授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33610:専門ゼミナール(TI) 2024 秋セメスター 火5 理工学部 木村 智 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス107号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

【クラステーマ】建築とアートの関係によるデザイン史


 西洋において建築と絵画の関係は密接で、建築は芸術の一つとして捉えられていた。イタリアのファシズム期には、建築が芸術の最高位とムッソリーニによって、位置付けられていた。また、1920年代以降では、建築と絵画の作品の双方に共通して、グリッドによる造形表現が確認でき、絵画の表現方法である色彩が建築にも取り入れられていることが明らかになっている。イタリア人歴史家レオナルド・ベネヴォロは「1890年代以後のアヴァンギャルド建築家の変革は、画家の仕事と緊密な関係を持っている」と述べた。そして、「単なる形態上の好みの類似性の問題ではなく、ある建築家の行為がある画家の行為を前提とし、また、その逆というような結果の交換での問題であった」とも語っている。
 本クラスでは、戦間期における芸術における模造と創造の文化史を特に建築と絵画の関係性に着目し、事例を踏まえながら学ぶ。また、その方法として対話型観賞を用いて、授業中のディスカッションを通じて、知識の定着を目指す。さらに、学生においても、各自で一つの作品について取り上げ、それについてに発表を行ってもらう。

※受講条件があります。時間割表を確認のうえ、受講登録を行ってください。
※本科目応募方法は、manaba+R「お知らせ」参照

受講生の到達目標

以下の4つの項目を達成目標とする。
・芸術における模造と創造の文化史について、専門用語を用いて説明できる
・芸術文化に関する様式について、事例を挙げながら、その特徴を基礎的な専門用語を用いて説明できる
・模造と創造の結果としての芸術作品について、社会的背景を踏まえながら発表することができる
・調査した内容を梗概形式で、各自が作成した図や表などを用いながら、まとめることができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業ガイダンス

西洋建築史と西洋アートデザイン史について

2

西洋文化を受容した日本

日本とイタリア・フランス・ドイツ

3

西欧における芸術の変遷

中世主義

4

中間発表1+ディスカッション

各学生の調査結果の報告とそれについての議論

5

中間発表2+ディスカッション

各学生の調査結果の報告とそれについての議論

6

中間発表3+ディスカッション

各学生の調査結果の報告とそれについての議論

7

過去との断絶と近代への挑戦

イタリア未来派と第一次世界大戦

8

各芸術運動について①

アールヌーヴォー、ウィーン分離派、ロシア構成主義、合理主義、モダニズム

9

各芸術運動について②

古典主義、オランダ新造形主義、純粋主義、プレーリー・スタイル、批判的地域主義

10

モダニズムの受容とその批判

バウハウス、ル・コルビュジエなど

11

最終発表1+ディスカッション

最終レポートに向けての進捗報告とそれに関する議論

12

最終発表2+ディスカッション

最終レポートに向けての進捗報告とそれに関する議論

13

最終発表3+ディスカッション

最終レポートに向けての進捗報告とそれに関する議論

14

最終発表4+ディスカッション

最終レポートに向けての進捗報告とそれに関する議論

15

最終発表5+ディスカッション+まとめ

最終レポートに向けての進捗報告とそれに関する議論
講義のまとめ

授業実施形態

第1回~第15 回を対面授業にて実施

授業外学習の指示

講義の中頃に中間発表、最終週頃に最終発表を予定しています。それに向けて、発表内容について準備してください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回の出席、最終レポート、発表にて成績を評価する。 ・ディスカッションへの参加を出席とする。出席点は30点 ・文献調査などの中間発表を行ってもらう。中間発表20点 ・最終的な梗概とその内容に関する発表により成績を評価する。発表20点、梗概提出30点。

成績評価方法(備考)

2/3以上の出席を必須とする。

受講および研究に関するアドバイス

ワードやパワーポイントなど、論文作成に必要なツールは使えるようにしておくこと。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

講義日にmanabaか教室にて、講義資料を共有します。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
カラー版 図説 デザインの歴史 天内 大樹ほか 学芸出版社 978-4761528348
増補新装 カラー版西洋建築様式史 羽生修二ほか 美術出版社; 増補新装版 978-4568400786
センスは知識からはじまる 水野 学 朝日新聞出版 978-4022511744
論文作法─調査・研究・執筆の技術と手順─ (教養諸学シリーズ) ウンベルト エーコ (著), 谷口 勇 (翻訳) 而立書房 978-4880591452
西洋に学んだ日本の近・現代建築 初田 亨 彰国社; 新訂第2版 978-4395012329

参考書(使用頻度、その他補足)

各授業内でその都度案内します。

参考になるwwwページ

各授業内でその都度案内します。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/