Course Name | Year | Term | Period | Faculty / Graduate School | All Instructors | Credits |
---|---|---|---|---|---|---|
16063:IR18‐HJ301 Advanced Seminar (39) § 16064:IR-GR301 Advanced Seminar (39) | 2022 | Spring | Thu4 | College Of International Relations | SHIMADA HARUYUKI | 2 |
Campus
KIC
Class Venue
RYOYUKAN RY301
Language
日本語
Course Outline and Method
主として途上国と呼ばれる国々の現状と直面する課題(貧困・不平等、紛争、難民など)を理解し、国際協力あるいは開発援助のように、外部の人間がどのようにそれら課題に関わっていけるのか、あるいは行くべきかを考え議論していきます。取り上げる対象は海外に限らず、日本で起こっている様々な事象を通して、現代世界の問題を深く考えていきたいと思っています。昨今の状況は厳しいですが、教室での議論だけでなく国内外の現場へ出かけて行き、そこに住む人々の声を聞くことも重要です。ゼミでは可能な限りそのような機会も提供していくことを考えています。さらにゼミに限らず、それぞれの参加者が自分の興味・関心に従い、大学の外でさまざまな経験をすることを推奨します。
Student Attainment Objectives
開発課題や援助に関する基礎的な知識の習得に加え(なお、それらは自分で勉強できることでもあります)、
・ 自分の考えをまとめ、それをわかりやすく説明できるようになること
・ 文章を書くことの難しさを理解すること
・ 外国語(主に英語)に慣れること(特に、話す、書くといた発信能力)
といった大学の学部卒業生として期待される技能を身に着けることも目標とします。
・ 自分の考えをまとめ、それをわかりやすく説明できるようになること
・ 文章を書くことの難しさを理解すること
・ 外国語(主に英語)に慣れること(特に、話す、書くといた発信能力)
といった大学の学部卒業生として期待される技能を身に着けることも目標とします。
Recommended Preparatory Course
特定の科目の履修指定はしないが、現実を広くそして深く理解するために、当然、理論の習得は有用である。本ゼミは経済学、社会学、国際関係論の話題が中心となるが、それに留まらず、各自の興味に応じて、例えば各語学、法学、政治、人類学、ジェンダー論、あるいは統計学などの科目も履修しておくと後々自分の幅が広がる。
Course Schedule
Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) | Theme |
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Keyword, References and Supplementary Information | |
1~15 | ゼミの運営方法 |
2021年度の3回生春学期は、各自の関心に則して基礎的な文献を購読・報告し、またゲストを招いて国際協力、途上国の開発問題についての理解を深めました。秋学期には、全員あるいは数名のグループに分かれてそれぞれが設定した課題について調査しオープン・ゼミで発表しました。4回生は卒論の執筆のため、各人の設定した課題について調査、論文執筆を行います。なお参加は任意ですが、例年8月末に海外(過去の例はラオス)での研修を実施してきましたが、2022年度も国内外のコロナ禍の状況を見て検討したく思います。 |
Class Format
BCPレベルに応じて教員から説明します
Recommendations for Private Study
発表者でなくともゼミの前にテキストの当該箇所は読んで自分なりに理解して臨むこと。わからない単語、用語なども最低限は調べて来ること。
Grade Evaluation Method
Kind | Percentage | Grading Criteria etc. |
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Final Examination (Written) | ||
Report Examination (A report to be submitted by the unified deadline) |
40 | 自分の興味・関心に即してどれだけ情報を集め、自分なりに分析し、それを分かりやすく提示できているか。 |
Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment (Evaluation of Everyday Performance in Class) |
60 | 出席、ゼミでの議論への参加、その他ゼミへの貢献度 |
Grade Evaluation Method (Note)
Advice to Students on Study and Research Methods
メディアやネット上の情報に限らず、身の回り(近所、大学内、京都市内、関西圏など)で日々起こっている出来事に対し、「面白そう」、「変だ」、「なぜだろう」と感じたならば、それらも工夫によっては調査や研究の対象となりえます。そのような自分の中の疑問や感性を大切にしてください。
Textbooks
Textbooks (Frequency of Use, Note)
教科書を使用する場合はゼミ生と相談して決めます。
Reference Books
Title | Author | Publisher | ISBN Code | Comment |
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開発経済学入門第2版 | 戸堂康之 | 新世社 | 9784883843251 | |
テキストブック 開発経済学 第3版 | アジア経済研究所 | 有斐閣 | 9784641184220 | |
ストーリーで学ぶ開発経済学 | 黒崎卓、栗田匡相 | 有斐閣 | 9784641150348 | |
地域研究へのアプローチ | 児玉谷史朗、佐藤章、嶋田晴行 編著 | ミネルヴァ書房 | 9784623090938 | |
増補改訂版 開発経済学 貧困削減へのアプローチ | 黒崎卓・山形辰史 | 日本評論社 | 9784535558533 |
Reference Books (Frequency of Use, Note)
Web Pages for Reference
How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)
Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)
Other Comments
過去の卒業研究(卒業論文)テーマ一例
狭い意味での開発問題、国際協力分野に限らず、各自関心のあるテーマを調べ、まとめることとしている。 以下、2020年度卒業生の例
「物流インフラ分野における国際支援の有効性と今後のあり方について」
「フィリピンにおける都市スラムの形成と再定住政策」
「途上国の最大の優等生 中国は途上国か否か」
「兵庫県多可町におけるコミュニティ・ベースド・ツーリズムを活用したコミュニティ文化の再生とそれに基づく地域活性化への展望」など
狭い意味での開発問題、国際協力分野に限らず、各自関心のあるテーマを調べ、まとめることとしている。 以下、2020年度卒業生の例
「物流インフラ分野における国際支援の有効性と今後のあり方について」
「フィリピンにおける都市スラムの形成と再定住政策」
「途上国の最大の優等生 中国は途上国か否か」
「兵庫県多可町におけるコミュニティ・ベースド・ツーリズムを活用したコミュニティ文化の再生とそれに基づく地域活性化への展望」など
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html
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