授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15325:国際法各論Ⅱ(J) § 15326:IR-EAR303 国際法Ⅳ(R) § 15327:IR18‐EAJ303 国際法Ⅳ(R) 2024 秋セメスター 木1 法学部,国際関係学部 西村 智朗 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS311号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 国家間で紛争が起きた場合の国際社会の対応について概説する。まず、武力行使禁止原則の確立とともに国家の基本的義務として発展してきた「紛争の平和的処理」、禁止された武力行使が発生した場合の対処としての「平和と安全の維持」について検討する。さらに紛争が武力を伴う場合に紛争当事者間に適用される「武力紛争法」について、今日の国際人道法としての発展をふまえつつ紹介する。
 授業内容に関する質問は、manaba+RやE-mail等、随時受け付ける。また、提出課題に関しては、講評を行う。

受講生の到達目標

 この授業を通じて、学生は、
・国際社会に起こる様々な紛争がどのように解決されるかを理解し、さらに現代国際法の現状と課題を認識する。
・国際法の基礎知識を国際社会の諸問題に活用できる応用力を養う。
・併せて、国家公務員試験や外務省専門職員の試験に対応できるレベルの知識を習得する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

ガイダンス
第1章 紛争の平和的処理 (1)序説 (2)紛争の予防

第2回

第1章 紛争の平和的処理 (3)紛争の解決手段①

第3回

第1章 紛争の平和的処理 (3)紛争の解決手段② (4)国際機関

第4回

第1章 紛争の平和的処理 (5)国際裁判①

第5回

第1章 紛争の平和的処理 (5)国際裁判②

第6回

第1章 紛争の平和的処理 (5)国際裁判③ (6)日本と国際裁判

第7回

第2章 平和と安全の維持 (1)序説 (2)戦争の違法化

第8回

第2章 平和と安全の維持 (3)集団安全保障①

第9回

第2章 平和と安全の維持 (3)集団安全保障②

第10回

第2章 平和と安全の維持 (4)自衛権

第11回

第2章 平和と安全の維持 (5)平和維持活動 (6)軍縮・軍備管理

第12回

第3章 武力紛争法 (1)序説 (2)武力紛争法の適用

第13回

第3章 武力紛争法 (3)戦闘手段の規制

第14回

第3章 武力紛争法 (4)武力紛争犠牲者の保護

第15回

第3章 武力紛争法 (5)武力紛争法の履行確保

授業実施形態

原則として対面で実施する。オンライン授業に切り替える場合は、事前にmanaba+Rで告知する。

授業外学習の指示

・事前に教科書の該当部分を通読しておくこと(理解できなくても構わない)。
・各章の初めにレジュメを配布するので事件や条約などについては予め確認しておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 50

 授業の全範囲から出題する。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

 第Ⅰ章終了後、レポート課題を実施する(30点)。
 その他、講義中に指示する発表や提出する成果物によって平常点評価の範囲で加点する(20点)。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

・各章の最初に「レジュメ」を配付するので、受講前に各自該当箇所を確認しておくこと。
・コース・ツールで授業の補足と質疑応答を行うので復習として活用してもらいたい。
・その他、推薦図書や文献などについては適宜指示する。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
(1)ベーシック条約集(2024年度) 浅田正彦編集代表 東信堂 新刊
(2)国際法(第5版) 浅田正彦編 東信堂 9784798917689
(3)国際法(第5版) 松井芳郎他 有斐閣 9784641159273

教科書(使用頻度、その他補足)

(1)の条約集は、上記の他に刊行されている条約集(有斐閣『国際条約集』、東信堂『ハンディ条約集』)でも構わない。また最近のものであれば2024年度以前のものでも構わない。授業中に携帯していることを前提に講義するので必ず1冊用意しておくこと。ただし三省堂の条約集は、期末試験で持ち込み不可になるので注意すること。(2)又は(3)のテキストは講義の予復習に活用する。いずれか1冊を購入することを強く推奨する。(1)(2)(3)すべて、国際法科目で同じものを使用できる(改めて購入する必要はない)。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
(1)判例国際法(第3版) 薬師寺公夫他編 東信堂 9784798915586
(2)国際法判例百選(第3版) 森川幸一他編 有斐閣 9784641115552
(3)国際法基本判例50(第2版) 杉原高嶺他編 三省堂 9784385323275

参考書(使用頻度、その他補足)

上記判例集((1)、(2)および(3))は、講義中に登場する事件についてさらに詳細を知りたい場合に参照してもらいたい。

参考になるwwwページ

国際連合 http://www.un.org/english/
国際司法裁判所 http://www.icj-cij.org/ 
外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/
法務省 http://www.moj.go.jp/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html