授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30593:[2025 秋セメスター](教)数学科指導法Ⅰ (G2) § 30594:(教)数学科教育研究(G2) 2025 秋セメスター 月3 理工学部,理工学研究科 安尾 勝雅 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス112号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

新任の中学校数学科教師として数学科授業を実践するために必要な能力(資質・知識・実践力)の中でも、特に、授業をデザインする際に求められる単元・授業の設計能力(授業デザイン)と教材開発能力、理論モデルの選択能力について学習する。

受講生の到達目標

■中学校学習指導要領で扱われる数学の内容について、小学校から高等学校・大学までの算数・数学の学びとの系統性を考え深く理解する。
■単元ごと、授業ごとの目標・評価基準を設定し、それに基づく授業(情報通信技術の活用を含む)をデザインすることができる。
■教材開発の視点、方法を習得する。
■中学校・高等学校の教科書の内容に加え、発展的な内容についても取り扱い、数学の魅力を伝えることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション 数学教育の課題

○講義 グループ交流
・本授業の進め方
・文科省全国学力調査
○講義 課題「数学を振り返る(1)」
【+R 授業】詳細はmanaba+Rを参照

2

学習指導要領

○講義
・学習指導要領の趣旨・内容
・数学科の目標
○講義 課題「数学を振り返る(2)」

3

中学校学習指導要領「数学」の理解(1)

○講義 グループ研究
・領域A「数と式」・B「図形」・C「関数」・D「データの活用」の概要
○講義 課題「数学を振り返る(3)」

4

中学校学習指導要領「数学」の理解(2)

○講義 グループ研究(発表)
・領域A〜Dの研究発表
○講義 課題「数学を振り返る(4)」

5

授業デザイン・教材開発 領域A「数と式」(1)

○講義
・「負の数」の導入
○講義 課題「数学を振り返る(5)」

6

授業デザイン・教材開発 領域A「数と式」(2)

○講義 グループ研究
・「負の数」の演算・計算規則 数直線
○講義 課題「数学を振り返る(6)」

7

授業デザイン・教材開発 領域B「図形」(1)

○講義
・図形の性質と証明(二等辺三角形の両底角相等)
○講義 課題「数学を振り返る(7)」

8

授業デザイン・教材開発 領域B「図形」(2)

○講義 グループ研究
・ユークリッドの原論
○講義 課題「数学を振り返る(8)」

9

授業デザイン・教材開発 領域C「関数」(1)

○講義
・関数概念 比例・反比例から一次関数へ
○講義 課題「数学を振り返る(9)」

10

授業デザイン・教材開発 領域C「関数」(2)

○講義 グループ研究
・関数とグラフ 関数概念の指導
○講義 課題「数学を振り返る(10)」

11

授業デザイン・教材開発 領域D「データの活用」(1)

○講義
・小学校から高等学校までの統計指導
○講義 課題「数学を振り返る(11)」

12

授業デザイン・教材開発 領域D「データの活用」(2)

○講義 グループ研究
・具体的なデータの分析 「箱ひげ図」
○講義 課題「数学を振り返る(12)」

13

授業デザイン・教材開発 情報通信技術の活用

○実習 グループ研究
・「関数とグラフ」の指導

14

数学教育の今後の方向 評価 まとめ

○講義 グループ研究(発表)
・レポート「書籍紹介」
・授業の振返り

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

■中学校及び高等学校の教科書を読み直し、定理や公式の証明を自らできるようにすること。その中で定理や公式について体系的に理解すること。
■各回の授業時に課題「数学を振り返る」を課す。しっかり取り組み定められた期限(次回授業)に提出すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

■下記項目の総合評価(40%)
・出席状況(欠席は原則3回まで)
・グループ活動(積極性、協力姿勢、責任感)
■提出課題・小テスト(40%)
・授業での課題に対する取り組み状況
・提出内容、及び授業内容の理解に関する小テストの結果
■レポート(20%)
・アクティブラーニング等、授業の指導法に関する本を一冊読み論評する。
(本の内容を紹介し意見・感想を述べる)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

■中学校及び高等学校の数学教科書を常に参照すること。
■授業ではグループでの討議・研究も行う。積極的に参加し各自の責任を果たすこと。
■中学校の授業においては三角定規・コンパスを用いて指導を行う場面がある。必要に応じ活用するので準備しておくこと。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
中学校学習指導要領解説数学編 文部科学省 日本文教出版 9784536590129

教科書(使用頻度、その他補足)

上記に加え資料プリントを適宜配付する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
小学校学習指導要領解説数学編 文部科学省 日本文教出 9784536590105
高学校学習指導要領解説数学編 文部科学省 学校図書 9784762505355

参考書(使用頻度、その他補足)

これらの本は安価であるので是非購入すること。教職に就いた際には必携の本である。

参考になるwwwページ

文部科学省HP:www.mext.go.jp (学習指導要領/高大接続改革)
国立教育政策研究所HP:https://www.nier.go.jp(学力調査/学習評価)

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

担当者の実務経験について
本講義の担当者は、大阪府公立高等学校数学科教員、大阪府教育委員会事務局勤務、大阪高等学校数学教育会役員等の実務経験を有している。本科目ではそこから得られた知見を授業内容に反映させている。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/