Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
15905:IR18‐GJ212 European Studies B (R) § 15906:IR-FR214 European Studies Ⅱ (R) 2022 Fall Fri3 College Of International Relations MURAKAMI MOTOKI 2

Campus

KIC

Class Venue

YOYOKAN YY301

Language

日本語

Course Outline and Method

この授業は、歴史と言う視点から見た、ヨーロッパ論の講義です。なお、歴史を学ぶことは、過去をただ暗記することではありません。そんなつまらない一夜漬けの課題ではなく、現在を深く知り、未来を見通すための知恵を磨くことだと思います。遠い昔を分かろうとすることで、自分たちが生きている今についても、だんだんよく分かるようになる。つまり一種の異文化理解です(異文化の理解は自文化の理解につながる)。だから必要なのは、暗記力ではなく、知らないうちは否定から入らない態度。自分たちと異なる未知なるもの(ふつう「異常」に見える)を否定したくなる感情に、理性でブレーキをかけて自分を変えていくことです。受講生の皆さんには、単位が取れるよう頑張ってほしいですが、合わせて単位以上の何かも手に入れてほしいと思います。

Student Attainment Objectives

ヨーロッパの政治や文化を成り立たせている歴史について理解し、それを具体的・論理的に説明できるようにする。

Recommended Preparatory Course

高校世界史の西洋史部分は、ひととおり確認しておいてほしい。

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
1

歴史を学ぶにあたって

歴史は異文化理解/ 手で食べる文化は劣っている?/ 知らないうちは否定から入るな

2

歴史を学ぶにあたって

恋愛結婚が主流になったのは最近200年間のこと/ 赤ん坊と幼い子の半数が死ぬ日常/ 女性にとっての出産と男性にとっての戦争

3

歴史を学ぶにあたって

さらに社会的圧力(嘲笑や非難)がかかる/ 親心が「なかった」のではなく「形が違っていた」/ 就活や通勤がない日常

4

歴史を学ぶにあたって

「優しい父母」というだけでは務まらなかった/ 家庭が職場だから結婚は仕事/ 恋愛結婚させるのは「残忍な親」という考え方

5

歴史を学ぶにあたって

童話「長靴をはいた猫」から読み取れる男性の苦難/ 構造的に生み出される男尊女卑の状況/ それでも、一言で片づけられる人生などない

6

歴史を学ぶにあたって

27世紀の学生が21世紀の歴史を学んだら…/ 具体性と論理性は手間暇と思いやりの問題/ 古来のマジカルナンバー 3

7

3つの源流

 3 つの要素が 1 つに融合してヨーロッパになった/ 例えば洋食(ヨーロッパ的食文化)/ パン食と肉食は、本来は別の文化

8

3つの源流、ローマの遺産

キリスト教が仲を取り持った/ ヨーロッパにとって、古代ローマは「偉大さ」の代名詞/ 都市ローマの異名は「永遠の都」

9

ローマの遺産

ロンドンもパリもウィーンもバルセロナもローマ都市 / ローマの文字が西欧に文化的一体感を与える/ 独裁も、使いようによっては便利な、政治的道具の 1 つにすぎない

10

ローマの遺産

どんな王よりも強くて危うい、ローマ皇帝と言う地位/ わが町をローマになぞらえる/ 民主国家がローマを引き合いに出す

11

ローマの遺産

独裁国家もローマにあやかろうとする/ 伝統は、受け継ぐ側に主体性がある/ ローマだけがヨーロッパをつくったのではない

12

ゲルマン人

偉大な文明の模範ローマ、素朴な文化の源ゲルマン人/ 例えば洋服(ヨーロッパ的服飾文化)/ 洋服の原点はステップの遊牧民

13

ゲルマン人

イギリスもフランスもゲルマン人が建てた国/ ヨーロッパの王侯貴族はゲルマンの戦士的文化を受け継いでいる/ それでもゲルマン人だけがヨーロッパをつくったわけではない

14

キリスト教

キリスト教(または教会)がローマとゲルマンを仲立ちした/ 教会聖職者の食文化が魚料理や卵料理を発展させた/ キリスト教は書物(または文字)の宗教

15

キリスト教

欧米の個人名は大半がキリスト教系/ 日曜休日制は本来キリスト教的文化/ 政教分離や教会離れが進む近現代のヨーロッパでも…

Class Format

【BCPレベルが1もしくは2の場合】
・全授業回数の1/2を超える回数の授業を対面形式で行い、残りの授業回についてはWeb授業を行います。
・担当教員の連絡先は初回授業までにmanaba+Rコース内に記載します。
・初回授業については受講生数が確定していないことからWeb授業を実施します。
・学期の途中にBCPレベルが3以上に変更になった場合は、原則Web 授業を行います(対面授業は実施しません)。
・下記の条件に該当し、対面授業に参加できない学生がいた場合は、対面授業回についてもWebフォローを実施します。該当する学生は、初回授業までを目途に担当教員に申し出てください。

[Webフォロー対象となる条件]
①基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生
②基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生
③海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※) 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合

【BCPレベルが3もしくは4の場合の場合】
・原則Web授業を行います。Web授業の形態についてはmanaba+Rのコース内で案内します。
・学期の途中にBCPレベルが2以下に変更になった際は、対面授業を再開する場合があります。

※立命館大学のBCPレベルについては以下URL先の1. 立命館大学における新型コロナウイルス感染症に関する対策を参照。
http://www.ritsumei.ac.jp/news/detail/?id=1679

Recommendations for Private Study

毎回の授業後にレスポンス・ペーパーを提出してもらいます。が、強制ではありません。つまりこのレスポンス・ペーパーを、「毎回だるい課題を押しつけられるピンチだ」と捉えて嫌そうな顔をするか、「毎回こつこつ点数を取れるチャンスだ」と捉えて目を輝かせるか、すべてはあなた次第。大学の授業と言うのは、良くも悪くも「大人の学び」、自分次第なものだ(「自由」とも「自己責任」とも言える)と思います。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written)

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
100

レポート(2回):それぞれ40%、30%

コミュニケーション・ペーパー:30%

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

成績(100%)は以下 3 種類の課題、テスト(40%)、レポート(30%)、レスポンス・ペーパー(30%)で評価する。テストは論述1問で持ち込み可。レポートについては「レポートの手引き」(つまりマニュアル)を配布する。レスポンス・ペーパーは(レポートも同様だが)オンライン提出。

Textbooks

Textbooks (Frequency of Use, Note)

教科書は使用しない。プリントを配布して(または manaba にアップロードして)授業を行う。

Reference Books

Reference Books (Frequency of Use, Note)

プリントないし授業スライドにて、適宜、参考文献を紹介する。

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Communication Paper

Other Comments

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html