授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
34693:金融論(EB) § 34694:金融論(B1) 2024 秋セメスター 火2 経済学部,理工学部 言美 伊知朗 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 101号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

私たちの経済は、お金(貨幣)による取引の決済とお金の貸し借りによって成り立っている。このお金の貸し借りの仕組みである金融はどのようになっているのかを理解することは、現代の経済社会を正しく見るために必須である。この講義では、様々な経済問題を考えるうえで基礎となる金融制度の仕組みと、金融システムに対する理解を通して現代日本経済の現状と課題を初学者でも理解することを目的として講義する。

【キーワード】
貨幣、決済、金融システム、⾦融市場、株式制度、銀行、証券会社、保険会社、資産価格バブル、⾦融の自由化、国際⾦融、為替レート、アベノミクス、⽇本銀⾏の⾦融緩和(量的緩和)政策、マイナス⾦利政策、デフレ脱却

受講生の到達目標

本講義の主要な到達目標は以下の3つです:
1)金融システムの基礎について理解し、解説できるようになる。
2)⽇本の金融システムの特徴を理解し、解説できるようになる。
3)⽇本が直面する今日的な金融経済問題をどのように解決するべきか を考察できるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

初学者向けということで経済学の知識を前提とせず、専ら金融に関する概念や制度を中心に詳しく説明し、理論的な部分については極力お話の形でエッセンスだけを紹介する。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

金融論で何を学ぶのか?

イントロダクションとして、金融論とは何か? 何をどこまで学ぶのか?を説明する。

2

滋賀銀行特別講義「金融リテラシーとライフデザイン」

特別講師として現役の銀行員によるお金についての授業。
「人生100年時代、お金と上手に付き合っていくために必要な考え方」について学ぶ。

3

金融とは

「個人にとっての金融」と「社会にとっての金融」について考察し、お金の貸借の裏にある金融の本質を学ぶ。

4~5

金融の基本的機能

金融取引と金融市場の役割と特徴に焦点を当て、それに不可避的に付随するリスクについて学び、金融システムが提供するリスクマネジメント機能について学習する。
更に、銀行、保険会社、信託銀行、証券会社、格付け機関を取り上げ、それら金融仲介機関の機能や役割について学ぶ。

6~7

資金過不足と資金循環

ワルラス法則を通してマクロ経済的な実物市場取引と金融取引の関係を学ぶ。
最近の日本のGDP統計と資金循環表、日米欧の資金過不足比較を概観する。

8~10

貨幣と決済

貨幣が果たすべき本質的な機能について考察し、貨幣とはなにかを学ぶ。
現代経済では貨幣として主流となる預金通貨に焦点を当て、当座預金と手形・小切手の仕組みについて学習する。

11~12

貨幣供給と銀行

日本円の発行主体である日本銀行(中央銀行)の役割と業務について詳しく学び、貨幣供給メカニズムについて学習する。
預金取扱金融仲介機関(銀行)の業務に焦点を当て、預金通貨の供給機能としての信用創造について理解を深める。

13~15

株式とは

債券や借入などの資金調達手段と比較することによって株式による資金調達の特徴を明らかにする。株価の決定理論を通して、資産価格バブルについても学ぶ。
株式会社のコーポレートガバナンス、株式買占めによる企業買収(M&A)、株式投資など現代日本における様々なトピックスも取り上げる。

授業実施形態

・今講義の実施形態は対面授業とするが、7回を上限にメディア授業を実施します。
 メディア授業の実施に際しては事前に掲示板(コースニュース)にてアナウンスいたします。

【実施形態】
・第1回: WEBでの実施
・第2回~第15回:対面での実施
※初週(第1回)は受講登録者が確定していないことからWEBでの実施とする。

授業外学習の指示

授業の進展に合わせて下記の教科書や参考書、参考にすべきWeb Pageを適宜参照し、自分なりの見解や意見を持つように学習を進めてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・金融リテラシーチェックテスト(評価割合:10%)
・中間テスト(評価割合:30%)
・期末テスト(評価割合:60%)

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
金融論 第4版 晝間文彦 新世社 978-4-88384-275-9

教科書(使用頻度、その他補足)

授業では配布するレジメを中心に講義します。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

次の2つのついては常に参照することを勧める
・日本銀行 http://www.boj.or.jp/
・図説 日本の証券市場 2022年版 https://www.jsri.or.jp/publication/stock_market/2022_jp/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html