授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51062:金融法(B) 2023 春セメスター 水1 経営学部 木原 彩夏 2

キャンパス

OIC

授業施設

AC330講義室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本講義は、初学者を対象とし、銀行が当事者となる金融取引を中心とした、金融法の重要部分を理解することを目的とするものである(金融法の全分野を網羅的に取り扱うものではない)。
適宜民法(とりわけ担保物権・債権総論分野)の基礎に立ち返りつつ講義を進める。
授業は講義形式で行う。
授業への質問等があれば、口頭、メール、manaba+Rの掲示板機能等を用いて受け付ける。フィードバックはmanaba+Rを通じて、又は次回授業での口頭説明もしくはレジュメに記載する等の方法により行う。

キーワード 金融法 銀行取引 金融取引 預金 融資 債権回収 為替取引 銀行の付随業務 金融監督法

受講生の到達目標

(1)金融取引法と金融監督法について、その概要を理解し、説明することができる。
(2)伝統的な銀行取引業務の概要を説明することができる。
(3)現代的な金融取引のうち代表的なものについて、その概要を説明することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

民法、商法、会社法等の民事法科目の履修が望ましい(事前のみならず同時並行や事後でも構わない)。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1~3

ガイダンス、総論

ガイダンス(授業の進め方等)、金融法の基礎概念(金融機関の種別、取り扱われている業務の概要等)、金融取引法及び金融監督法の概要

※第1回~第3回はWEBオンデマンド授業により行う予定である

4

銀行における受信取引(預金取引)

預金契約の法的性質、預金の成立、預金の払い戻し等

5~7

銀行における与信取引

融資取引、金利規制、銀行取引約定書、コベナンツ、各種融資取引、担保と保証

8

債権回収

弁済、相殺、法的整理手続、事業再生ADR

第8回(6月3日土)はWEBオンデマンドでの実施を予定している

9

銀行における為替取引

銀行における決済システム、為替取引

10

銀行の付随業務

他業禁止規制、付随業務の概要、付随業務の各論

11~12

金融監督法

銀行に対する規制の概要、銀行経営におけるリスク、預金保険制度、銀行のガバナンス、銀行規制のグローバル化、銀行法の概要、銀行におけるリスク管理、銀証分離規制

13~15

現代型金融取引等

シンジケートローン、デリバティブ取引、資産の証券化、社債・株式等の振替制度、その他金融に関する法領域等

第14~15回はWEBオンデマンドでの実施を予定している

授業実施形態

・第 1 ~3回を Web(録画配信を予定)にて実施し、第4回以降は基本的に対面授業とする。

・本講義はテーマによりボリュームが異なることがあるが、理解度向上のため、できる限り一つのテーマについては1~3回の連続した講義で行い、その次の授業への内容の持越しを行わないこととしたい。最新のトピックを盛り込む授業内容及び授業の進捗に鑑み、メディアを利用した授業(WEBオンデマンド配信)を取り入れる可能性がある。また、補講が必要となる場合には、補講をメディアを利用した授業(WEBオンデマンド配信)の形で行う予定である。

WEBオンデマンド実施となる回は、現在の予定では、第1~3回、第8回、第14回、第15回の予定である。進捗によりWEBオンデマンドでの実施となる回が変更される可能性があるが、その際には一週間前までに必ずコースニュースにて連絡する。

担当教員の体調不良等の不測の事態により休講となる場合には、補講をWEBオンデマンド授業の形で行う予定である。その際には、あわせて上記のWEBオンデマンド実施となる回も変更される可能性がある。

・上記のメディアを利用した授業は、全授業回数の 1/2 を超えない範囲で行う。また、メディアを利用した授業においては、メールおよびmanaba+R掲示板で受け付けることにより、受講生とのコミュニケーション機会を確保する体制を整える。

授業外学習の指示

成績評価に算入される計4回の復習課題が提出される。
課題における指示に従って提出すること。
WEBを通じた授業であるため、一定の幅をもたせた提出期間を設ける予定である。

講義前にレジュメにより予習し、講義中に自分のノートを作成し、講義後にそのノートとレジュメを突き合わせ、必要に応じテキストや参考文献を参照して復習することが望ましい。
復習課題は4回のみであるが、それ以外の回も自主的な復習により各回の講義内容を習得したことを確認すること。

その他の授業外学習については、必要に応じその都度指示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①レポート  80%
 2千字以上を目安とする所定のテーマでのレポート。
 形式・テーマは追ってmanaba+R内にて指定。
 
②日常課題  20%
 復習課題を全部で4回出題し、
 その提出の有無及び内容で評価
(一回当たり0~5点。提出しない場合は1回あたり0点、
 提出した場合、内容に応じ1回あたり1~5点の幅で評価する。)
 日常課題の提示・提出はmanaba+Rを通じて行う。

成績評価方法(備考)

 ①レポート(80%)
 2千字以上を目安とするレポートを課す。
 (レポート試験に近いものである)
 形式・テーマ・詳細な評価の基準は追ってmanaba+Rにて公表する。
 一定の授業範囲内において、受講生自らがテーマを選択してレポートとする形式を予定している。

②日常課題(20%)
 復習を中心とした課題。計4回。
 manaba+Rの機能(アンケート又は小テスト)を用いて行う予定である。
 提出した場合、1回あたり1~5点を付与。

①②をあわせて、到達目標(1)~(3)に到達しているのか否かを客観的に判断する。

※BCP レベルの如何により、上記の成績評価方法を変更することはない。

受講および研究に関するアドバイス

法学に関する基礎及び民法(とりわけ担保物権及び債権総論分野)については、基本を理解しているものとして講義を進める。できれば受講前に、法学に関する基礎、及び民法(とりわけ担保物権・保証、その他債権総論分野)を復習しておくこと。

扱う分野が多岐にわたり、また、内容も複雑であるので、毎回短時間で良いので必ず予習復習をし、理解できていない部分が無いように努力すること。講義では、それ以前の講義で扱った事柄及び授業外学習を指示した部分については当然に理解しているものとして講義を進める。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

授業は、参考書に挙げた『金融法講義〔新版〕』の内容に準拠したレジュメにより行う。参照すべき判例等がある場合には、レジュメに参照すべきウェブページの指示等をする。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
金融法講義〔新版〕 神田秀樹=神作裕之=みずほフィナンシャルグループ(編) 岩波書店 4000612220 金融法のおおよその分野をカバーする基本書。やや発展的な内容であり、そのすべてを扱うものではないため参考書としたが、本授業の教科書的な位置づけのテキストである。
民法4 債権総論 (有斐閣ストゥディア) 山本敬三(監修)栗田昌裕=坂口甲=下村信江=吉永一行(著) 有斐閣 4641150575 受講前に民法の関連分野を学習または復習する場合の参考書としてお薦めする(受講にあたっての必須文献ではなく、同分野で既に手持ちのテキストがある場合にはそちらを使っていただいて構わない)。
新基本民法3 担保編 大村敦志 有斐閣 4641137552 同上

参考書(使用頻度、その他補足)

その他、適宜参考文献を指示することがある。

参考になるwwwページ

適宜指示することがある。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

講義スケジュールは進捗に応じて適宜変更することがある。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/