授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33914:[2025 春セメスター]経済学入門(EA) 2025 春セメスター 月1 経済学部 篠田 剛、中井 美和 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【概要】経済学は複雑な現代社会の仕組みを理解し分析することを目標とします。経済学は個々人の消費や労働、企業、政府・国の諸活動を分析し、社会や世界が豊かになり幸せになるにはどうしたらよいかを考えます。その際、経済社会はきわめて複雑に絡み合っているので、漠然と経済に興味を持ち、経済を眺めるだけでは結局何もわかりません。経済学が2世紀以上にわたって開発してきた「理論」を学び、それを通して現実を分析することで、現実の仕組みや因果関係が浮かび上がってきます。
また、経済理論から現実を考え、現実から理論を考える過程で、あらゆる問題について洞察力、論理的に議論を展開する論理力、相手とコミュニケートし理解をうる説得力が養われます。企業など社会が文社系卒業生に求める能力もそうした洞察力、論理構成力・説得力なのであり、経済理論を通じて経済分析することでこれらが鍛えられます。
「経済学入門」は、経済社会を見る視点や基本的な用語、経済学の理論の初歩とそれを通してみた現実の具体的経済問題について講義します。経済理論は単一ではないので、それぞれを専門とする複数の教員が分担して講義することで、経済学全体を見通すことができるようになります。
【方法】社会経済学分野では、教員による講義を中心とした授業を行います。ミクロ経済学・マクロ経済学分野では,反転授業の形式で、問題演習や個人ワーク、グループワークを行います。

受講生の到達目標

1.経済学の基本的な考え方とその重要性を説明できる
2.経済学の基本的な用語や概念を正しく使える
3.経済理論が現実の経済現象の理解にどのように役立つのかを説明できる

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1/篠田

社会経済学分野講義1.Introduction/利潤の源泉と剰余価値

古典派経済学、社会経済学、労働力の価値、剰余価値
【+R 授業】詳細は manaba+R を参照

2/篠田

社会経済学分野講義2.賃労働者の形成と資本・賃労働関係の成立

二重の意味で自由な労働者、剰余労働の取得の歴史的形態、本源的蓄積

3/篠田

社会経済学分野講義3.技術革新と超過利潤の形成

技術革新と生産力、社会的価値、社会的必要労働時間、個別的価値、特別剰余価値

4/篠田

社会経済学分野講義4.資本蓄積と相対的過剰人口

資本の有機的構成の高度化、産業予備軍、産業循環、相対的過剰人口の存在形態

5/篠田

社会経済学分野講義5.利潤率の傾向的低下――資本制生産の長期動態

利潤、利潤率と剰余価値率、平均利潤率、利潤率の傾向的低下の法則

6/篠田

社会経済学分野講義6.貨幣とインフレーション

価値尺度、交換手段、貨幣蓄蔵、価格の度量標準、不換紙幣、インフレーション

7/篠田

社会経済学分野講義7.価値法則と社会経済学

商品の価値規定、使用価値と価値、価値体系と価格体系、歴史性、社会的視座

8/中井

ミクロ経済学・マクロ経済学分野 授業1.ガイダンス/グループワークのためのアイスブレイク/イントロダクション/トレードオフ

経済学,ミクロ経済学,マクロ経済学,社会経済学,選択,トレードオフ
【+R 授業】詳細は manaba+R を参照

9/中井

ミクロ経済学・マクロ経済学分野 授業2.費用,合理性,インセンティブ

機会費用,合理性,インセンティブ

10/中井

ミクロ経済学・マクロ経済学分野 授業3.限界原理

限界費用,限界便益,限界収入,利潤,利潤最大化

11/中井

ミクロ経済学・マクロ経済学分野 授業4.交易の利益

交易の利益,絶対優位,比較優位,生産可能性フロンティア

12/中井

ミクロ経済学・マクロ経済学分野 授業5.交易の利益市場の性能,市場の失敗

資源配分,市場均衡,効率性,市場の失敗,外部性,市場支配力,政府の役割

13/中井

ミクロ経済学・マクロ経済学分野 授業6.GDP

生産性,名目GDP,実質GDP,付加価値

14/中井

ミクロ経済学・マクロ経済学分野 授業7.物価,インフレと失業

物価,物価指数,貨幣,インフレーション,失業

授業実施形態

すべての回を対面で行います。

授業外学習の指示

社会経済学分野でレポート課題を課します。授業内での学習だけでなく、予習・復習で理解を十分深める必要があります。
また、適宜課題(ホームワーク)を指示することがあります。講義内で指示された課題はしっかりと取り組むことが必要です。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 30

多肢選択問題を出題し、その正答個数で評価します。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
70

社会経済学分野のレポート(1回) 20%
ミクロ経済学・マクロ経済学分野の小テスト(6回) 20%
毎回のコメントシートまたは予習での疑問・演習問題の解答などの提出(14回) 30%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

<注意点>
 必読文献および参考文献のリストは、manabaを参照すること。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
マンキュー経済学I ミクロ編 第4版 N.グレゴリー・マンキュー 東洋経済新報社 978-4492315194
アセモグル/レイブソン/リスト ミクロ経済学 ダロン・アセモグル,デヴィッド・レイブソン,ジョン・リスト 東洋経済新報 東洋経済新報社 978-4-492-31513-2

参考書(使用頻度、その他補足)

上記の参考書はどちらもミクロ経済学・マクロ経済学分野の参考書です.

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/