授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14646:東洋史資料講読(LC) 2020 秋セメスター 金2 文学部 大澤 直人 2

キャンパス

衣笠

授業施設

諒友館RY308号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

テキストを選読しながら東洋史学の学習に際して基礎的な漢文読解能力を身につける。
この授業ではテキストを受講生に少しずつ読んでもらい、その後で誤読等を正し、用例や語句について解説を加える、という形式にする。
具体的なテキストとしては班固『漢書』を予定しているが、受講生の理解の度合いによって適切な教材も挿入して用いる。

受講生の到達目標

・漢文読解力を身につける。
・漢文を正しく訓読し、正確に現代日本語訳が出来るようになる。
・関連する事項に対する理解を深めるとともに、必要となる情報を収集できるようになる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

漢文文献読解、東洋史概論I・II

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

ガイダンス

テキストの紹介・解説/授業方法の説明

2-14

テキストの講読

発表・質疑応答

15

試験

検証テスト(60分)と解説(30分)

授業実施形態

授業外学習の指示

きちんと予習復習をしてから講義に臨むこと。
予習は、最低限書き下しの文章にしたうえで日本語に翻訳しておくこと。
本文中に他書からの引用があれば、当該箇所を他書からコピーしておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

最終講義で行う学修到達度検証テスト 50%、平常点(予習・発表・質疑応答)50%によって評価する。

成績評価方法(備考)

受講生に少しずつ読んでもらいながら進めるが、担当者をあらかじめ定めることはしないので、全員が予習してくること。
私語等の迷惑行為も目に余れば、退室を命じ「欠席」扱いとする。
出席数が3分の2以上に及ばない場合、単位認定の対象にしない。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

講読の該当箇所は、講義担当者がプリント配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『史記』 小竹文夫・小竹武夫訳 筑摩書房 I・II(筑摩世界文学大系6・7)。ちくま学芸文庫にもあり
『漢書』 小竹武夫訳 筑摩書房 上・中・下。ちくま学芸文庫にもあり

参考書(使用頻度、その他補足)

漢和辞典を一冊用意すること。『新字源』(角川書店)または『全訳 漢辞海』(三省堂)を推奨する。前者は助字解説などの巻末付録が大変有益であり、後者は漢文用例すべてに日本語訳と書き下し文が示されているので初習者には使い易い。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html