授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14941:[2025 春セメスター]美と芸術の論理(GD) 2025 春セメスター 木1 国際関係学部,文学部 上田 高弘 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

美あるいは芸術という、すぐれて感性的なものを、ただ感性にのみ委ねるのではなく論理的に語ろう。その入門講座として当科目は構想される。論述の主たる方法論として選ばれるのは美術史学であり、とくに序盤は、様式(カタチ)の歴史の、ついで意味(ナカミ)の読解の、それぞれの観点からのアプローチが試みられる。音楽史にかかわる比較芸術学的な講述を中盤にはさんだうえで後半は、いわゆる制度論的な観点から美術館、ジェンダー、あるいはサブカルチャー、…などをキーワードとしたテーマ別分析が試みられる。

全14回を受講し終わったあと、受講者がこれまでとは違った視線で美に、芸術に接することを、担当者は念願している。

なお、課題のフィードバックは、早いものでは翌週、遅いもの(最たるものは「レポート」と呼ぶもの)でも最終回までのいずれかの授業中に、教育的効果の高い数例の「回答」(当manaba+Rのアンケート機能を利用するから)を紹介するかたちでおこなう。

受講生の到達目標

● 芸術史の基礎的な知識にもとづいて美や芸術を鑑賞(評価)することができる。
● そうした知見/経験をより主体的な鑑賞(評価)へと発展させることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

教養科目なので、事前に要求する条件は「ない」。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
01

「美」と「芸術」の「論理」のために――イントロダクション

美、芸術、論理 [各回テーマに対する副題がある場合は、それを当欄に記すこととする。]
(この01に先立って、シラバスの補足説明をもってオリエンテーションとする【+R授業】[20分程度のオンデマンド動画]を公開する予定)

02

様式論(1) 西洋美術史3000年の鳥瞰〔サーヴェイ〕

歴史、様式

03

様式論(2) クラシックとは何か

古典(クラシック)、ルネサンス、バロック

04

意味論(1) 聖書と美術

ユダヤ教、キリスト教、教典

05

意味論(2) イコノグラフィーからイコノロジーへ

図像、意味、形式と内容

06

美と権力の地勢図――こんどは空から鳥瞰〔サーヴェイ〕しよう

ヨーロッパ、カトリック、プロテスタント

07

近現代の美術(1) 1750-1900

啓蒙、産業革命、市民社会

08

再び、「美」と「芸術」の「論理」のために――前半の回顧

美、芸術、論理

09

音楽と美術(1) 調性音楽と遠近法

ドレミ、ピアノ、平均律

10

音楽と美術(2) 無調の時代へ

無調、十二音音楽

11

近現代の美術(2) 1900-

抽象絵画、反芸術

12

制度論(1) ヌードとポルノグラフィー

性、ジェンダー、猥褻

13

制度論(2) 美術館とは何か

コレクション、博物館、展示

14

三たび、「美」と「芸術」の「論理」のために――後半の回顧

美、芸術、論理 [中間レポートの講評等による]

授業実施形態

対面授業で実施する。

授業外学習の指示

初学者の受講もおおいに想定した科目なので、時おり資料類を事前配布して指示する場合以外は、特別な「予習」は必要ない。ただし、レジュメそのものは基本的に配布しないので、復習用には、連続して出席して自力でノートを充実させることが必要となる。なお、使用する視聴覚素材の著作権の関係もあって、――担当者自身の「記録」と「振り返り」のためにZOOMで収録はするが――授業時間外に視聴できる「オンデマンド配信」はサポートしない。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

manaba+Rで出題される「課題」(「出席カード」、「アンケート」、「レポート」…を指す)を成績評価対象とする。それら概要については初回に一括で説明し、以後も効果的なタイミングで実施するたび――とくにそれぞれの初回には――、ていねいな追加説明をおこなう。

成績評価方法(備考)

「レポート」(できれば序盤と中盤に出題したい)の未提出者については単位認定しない。また、成績評価方法の詳細については、【+R授業】となるオンデマンド動画でもわかりやすく説明する。

受講および研究に関するアドバイス

授業で紹介する文献等はもちろんだが、それらに限らず、さまざまな作品、展覧会、公演等に接することは、きわめて有益である。座学だけでなく、アンテナを鋭敏に張った自身の〈文化活動〉によっても滋養分を得ることを、推奨する。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しないが、事前もしくは当日の配布となる資料によって授業を進行することがある。(一度配布した資料を、欠席者向けに個別に整理して対応することはない。)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
世界美術大全集 西洋編 小学館 全28巻
聖書 新共同訳 続編付き 日本聖書協会 諸版アリ

参考書(使用頻度、その他補足)

上には、包括的な全集と世界最大のベストセラー(の翻訳)のみ掲出したが、必要に応じて他にも授業中に紹介する。

参考になるwwwページ

必要に応じて授業中に紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

授業スケジュールの項にはとりあえず過年度の実績を掲出しており、本年度分の担当にあたってはより教育効果を高めるための微修正(マイナーチェンジ)も随時おこなう予定である(受講生にはていねいに説明する)。コースツール(manaba+R、そして来年度には完全にそれに切り替わるmoodle+R)の積極的活用、遅刻の取扱い、資料配布にまつわる約束事(配布回以降の入手は所定場所で自己責任で)、…等については、口頭で、また【+R授業】となるオンデマンド動画でも、わかりやすく説明する。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/