授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14647:東洋史資料講読(LD) 2020 秋セメスター 火3 文学部 増井 寛也 2

キャンパス

衣笠

授業施設

清心館SE001号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

《『金史』世紀を読む》
 『金史』とはマンチュリア起源の女真族王朝金の正史であり、その巻頭に位置するのが「世紀」である。「世紀」は太祖阿骨打以前の完願氏諸君長の事績を、金建国後に故老の記憶・伝承に取材、編纂した『祖宗実録』を原本とし、完願氏諸君長がいかにして生女真を統一したかを生きいきと描きだす。

受講生の到達目標

1.前近代の東洋史研究に不可欠のツールとしての漢文を読解するための基本ルールを身に着けることができる。
2.「世紀」の講読を通じて、王朝建設前における女真人の政治・社会・文化的状況について理解を深めることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

ガイダンス

授業の進め方/テキストの解説/テキストの配布

2-14

『金史』「世紀」の訓読と現代語訳

訓読・現代語訳に関する質疑応答

15

検証テスト

解答・解説

授業実施形態

授業外学習の指示

予習:読解担当者が担当分を精読するのは無論、それ以外の受講者も必ず下読みをしておくこと。
復習:受講者全員が授業各一回の読解部分に訓読を施して、翌週に提出すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

受講生の到達目標1.に即して、期末に学習到達度を確認するために検証テストを実施する。また、積極的な質疑応答への参加を重視する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

各自、授業の場に漢和辞典(種類は不問/電子辞書も可)を必ず持参すること。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
中国古典新書『金史』 外山軍治 明徳出版社

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html