| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15907:IR18‐GJ213 北アメリカ研究A(R) § 15908:IR-FR215 北アメリカ研究Ⅰ(R) | 2022 | 春セメスター | 水1 | 国際関係学部 | 井上 博 | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本講義では北米地域の中でも特にアメリカを中心とした経済社会関係について学習する。現代のアメリカは世界最大の消費市場を有しているだけではなく、設備投資などの資本財・中間財市場としても巨大な市場を形成している。さらには最先端の研究開発能力を基に、軍事費を含めた巨額の研究開発支出がなされている。そしてこれはハイテク分野の巨大なマーケットを形成している。他方では経済のサービス化、金融化がもっとも進んでおり、サービス市場、金融市場の高度化が見られる。そしてそれはカナダ、メキシコを含めた北米地域におけるリージョナルな統合、さらには全世界を巻き込むグローバルなネットワークを形成している。
こうした経済のグローバル化の進行は他方ではアメリカ国内における貧富の格差拡大をもたらし、社会の分断による「忘れられた人々」の不満を背景としてトランプ政権を誕生させた。
授業では第2次世界大戦以降のアメリカ経済社会の現状とアメリカ市場の諸特徴について理解を深めることを目的としている。まず、トランプ政権を誕生させた経済社会的特徴を示した上で、その背景となる経済社会構造の変化を様々な角度から検討し、さらにバイデン新政権の政策についても検討する。具体的には政策形成プロセスの変容、労働編成と産業構造の変化、製造業、ICT産業、農業・食料問題、経済の金融化・サービス化、さらには、エネルギー政策、通商政策、国際通貨政策等について明らかにしていく。
授業の方法
各回の授業用のワークシートを事前にmanaba+Rにアップロードするのでそれを各自でダウンロードし、空欄部分を埋めて完成させ、レポートとしてmanaba+Rから提出すること。レポートの提出期限は原則として授業実施日の週末とする。期限を過ぎたレポートは受け付けないので注意すること。
試験に代わって、ワークシートとは別に中間レポートと期末レポートを提出してもらう。
受講生の到達目標
②グローバル化の進行によるアメリカの産業構造の変化と金融化、サービス化の進展が理解できている。
③アメリカの産業構造の変化が北米地域および世界の通商関係や国際通貨体制に及ぼした変化について理解できている。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 1 |
イントロダクション
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講義の概要、進め方、評価の方法について
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| 2 | 国内経済情勢 |
ニューエコノミー、リーマンショック、長期停滞論
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| 3 | 対外経済関係 |
アメリカの国際収支
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| 4 | 産業構造の変化 |
経済のサービス化、金融化、IT革命
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| 5 | 雇用構造の変化 |
所得格差の拡大、中産階級の崩壊
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| 6 | 政治システム |
分裂政治、ポピュリズム
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| 7 | 財政政策 |
財政赤字、小さな政府と大きな政府
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| 8 | 中間レポート |
前半授業をふまえて、レポートの作成を授業内で実施し、その内容について解説する。 |
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| 9 | 医療保障政策 |
オバマケア、ベーシックインカム
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| 10 | エネルギー・環境政策 |
シェール革命、パリ協定
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| 11 | 金融政策 |
金融自由化、金融危機
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| 12 | 移民政策 |
移民政策、不法移民
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| 13 | ポスト冷戦期の外交・安全保証政策 |
ヘゲモニー、関与政策
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| 14 | トランプ政権とバイデン政権の対抗政策 |
米中摩擦、デカップリング
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| 15 | 期末レポート |
後半授業をふまえて、レポートの作成を授業内で実施し、その内容について解説する。 |
授業実施形態
・初回以外の全授業を対面形式で行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・初回授業については受講生数が確定していないことからWeb授業(Zoomによるライブ配信)を実施します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合は、原則Web 授業(Zoomによるライブ配信)を行います(対面授業は実施しません)。
・下記の条件に該当し、対面授業に参加できない学生がいた場合は、対面授業回についてもWebフォローを実施します。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。
[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合
【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業を行います。Web授業の形態についてはmanaba+Rのコース内で案内します。
・学期の途中にBCPレベルが2以下に変更になった際は、対面授業を再開する場合があります。
※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679
・事情により、対⾯での出席ができない学⽣のために、Zoom による同時配信を⾏います。
・全授業回を録画し、授業実施後、録画データを One Drive 上に掲載し、manaba+R を通じて案内します。
・Zoomのライブ授業および録画の視聴には事前の申し出が必要です。
授業外学習の指示
各回の授業概要で提示した参考文献の該当箇所を読んでくること。
復習
毎回配布するレジュメの空欄を埋めてレポートとして提出すること。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 0 | |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | |
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | 毎回の授業で配布するレジュメの空欄を埋めてレポートとして提出
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成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| 現代アメリカ政治経済入門 | 河崎・河音・藤木編 | ミネルヴァ書房 | 9784623092673 | ① |
| 現代アメリカ経済史 | 谷口・須藤編 | 有斐閣 | 978-4-641-16492-5 | ② |
| オバマ政権の経済政策 | 河音・藤木編 | ミネルヴァ書房 | 978-4623077939 | ③ |
| 現代アメリカ経済分析 | 中本・宮崎編 | 日本評論社 | 978-4-535-55760-4 | ④ |
| 米中摩擦の政治経済学 | 中本・松村編 | 晃洋書房 | 9784771035317 | ⑤ |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html