授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14427:[2025 秋セメスター]民法Ⅲ(物権法)(JA) 2025 秋セメスター 木1 法学部,国際関係学部 臼井 豊 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

① 本授業は、民法Ⅰα・βと民法Ⅱの履修を前提として、民法第二編「物権」のうち「担保物権」を除いた部分(175条~294条)の解説を行う。これまでの先人の工夫に学びながら、(たとえば代表的な「所有権」を念頭に置きながら)できるだけ具体的な設例を用いて、分かりやすい授業に努めていきたい。

② 授業内容等に関する質問は、原則として授業前後に直接対面でのみ受け付ける。

③ 実施する課題については、指定の期日までに必ず提出してください。なお課題に対するフィードバック(講評)については、授業時間内に口頭で、定期試験に対するそれについては、全体講評という形で行うつもりである。

 なお、以下の「授業スケジュール」については、担当教員が夏期休暇中に精査することにより一部内容や順序に変更が生じることもありうるが、あらかじめご了解いただきたい。

受講生の到達目標

本講義の対象となった民法第二編「物権」(「担保物権」を除く)の諸制度、それに関する法律概念・用語・条文を正確に理解することができること。
上記に関する判例・通説等の見解・基本問題を幅広く論理的に理解することができること。
以上の理解を踏まえて、応用問題(とくに事例問題)にも正確な法的判断を下すことができること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

法学入門、民法Ⅰα・β、民法Ⅱ
本授業は、とくに民法Ⅰα・βと民法Ⅱの履修を前提として行う。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

民法入門・物権法入門

パンデクテン・システム、物権債権峻別論、物権の直接性・排他性・絶対性、物権法定主義、物権の客体「物」
なお「【+R授業】はManaba+Rを参照」。

2

所有権(前編)、占有権(前編)と物権効力論(前編)

所有権の内容、所有権の取得原因(「添付」など)、占有の取得と消滅、占有の効果、優先的効力

3

物権変動総論

物権変動の意義、公示の原則、公信の原則、意思表示による物権変動、物権行為の独自性、物権変動の発生時期

4~9

不動産物権変動

不動産登記制度、登記請求権、不動産物権変動の対抗問題、登記を要する物権変動の範囲、登記を要する第三者の範囲、無権限取引からの第三者の保護(「民法94条2項の類推適用」など)

10~11

動産物権変動

動産物権変動における公示の原則、引渡し、即時取得(善意取得)、明認方法、物権の消滅

12

物権効力論(後編)

物権的請求権、物権的請求権の競合

13

所有権(後編)と占有権(後編)

相隣関係、共有、建物区分所有、所有者不明不動産と管理不全不動産、占有の訴え

14

用益物権

地上権・永小作権・地役権・入会権

授業実施形態

本授業は、第1回授業も含めて、対面授業の方法により実施する(ただし【+R授業】を除く)。

授業外学習の指示

可能であれば予習をするのが望ましいが、とにかく授業内容を思い返してしっかりと理解できているかについて、指定教科書等を使って確認しながら復習してください。その際、六法をめくって、出てきた条文も読んで確認してください。
本授業では、授業レジュメの配布は予定しておらず(判例や個別教材等の資料はともかくとして)、原則として教科書を使いながら進めていく(ただし、レジュメ等を作成して配布することもありうる)ため、毎回、しっかりと授業に出席して、たとえば教科書に書込みなどを行ったり自分なりのノートを作ったりして復習に役立ててほしい。
なお、課題については必ずしっかりと取り組んで、現在の自分自身の到達度を把握し、今後の予習・復習に生かして欲しい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 80

成績評価に際しては、本授業で学習した民法第二編「物権」(「担保物権」を除く)の諸制度・規定、関連する法概念、判例・学説の見解等を正確に理解し、習得した知識をもとにして一定の法的思考を行うことができるかどうかが基準となる(「到達目標」欄も参照のこと)。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
20

課題の回数は「1回」を予定しており(回数に変更があるときは別途、案内する)、実施方法等は、授業中にアナウンスする。

成績評価方法(備考)

受講態度の悪い者については、減点を行うことがあるので、十分注意していただきたい。

受講および研究に関するアドバイス

上記「授業外学習の指示」に従って勉強してください。
また分からないことがあれば、恥ずかしからず、本授業に配属の予定されているTA・ESに質問等をすることをオススメする。
なお授業では、六法と指定教科書は常に持参すること。条文に慣れるときわめて重宝するので、面倒くさがらずに必ず六法をめくること。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
物権法 大場浩之 成文堂 9784792327989

教科書(使用頻度、その他補足)

本授業では、授業レジュメの配布は予定しておらず(判例や個別教材等の資料は別として)、原則として教科書を使いながら進めていく(ただし、レジュメ等を作成して配布することもありうる)。詳細は、初回授業時に説明する。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

新しい参考書が複数出版されることが予想されるため、詳細は初回講義時に紹介するつもりである。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/