Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
33820:[2025 Spring]Political Economy Ⅰ (E) 2025 Spring Wed3 College Of Economics NISHI ATSUSHI 2

Campus

BKC

Class Venue

Co-learning101

Language

Japanese

Course Outline and Method

コア科目の一つである社会経済学初級の範囲と内容よりも広い範囲と、より現代的で高いレベルの内容を学習する科目である。具体的に資本主義の基本的特質から説きはじめ、商品、貨幣、価値、価格、利潤などの問題に及び、さらには経済の再生産の条件などについて論じていくこととなる。なお、授業は講義形式であり、フィードバックの方法は、授業終了後に質問を受けつけ、それに対してこたえるという形で行いたい。

Student Attainment Objectives

社会経済学は、特に古典派経済学やマルクス、ケインズの成果を現代的に発展させていく形で成立した学問である。現代の主流派経済学である新古典派経済学(いわゆるミクロ・マクロ経済学)とは異なった人間像、社会像、資本主義像を理解することが目標となる。なお、この授業を履修することによって、資本主義という経済体制の良い面と良いとはいえない面について理解することができ、それを通じて、社会人としてどのように経済をとらえその理解を前提としてt行動していなければならないかを考える力が身につくようになります。

Recommended Preparatory Course

「社会経済学初級α」、「社会経済学初級β」を履修しておくこと。そのほか、「経済学史」、「経済変動論」、「貨幣信用論」、「社会思想史」をすすめる。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

はじめに

社会経済学とはなにか。
[+R]授業についての説明。

2

資本制経済の基本的特質について

資本制経済とはどのような体制か。その基本的特質について。

3

商品生産と貨幣

商品交換の必然性。商品とはなにか。貨幣について。

4

貨幣の問題について

貨幣の諸機能について。貨幣をめぐるさまざまな問題。

5

価値について

価値とはなにか、またそれはいかに決定されるのか。価値についてのいくつかの考え方。

6

労働価値説について

労働価値説による価値規定。価値方程式について。

7

賃労働と資本

資本制経済の特殊性。労働者と資本家。労働市場の二重構造の問題。

8

利潤が存在するための条件[利潤の存在条件]について

利潤の存在条件。資本制市場経済における搾取の存在。剰余労働の存在条件。

9

搾取の諸形態とその強度

搾取の諸形態。資本制的搾取はなぜ生じるか。剰余価値論(絶対的剰余価値、相対的剰余価値)。

10

生産技術と資源

生産資源の問題。生産技術の表現法(生産関数、生産可能性集合)。生産の効率性。

11

資本主義と失業

失業の原因をどう考えるか。失業の諸形態(ケインズ、マルクス、新古典派)。

12

資本制経済の再生産はいかにして可能か?

資本主義における再生産の問題。その学説の歴史的回顧(リカードとマルサスとの論争、など)。

13

社会の再生産について

単純再生産と拡大再生産。再生産表式と産業連関論の違い(付加価値のあつかい方など)。

14

まとめ

これまでの内容を総復習します。

Class Format

講義形式です。なお、14週のうち1週を115分とし、時間割授業時間(95分)とは別に、[+R]授業(20分)を行います。

Recommendations for Private Study

毎回の最後に、次回に議論することを述べますので、そのことについてみずから主体的に調べておくようにしてください。また、日ごろから、現実の経済に対する興味をもち、経済的な問題について考えるようにしてください。学修の仕方としては、テキストを定めていないのでやりにくいかもしれませんが、シラバスを参照しつつ、参考書の欄にあげた書物を中心に行うようにしてください。また復習では、毎回配布する穴埋め式のプリントを読みなおして、その日の授業内容の理解を深めておくようにしてください。なおシラバスは若干、変更されることもありえますが、その際は事前に指示しますので。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 90

授業の理解度を試すものとなります。なお、試験は持ち込みは一切不可となります。

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)
0

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
10

授業に対する感想、その日の授業内容の説明等をコメント・シート等で求める(毎回ではない)。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

授業にはできるかぎり出席するようにしてください。また、普段から社会経済学と関係することがら(資本主義の歴史、経済循環の問題、経済学の歴史など)について興味を持ち、みずから調べる習慣をもってほしいと思います。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

授業中に指示します(使わない可能性もあります)。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
概説社会経済学 角田修一 文理閣 978‐4‐89259‐660‐5
経済学 置塩信雄、鶴田満彦、米田康彦 大月書店 4‐272‐11056‐X c0033
図解雑学 マルクス経済学 松尾匡 ナツメ社 978-4-8163-4960-7
これからのマルクス経済学入門 松尾匡、橋本貴彦 筑摩書房 978‐4‐480‐01636‐2

Reference Books (Frequency of Use, Note)

他のものは授業中指示します。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

Other Comments

授業中の私語は厳禁です。
なお定期試験については、持ち込みは一切不可となりますのでご注意ください。
また、試験ができなかったので追加の課題を出して救済してほしい(また、逆に落としてほしい)、等の個別の要望には応えることはできませんので、これもご注意ください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/