授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15332:自主企画演習(JB) 2024 春セメスター 水6 法学部 平野 仁彦 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS307号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 現代法の構造を探究する。
 今世紀に入ってから、司法制度改革等により社会の法化が一段と進行し、現代日本法は複雑な展開の中で壮大な体系性を成すものになってきている。演習では、全体的構造がどうなっているのかを法理論的観点から探り、その俯瞰を試みる。
 演習は毎回、次の三部構成で行う。各回テーマ関連の論文ないしケースの分担報告、報告内容補足を含めた短い講義、および、テーマに関するディスカッションと単票記述。時間割当てはほぼ等分。
 なお、本授業計画は企画立案に当たった学生たちと教員の相談結果。授業科目であるため下記成績評価方法を変えることはできないが、演習各回のテーマ等については、春学期授業開始後、参加者意見により部分変更もありうる。

受講生の到達目標

・構造論の視点をもち現代法の全体構造について一定の理解を得る。
・関連する論文やケースについてきちんと報告できるようになる。
・法構造論に関する特定テーマについて自由に討議できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1.

法規範

はじめに、規範の意味、横帯/縦帯

2.

法言語

法言語概念、線引き、core/penumbra

3.

法の段階構造

法の妥当性、上位規範/下位規範、適用と創造

4.

ルールと原理

rule/principle、ruleを基礎づけるprinciple

5.

法的三段論法

大前提としての法規範、要件事実、適用と包摂

6.

法の統合性

整合的法解釈、fit+justify、統合性の理念

7.

法の内と外

内的正当化/外的正当化、垂直的公平、法と事実

8.

基本権体系

個人の尊重、基幹的自律権/派生的自律権

9.

二重の基準論

精神的自由/経済的自由、消極目的規制/積極目的規制

10.

法的権利

権利の4分類、意思主義、同意抗弁

11.

公法/私法

私区分、私的自治原則、実質法/形式法

12.

法の手続化

法のautopoiesis性、手続化、実体法/手続法

13.

ソフトロー

ハードロー/ソフトロー、原理競合、自由の法構造

14.

司法ミニマリズム

狭く浅い決定、多元的社会、法秩序の安定性

15.

まとめ

授業実施形態

第1回から第15回すべて所定の演習室において対面形式で行う。

授業外学習の指示

演習であるため各受講生の文献分担報告を必須とする。各回所定の文献(論文ないしケース)について、報告担当者はそれを読解しレジュメを作成して報告準備する。他の演習参加者も目を通しておくことが望ましい。文献は事前にクラス配布するとともに、念のためそのpdfファイルをmanabaにも掲載する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①出席および単票提出を含む毎回の取組み 60%
②論文ないしケースの分担報告 30%
③期末レポート課題 10%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html