Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
30784:[2025 Fall]Earth Science (G1) 2025 Fall Tue2 College Of Economics,College of Gastronomy Management,College of Pharmaceutical Sciences,College of Sport and Health Science (tentative name) SAWAKI YASUNORI 2

Campus

BKC

Class Venue

Co-learning303

Language

日本語

Course Outline and Method

<授業の概要>
地球科学は,我々人類が棲む「地球」の謎を解き明かす学問である.その対象は生命圏から地球深部,海洋,大気圏,さらには宇宙圏にまで及ぶ.そして,地球誕生から現在に至るまで,様々な時空間スケールの現象が複合的に発生してきた.本授業においては,固体地球(地球表層および内部)がどのような進化して現在の生命圏を形成するに至ったか,またその固体地球の性質と多様な物理現象について,先人たちがどのようにして地球の謎に挑んできたかを紹介する.

主なテーマとして,以下の内容を扱う:
1. 地球の形状と内部構造
2. 地球表層の動き(プレートテクトニクス理論)
3. 地球・生命の起源と進化
4. 地震・火山活動

これらのテーマを通じて,地球の謎に対する洞察を深めることを目指す

<授業の方法>
対面での実施を基本とし,原則講義スライドを用いる.最大4回程度はメディアを利用して実施する可能性がある.オンデマンド配信授業の場合も,対面授業と同じ開講曜日・時限に受講することを強く推奨する.メディアを利用して実施する場合は事前にコースニュースなどで通知する.
毎授業終了時に,授業内容に対する質問や感想,授業内で提起した論点に関する意見を記述すること.また同時に簡単なクイズを行う場合がある.これらは出席カード(manaba+Rまたはmoodle+R)のクエスチョン欄を用いる.質問や意見の中で特徴的なものについては,次回授業にて取り上げ,フィードバックを行う.
これらに加え,2–3回提出を求めるレポートの内容に基づき成績評価を行う

Student Attainment Objectives

1. 固体地球の基礎的な性質(重力,地震波など)を理解し説明できる
2. 地球内部構造や地球表層・内部の動きを,1の性質とともに説明できる
3. 地球・生命の起源と進化がどのように研究されてきたかを理解する
4. 地球物理現象(地震や火山活動など)のしくみを,プレートテクトニクス理論を元に説明できる
5. 自分にとっての「地球の謎」を見出し,それを客観的・論理的に整理することができる

Recommended Preparatory Course

特になし

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
01–04

授業の導入/地球の形状と内部構造

【+R授業】第4回は+R授業として実施する.詳細はmanaba+R/moodle+Rを参照
※第1回および第4回はオンデマンド授業とする.教室での講義は実施しない

地球科学は我々人類が棲む「地球の謎」を解き明かす学問である.そういった地球の謎は様々な時空間スケールに見出すことができる.初めに地球の形状やに着目してみよう.現代では地球は丸いことは常識だが,先人たちは途方もないスケールの地球に対して,どのように地球は丸いことを導いたのか.そもそも地球は単なる球体なのか.地球上の位置をどう表現すればいいか.また,地球の地下深くについても考えてみよう.地球内部は何でできているのか.それらをどのように推定すればいいか.これらの具体例から,直接人間の目で観ることのできない対象を推定する方法を学ぶ

【キーワード】重力・万有引力・遠心力,ジオイド・地球楕円体,アイソスタシー,重力異常,地図投影法,地震波

05–07

地球はどうして動き続けるのか?

1960年台にプレートテクトニクス理論が提唱されてから,人類は様々な地球物理現象を説明できるようになってきた.例えば,海洋プレートが大陸プレートの下に爪の生える程度の速度で沈み込むことで,地震現象や火山活動が発生することが知られる.しかし,このような時空間スケールの地球の動きに対して,人類はどのようにして認識し,プレートの存在を発見したのだろうか.地震学,地質学,地球電磁気学,測地学などの広い観点から,プレートテクトニクス理論の裏付けを行う.また,地球内部における動きについても考察する

【キーワード】大陸移動説,地球磁気,海洋底拡大説,プレートテクトニクス,マントル対流,プルームテクトニクス,地殻変動

08–09

地球とそこに棲む生命はどのように誕生し,進化してきたのか?

現在の地球と生命に至るまで,地球にどのようなドラマがあったのだろうか.地球の起源・進化と生命の起源・進化をたどるには,どのような証拠を探せばよいのか.それぞれ地球惑星物質という観点から概論的に探る

【キーワード】地球惑星物質,初期太陽系,ジャイアントインパクト説,生命起源物質,化学進化,海底熱水活動

10–14

地震・火山噴火とはなにか?地震・火山災害に対して社会がどう対応していくべきか?

「地震」と聞くと,地面が強く揺れ,時には我々の生命・社会活動に甚大な影響を与えうる現象と思い浮かべるかもしれない.しかし地震の本質は,地球内部の岩盤の高速破壊すべり現象であり,人類が挑み続ける地球の最大の謎の一つである.また,火山噴火も同様に我々が注視すべき現象の一つである.実はこれらの現象は,プレートテクトニクス理論によって理解が進んできた背景がある.このテーマでは,地球物理現象のうち,地震と火山に着目し,それらの基本的性質と先人たちの思考を学ぶ.

さらに,これらの現象は時には甚大な「自然災害」に発展することが考えられる.世界有数の地震火山大国に暮らす我々は,地震災害や火山災害にどう向き合っていけばよいのか.そういった観点の元,地球科学と社会科学のこれからについても考察を行う.

なお,第11回目の講義(12/09)はゲストスピーカーが行う.詳細については事前にコースニュースなどで通知する

【キーワード】海溝型地震,内陸地震,活断層,スラブ内地震,津波,火山噴火,地下構造,地震・火山災害,防災減災学,環境学

Class Format

対面での実施を基本とし,原則講義スライドを用いる.最大4回程度はメディアを利用して実施する可能性がある.オンデマンド配信授業の場合も,対面授業と同じ開講曜日・時限に受講することを強く推奨する.メディアを利用して実施する場合は事前にコースニュースなどで通知する

なお,配布資料は受講生個人の学習にのみ利用すること.全体・一部に関わらず,複製・転載・再配布は固く禁ずる

Recommendations for Private Study

授業日前日までに講義スライドをLMS(manaba+Rまたはmoodle+R)にアップロードするので,予習や復習に活用すること.予習や復習においては,参考書や「参考になるwwwページ」,または授業中に紹介した資料・ウェブサイトなども有効活用すること.地球科学に関する情報は様々な媒体に掲載されている.情報の真偽には注意しつつ,日頃からそういった情報に触れておくとよい

なお,配布資料は受講生個人の学習にのみ利用すること.全体・一部に関わらず,複製・転載・再配布は固く禁ずる

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 0

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

毎授業終了時に提出を求める簡単なレポート(200–400字程度),クイズ,および全体で2–3回提出を求めるレポートの内容に基づき成績評価を行う

Grade Evaluation Method (Note)

レポート作成に際し,文献の文章を出典を明示せず自分のものとして記載する行為や他者のレポートを書き写す行為は厳禁である.レポートの剽窃行為は,剽窃者のみならず,剽窃ほう助者も懲戒の対象になる.また,生成系AIが生成した文章を転用することは,たとえ意図せずとも,著作権侵害や剽窃行為に該当する可能性があることを認識すること.自身の理解や考えを自身の言葉で記し,伝える能力を養うことがレポートの目的である.レポートには必ずしも真理や正解を求めないが,事実と主観を明確に区別し,事実については客観的な根拠やデータに基づいた記載をすること

剽窃行為については下記の資料を参考にすること
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=481895

Advice to Students on Study and Research Methods

用語や文章の丸暗記ではなく,性質や現象の概念や意味を理解し説明できるようになること
講義内容は一回完結ではなく,全体的に関連していることから,予習・復習に心がけること
なお受講に際しては,高校地学の知識を必要としない.むしろ,高校地学を受講していないことを前提とした講義展開としている.一方で,中学数学や高校数学I/A程度の数学の知識を有する方が理解が進む場合があるが,苦手意識があったとしても忌避する必要はない

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
もういちど読む 数研の高校地学 数研出版編集部 数研出版 978-4-410-13959-8
絵でわかるプレートテクトニクス 地球進化の謎に挑む 是永 淳 講談社 978-4-06-154768-1
絵でわかる地震の科学 井出 哲 講談社 978-4-06-154781-0
地球・生命 ―その起源と進化― 大谷 栄治・掛川 武 共立出版 9784320046450

Reference Books (Frequency of Use, Note)

これらの書籍は予習・復習に活用できるが,これらに限ったものではない.各自にとって理解が進みやすい参考文献を見つけること

Web Pages for Reference

・気象庁ホームページ | 各種データ・資料
https://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html
気象庁が持つ地球科学に関する様々なデータ(特に日本列島周辺)を収集できる.「地震の活動状況(速報データ)>震央分布」に移ると,1週間前から当日までの地震活動状況をインタラクティブに確認できる

・USGS Earthquake Catalog(英語ページ)
https://earthquake.usgs.gov/earthquakes/search/
米国地質調査所(USGS)が提供する世界中の地震の震源分布カタログ.地震発生の期間や場所,規模などを絞り込んで地図に投影させることができる.全世界の地震発生分布がひと目で確認でき,それがプレートとどのような位置関係にあるかを知ることもできる.特定の地震をクリックすると,その地震の詳細な情報や解析結果を閲覧できる

・Google Map / Earth
https://www.google.com/maps/
https://www.google.co.jp/intl/ja/earth/about/
オプションから "Earth" を選択すると,衛星画像により再現された地球表面を閲覧できる.さらに海底地形図なども反映されているため,沈み込むプレート境界の存在などを確認することも可能

・地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php
産業技術総合研究所地質調査総合センターが作成したインタラクティブな地質図.Google Earth上に様々な地質情報や関連情報を描画することができる

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students

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【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/