から社会人を招聘して実施される授業であるため、原則無遅刻・無欠席であることが求められます。また、チームでの課題解決に貢献するために、授業時間外でのフィールドワークやディスカッションにも責任を持って参画することが求められます。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業への取組姿勢(30%)グループ活動への貢献(30%)プレゼン内容(20%)総括レポート(20%)を総合的に評価します。

※課題やレポートの提出に、manaba+Rを使用します。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

 学部横断型チームで課題解決を行うプログラムであるため、殆どの授業回は、学生主体のディスカッションやグループワークで進められます。教員は、グループ活動時には主にファシリテーターとして関与し、中間・最終総括では、受講生自らが学びを振り返り、今後の学びの展望を意識化・言語化することを「ワークシート」等を使用しながら支援します。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
Project Support Notebook 株式会社ベネッセコーポレーション 株式会社ベネッセコーポレーション なし 生協で販売、購入は受講許可後に行うように。

教科書(使用頻度、その他補足)

 本科目では専用の『Project Support Notebook』(2,000円程度)を使用します。【生協で販売】

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

教養ゼミナールHP(開講クラス一覧)
http://www.ritsumei.ac.jp/liberalarts/seminar/class/index.html/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー

備考