授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33992:[2025 春セメスター]実践経済演習Ⅱ(04) 2025 春セメスター 水4 経済学部 西 淳 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 103号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 コア科目の一つである社会経済学初級や中級を学ぶための前提となる基礎学力を身につけることを目的とする科目である。具体的には、資本主義の基本的特質から説きはじめ、商品、貨幣、価値、価格、利潤などの問題に及び、さらには経済の再生産の条件などについて論じていくこととなる。なお、授業には、受講生に問題を解いたり授業についてのコメント・シートを提出してもらう演習の部分と、講義形式の部分がある。

受講生の到達目標

 社会経済学は、特に古典派経済学やマルクス、ケインズの成果を現代的に発展させていく形で成立した学問である。現代の主流派経済学である新古典派経済学(いわゆるミクロ・マクロ経済学)とはまた異なった資本主義経済への接近法、人間像、社会像等を理解することが目標となる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

「社会経済学初級α」、「社会経済学初級β」を履修しておくこと。そのほか、「経済学史」、「経済変動論」、「貨幣信用論」、「社会思想史」をすすめる。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

はじめに

授業の全体の構成について。その他、受講に際しての注意事項について。
【+R授業】新2回生対象履修登録ガイダンス

2

商品と貨幣

商品。貨幣。労働と交換。

3

資本について

資本とは何か。資本の分類。資本の回転の問題。

4

価格機構

価格の一時的決定。

5

価値と生産価格

労働価値説による価値規定。価値と生産価格の関係。

6

賃労働と資本

資本と賃労働。利潤の源泉と搾取。搾取増大の方法。

7

剰余価値と利潤

総生産物、純生産物、必要と剰余、またそれらと労働時間との関係。

8

投入産出表

レオンティエフ的な投入産出表の物量・価格体系。

9

社会経済学の投入産出表

古典派・マルクス的な投入産出表の物量・価格体系。

10

再生産論

単純再生産。拡大再生産。

11

生産力発展と資本制

利潤率低下論、生産の有機的構成変化と失業。

12

世界市場

国際的不等価交換論。

13

【補論】利潤、賃金決定の学説史及び近代経済学と社会経済学とはどこが違うのか。

古典派・マルクス、新古典派、ケインズ経済学の分析視角の違い。社会の維持・再生産nについての問題の理解の違い、生産に対する貢献、所得分配についての理解の違い。

14

まとめ。

これまでの内容を復習します。

授業実施形態

授業には、受講生に問題を解いたり授業についてのコメント・シートを提出してもらう演習の部分と、講義形式の部分があります。なお、14週のうち1週を115分授業とし、時間割授業時間(95分)の授業以外に、[+R]授業(20分)を行います。

授業外学習の指示

 毎回、次回に説明することを大まかに述べまたそれを学習するのに有益な書籍やインターネットのホームページについて紹介しておくので、それを聞いたうえで予習をしておくのが望ましい。また、授業が終わったらその日のうちに、その日の授業においてどのような議論がなされ、またキーになる用語はどのようなものだったかなどについて復習し、知識を固めておく必要がある。
さらには、参考文献としてあげている置塩・鶴田・米田『経済学』(できれば三土『基礎経済学』も)を読み、社会経済学独自の問題のとらえ方について、おおまかに理解しておくことが望ましい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

毎回ではない(かもしれない)が、コメントシートを提出してもらうことにより、その回の理解度を調べ評価する。また授業の最後にレポート提出を求めます。コメントシートの点が50%、期末レポートの点が50%です。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

授業にはできるかぎり出席するようにしてください。また、普段から社会経済学と関係することがら(資本主義の歴史、経済循環の問題、経済学の歴史など)について興味を持ち、みずから調べる習慣をもってほしいと思います。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しません。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『経済学』 置塩信雄・鶴田満彦・米田康彦 大月書店 4-272-11056-X
『基礎経済学』 三土修平 日本評論社

参考書(使用頻度、その他補足)

その他の参考文献については授業中に指示します。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考

私語は厳禁です。ご注意ください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/