| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 34082:物理学実験 (T2) § 34083:物理学実験(M) § 34084:(教)物理学実験(G1) | 2022 | 秋セメスター | 金3-5 | 理工学部,生命科学部 | 中田 惟奈、難波 秀利、平井 豪、藤井 康裕 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
このような研究プロセスを経て,現在教科書に載っている物理学の知識が蓄積されてきたのである.しかし,小・中・高校生だけでなく大学生でさえ,その事実を意識しないまま,物理学あるいは他の理科教科も学んできたのではないだろうか?理科教員を目指す皆さんには,是非この研究プロセスを体験してもらい,将来,科学の知識だけではなく科学の方法も生徒たちに伝えられるようになってもらいたい.
そこで,この授業では,物理学の知識そのものだけでなく実験物理学の研究手法も修得することを目指す.まず,力学,熱力学,電磁気学,現代物理学の中からテ-マを与えられた「課題実験」を通して,物理学の基礎知識とともに,測定,データ解析,レポート(論文)作成までの実験物理学研究の基本を学ぶ.そして「自由実験」で,実験テーマの設定,実験計画の立案、実験装置の製作など全て含めた「本物の」実験を自分で行い,最終的にその実験結果について広く他者に理解してもらうための発表を行うことで,実験物理学の研究プロセスを体験する.
全授業回で基本的に対面授業を予定しているが,場合によってはウェブ対応とする.ただし,ウェブ対応とする授業回については事前に連絡する.
受講生の到達目標
1.対象となる自然現象の原理・法則を理解するとともに,
2.自然現象を定量的に表現する物理量を測定する方法・技術を習得する.また,
3.得られた実験デ-タから信頼できる実験事実を取り出すデ-タ解析法と,
4.実験事実から導き出した自分の結論を他者に理解してもらうための実験レポートの作成法を習得する.
さらに,「自由実験」において,
5.自分が興味をもった自然現象について,みずから研究課題を設定し,その課題の解決に取り組む力を養う.
事前に履修しておくことが望まれる科目
また,物理科学科生については「基礎物理学実験講義」および「基礎物理学実験」の単位を修得していることが強く望まれる.(備考も参照)
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
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※下記の授業スケジュールは、BCPレベル1-4を想定して記載しています |
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| 1 (難波,平井,藤井,中田 | 安全教育,誤差 |
実験の進め方と安全教育および誤差の取り扱いに関する実験 |
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| 2〜6 (難波,平井,藤井,中田) | 課題実験,データ解析法,実験レポートの作成,自由実験の計画および予備実験 |
「課題実験」では,小グル-プに分かれ,下記の実験テーマの中から3課題,1課題2週間かけ,実験を行う.各実験終了の翌週に実験レポートを提出し,授業時間内にそのレポートについて討議する.その討議の結果を受けて,実験レポートを修正し,再提出する. また,セメスター後半に実施する自由実験の計画について話し合う.
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| 7〜15 (難波,平井,藤井,中田) | 自分で設定したテーマで実験を行う「自由実験」に取り組む. 最終週に,自由実験についての発表会を行う. |
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授業実施形態
・ 対面授業を実施する。
【BCPレベル2の場合 / In the case of BCP level 2】
・ 対面授業を実施する。
【BCPレベル3~4の場合 / In the case of BCP level 3-4】
・ 対面授業を実施する。
授業外学習の指示
1つの実験テ-マが終了すれば,その都度,各自実験レポートを作成し,その翌週の実験が始まるまでに担当教員に提出すること.また,その実験レポートについての討議の結果を受けて,実験レポートを修正し,再提出すること.
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 実験内容の理解度,実験への取り組み姿勢,実験レポートの内容などの総合評価とする. |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
「自由実験」では,まさしく結果が未知の実験に取り組むことになる.たとえ書籍や論文で紹介されている実験でも一から全てを組み立てて実験をするとなかなか思うような結果が出ないことに気づくだろう.スタッフもその答えを知っているとは限らない.これが「本物の」実験なのである.
そのような実験に取り組む中で培われる問題発見・解決能力は,将来,どのような職に就いても役立つだろう.また,理科教員を目指す皆さんにとっては,自分で教材を開発していく上での大きな経験となるはずである.
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| 科学的とはどういうことか | 板倉聖宣 | 仮説社 | ||
| 科学的探究の方法 | 濱田嘉昭 | 放送大学教育振興会 | ||
| 実験法入門 | D.C. Baird 著 加藤幸弘他 訳 | ピアソン・エデュケーション |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
(履修指定科目である「基礎物理学実験」及び「基礎物理学実験講義」の修得により「教科に関する専門的事項」の選択必修単位の取得が可能であり,また本科目は,これらの科目をベースとして他学科生が物理学に関する「専門的事項」を修得することを目指すものである.)
・ 物理科学科生については,基礎物理学実験及び同講義の単位修得状況を履修選考要件とする.(詳しくは事前に担当教員に相談のこと.)
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html