授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30590:[2025 秋セメスター](教)数学科教育概論(G2) 2025 秋セメスター 火2 理工学部,理工学研究科 文田 明良 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅡ 801号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

数学科の概論として位置付け、数学科の歴史的展開、目標論、内容構成論、授業論、評価論、現代の課題などについて、学習指導要領などにも言及しながら、数学科の基本的原理を概観し、実践上の諸課題を探求する。特に数学科の目標の考え方と典型教材の学習を通して、その教材の典型性やそこに込められている意味を探求する。取り上げる教材は高等学校数学科の内容を中心とする。

受講生の到達目標

・算数・数学教育について新学習指導要領の内容を把握し、併せて戦後の変遷の概要を理解する。
・現在の数学教育の課題を理解する。
・高等学校新学習指導要領の主要な単元について理解を深める。
・単元或いは授業における目標設定、指導法(情報通信技術の活用を含む)、評価方法等について理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

+R授業対象科目。第10回に+R授業を実施。

1

イントロダクション

 本授業の進め方、教職を目指すにあたって
 小中高の学習指導要領の概要とその校種間系統性の理解

2

数学科教育の現状と課題

 文科省学力調査・PISA・大学生数学基本調査等の結果からみる学習・学力課題
 求められる学力と授業の目標設定

3

数学の歴史と数学科教育

 発見の歴史と数学的なものの見方・考え方
 数学科教育の変遷と内容構成の理解

4

高等学校数学科の指導(1)代数

 数と式、数の拡張、方程式など(主に数Ⅰ、数Ⅱ)
 文字を用いることの意味、数学的モデリング

5

高等学校数学科の指導(2)幾何

 平面図形、三角比など(主に数Ⅰ、数A)
 視覚的要素の入った数学的活動

6

高等学校数学科の指導(3)確率統計

 場合の数、確率、確率分布など(主に数A、数B)
 推論を促す数学的活動

7

高等学校数学科の指導(4)数列

 いろいろな数列、数学的帰納法など(主に数B)
 グループ活動による問題解決①

8

高等学校数学科の指導(5)関数

 2次関数、指数関数、対数関数など(主に数Ⅰ、数Ⅱ)
 グループ活動による問題解決②

9

高等学校数学科の指導(6)微分積分

 微積分の考え、微積分の応用など(主に数Ⅱ、数Ⅲ)
 グループ活動による問題解決③

10

高等学校数学科の指導(7)課題学習・ICT活用

 情報通信技術の活用、数学的探究の設計
 課題学習とICT活用① インタラクティブ型授業ツール
 【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

11

高等学校数学科の指導(8)ベクトル

 平面・空間ベクトル、ベクトルの応用など(主に数C)
 課題学習とICT活用② 教科横断的探究

12

高等学校数学科の指導(9)複素数平面

 複素数と図形的性質など(主に数C)
 課題学習とICT活用③ 数式の視覚化

13

主体的・対話的で深い学びの授業デザイン(1)

 指導案の作成・発表、指導法・評価の研究

14

主体的・対話的で深い学びの授業デザイン(2)

 指導案の作成・発表、指導法・評価の研究

授業実施形態

対面授業を基本とします。
対面以外の実施形態をとる場合は、適宜指示します。

授業外学習の指示

・毎授業で課題を課すので、しっかり取り組み定められた期限までに提出すること。
・中学校および高等学校の教科書を読み直し、定理や公式の証明を自らできるようにすること。その中で定理や公式の構造・系統性について理解すること。
・具体的な課題や資料についてはmanaba+Rにあげるので、常に点検して準備すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

○授業内での取り組み・発表内容・授業後課題(50%)
・出席状況(欠席は原則として4回まで)
・個人およびグループ活動による(すべての授業)
○レポート課題(30%)
・数回の授業を振り返りレポートにまとめる
・個人による(3~4回)
○模擬授業発表(20%)
・主体的・対話的で深い学びに関する授業を設計・発表し、目指す授業(数学科教育)についてまとめる
・個人による(最終課題)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

・中学校及び高等学校の数学教科書を常に参照すること。
・授業はグループでの討議・研究を中心に進めるので積極的に参加し、グループでの各自の責任を果たすこと。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
小学校学習指導要領解説 算数編 文部科学省 日本文教出版 9784536590105 H29年告示
中学校学習指導要領解説 数学編 文部科学省 日本文教出版 9784536590129 H29年告示
高等学校学習指導要領解説 数学編・理数編 文部科学省 学校図書 9784762505355 H30年告示

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

・文部科学省(新学習指導要領、高大接続改革) www.mext.go.jp
・国立教育政策研究所(各種学力調査、学習評価) www.nier.go.jp

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/