| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 16367:IR18‐DJ208 国際関係学セミナー(RK) § 16368:IR-DR206 国際関係学セミナー(RK) | 2024 | 秋セメスター | 月2 | 国際関係学部 | DANISMAN IDRIS | 2 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
本書は、文学、社会学、文化人類学や地域研究など、多様な分野において大きな影響を与えた重要な研究書として評価されています。また、「ポストコロニアル研究」という新しい研究領域を切り拓いた、独創性が高い著作であるという特徴ももっています。
本書の中心概念の一つは「オリエント」(東洋)です。一般に、中東、インド、アジア、アフリカを含む文化的な地域と定義されています。もう一つの重要な概念は、東洋の文化や社会を専門分野とする研究者や芸術家を意味するオリエンタリスト(Orientalist)です。著者のサイードは、オリエンタリストの著作や絵等の芸術作品にみられる東洋の描き方を批判的に検証し、そこに一連の問題のある傾向が存在すると主張しました。例えば、東洋は、しばしば「後進的」や「非合理的」な社会として描かれています。著者は、そのような描き方を「オリエンタリズム」と呼んでいます。サイードによれば、オリエンタリズムは単なる学問的な分析や芸術的な表現ではなく、むしろ西洋社会にとっての「他者」である「東洋」に対して、「近代的」で「合理的」な「自己」である「西洋」を美化するために、意図的に歪められた言説か表象であるというのです。さらに、同氏は一部のオリエンタリストが、「下位的な東洋」対「優越的な西洋」という構造を通して、東洋を支配しようとしたとも指摘しています。
本セミナーでは、上記のような議論が書かれているサイードの本を読みつつ、知識と権力の関係について理解を深めていきます。
本書は、著者による上巻の冒頭の「序説」と、翻訳家らによる下巻の末尾の「オリエンタリズムの再考」を除いて、13章から構成されていますが、受講生の人数にによって変わる可能性もありますが、基本的には、テキストを13回に分けて精読する予定です。なお、受講生は、テキストの全体を各自で読むと同時に、内容の一部について個人かグループで発表をし、それをもとに全員で議論します。各人やグループの担当部分の割り当ては、第一回の授業で決めます。
受講生の到達目標
2)知識と権力の関係を批判的に検証できるようになります。
3)異文化を描写することの政治性を認識するようになります。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
|---|---|
| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 第一回 | オリエンテーション |
|
|
| 第二回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第三回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第四回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第五回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第六回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第七回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第八回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第九回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第十回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第十一回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第十二回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第十三回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第十四回 |
【発表・ディスカッション】
|
|
|
| 第十五回 | まとめ |
|
授業実施形態
授業外学習の指示
2)毎回の授業への出席。授業への出席、発表を聞くことが、テキストの内容理解の深まりに直結するので、できる限り欠席せずに参加してください。
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | ||
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
||
| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | A感想シートの記載・提出:50%
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
|---|---|---|---|---|
| オリエンタリズム 上 | エドワード・W. サイード | 平凡社、1993年 | 94582760112 | |
| オリエンタリズム下 | エドワード・W. サイード | 平凡社、1993年 | 4582760120 |
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
数回書いてもらいます。毎回のシートの字数の目安は、350~500字位です(若干長くても問題ありません)。各回の内容の簡単なまとめが書かれているかどうか、感想文の中に自らの視点からのコメントが含まれているかどうかが評価のポイントになります。
発表
受講生の人数に応じて、個人あるいはグループで行います。個人あるいは自分が配属されているグループに割り当てられている部分を理解し、テキスト全体のなかでの位置づけを把握するのが目的です。担当部分の理解度、レジュメ・発表スライドが的確に書かれているか、発表の仕方、討論への参画が評価のポイントになります。
出席・授業参加
毎回の授業への出席が重要です。すべての授業に必ず出席するようにしてください。
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html