授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32590:特殊講義(専門)Ⅱ(8F) 2023 春セメスター 月5 理工学部 高野 直樹、福山 智子、山田 悟史、吉富 信太 2

キャンパス

BKC

授業施設

BKC

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

講義名「BIM総合演習」

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BIM総合演習だけの受講でも何ら問題無いが,本授業の前半の内容は,デザイン演習3後半課題(担当:山田)にもつながる内容である。デザイン演習3の受講生はこちらも受講することを強く推奨する。
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 近年,コンピューテショナルデザイン・BIMが目覚しい発展を遂げている。それも一因に一連の建築行為における専門性は深化と同時に分野融合の必要性が加速している。それにともない専門性の種別に関わらず「分野横断における各分野の知識」と「分野横断に対する素養」の重要性は増している。
 本授業はこのような潮流に関わる要素技術のうち,自由モデリング・アルゴリズムデザイン,環境シミュレーション,構造シミュレーションを取り扱う。自由モデリング・パラメタリックデザイン,環境シミュレーション,については実際にアプリケーションを操作しながら学ぶ。構造シミュレーションについては基礎理論を学び,視覚的な理解を含めてシミュレーションについて座学形式で学ぶ。

 アプリケーションは課題要件と満たせば自由とするが,Rhinoceros(+grasshopper),Revit,Flow Design,CFD Design Environments,3dsMAX,などを具体的な学習題材に採用予定である。また照明シミュレーション「DIALux」,統計用言語「R」や,プログラミング言語「python」,AR・VR・SNSに関わるWEB上のサービスも積極的に複数利用する。

 本授業は「手描き派であるか,デジタル派であるか」や「要素技術を使うか・使わないか」には【関係なく身に着けるべき素養】である。「いい建築を作る」という原始的かつ本質的な目的に向けて新たな道具が加わる,ととらえて将来も見据えて興味を持って学んで欲しい。

 上記のような情報技術は習得すれば良い建築を作る強力な武器となるが,いずれも「簡単」ではない。また「お手軽設計ツール」でもない。指定アプリケーションはいずれも学生は無料インストールが可能である。またドキュメントも多く充実している。各自で環境を整え,ぜひその可能性を主体的に学習して貰いたい。そのため,本授業は単にアプリケーションの操作を学び既存の設計手法を真似して繰り返すだけの内容ではない。そのため戸惑うかもしれないが,既存の建築・建築行為がこのまま続くとは思わずに,意欲的に取り組んで欲しい。

受講生の到達目標

この授業では,いよいよ到来するBIM時代・コンピューテショナルデザイン時代に向けたリテラシーとコンピテンシー(行動特性)を養って欲しい。到達目標は下記である。

・コンピューテショナルデザイン・BIMにおける建築設計の流れと技術を説明できる。
・コンピューテショナルデザイン・BIMによる建築都市デザインを構想し,その一部を実行できる。
・自由モデリング・アルゴリズムデザインの基礎操作ができる。
・環境シミュレーション,構造シミュレーションの基礎理論・使い方・実例を説明することが出来る。また提案を構想することができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

・CAD/CG演習,ヴィジュアライズ演習,他技術系の専門科目
・研究室配属に向けた入り口としても位置付けられる授業である。他の専門科目と自身で関連付けながら学ぶことが望ましい。
・周辺の要素技術である「CAD,CG,BIM,Photoshop,Illustrator」に関わる知識,基礎操作技術,制作体験があることが望ましいですが,苦手でも受講に差し支えはありません。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1 / 山田悟史

全体ガイダンス・学習環境・アルゴリズミックデザイン思考

課題出題と2回生までの内容の復習指示
※下記の授業スケジュールは、BCPレベル1~2を想定して記載しています

2 / 山田悟史

アルゴリズミックデザイン思考

デザインにおけるアルゴリズムとデータサイエンス,復習状況の確認

3 / 山田悟史

アルゴリズミックデザイン思考

形態生成・アルゴリズミックデザイン思考・物理演算シミュレーション・データサイエンス

4 / 山田悟史

アルゴリズミックデザイン思考

形態生成・アルゴリズミックデザイン思考・物理演算シミュレーション・データサイエンス

5 / 山田悟史

アルゴリズミックデザイン思考

形態生成・アルゴリズミックデザイン思考・物理演算シミュレーション・データサイエンス

6 / 山田悟史

アルゴリズミックデザイン思考

形態生成・アルゴリズミックデザイン思考・物理演算シミュレーション・データサイエンス

7 / 山田悟史・高野直樹

アルゴリズミックデザイン思考

形態生成・アルゴリズミックデザイン思考・物理演算シミュレーション・データサイエンス

8 / 山田悟史・吉富新太・福山智子・本間睦朗

意匠BIMモデリング・分野横断

ガイダンス・学習環境・各種シミュレーションなど

9 / 山田悟史・高野直樹

意匠BIMモデリング

プロジェクト作成,壁,床

10 / 山田悟史・高野直樹

意匠BIMモデリング

屋根,ドア,カーテン ウォール,窓

11 / 山田悟史・高野直樹

意匠BIMモデリング

階段,手すり,ビュー,寸法

12 / 山田悟史・高野直樹

意匠BIMモデリング

習熟度確認

13 / 山田悟史・高野直樹

意匠BIMモデリング

発展的な内容

14 / 山田悟史・高野直樹

意匠BIMモデリング

習熟度確認

15 / 山田悟史・高野直樹

まとめ

講評と今後の発展について

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベル1~2の場合 / In the case of BCP level1-2】
対面形式を主体にオンライン/オンデマンド形式を併用する。

【BCPレベル3~4の場合 / In the case of BCP level 3-4】
オンライン/オンデマンド形式を主体とするが,対面形式を併用する。

【共通】
・オンライン/オンデマンド形式の詳細についてはmanabaや授業サイトで確認すること。
(日常的な確認が可能なように自分で工夫すること)
・出席/課題要件についても上記と同様である。
・オンライン形式の授業時間は対面形式と同時刻とする

授業外学習の指示

授業だけでは世の中で目にするような使い方や制作は当然できない。凄いことや高度なことはいずれもやはり簡単でない。授業は学習の最初の壁となる基本操作をレクチャーする。それ以降は自身で学習する必要がある。情報はWEBと本に沢山ある。3回生という時期もよく考え能動的に学習すること。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・授業内の課題,宿題,講義への取組状況による日常点を総合して評価する
・全課題の提出が成績のつく基本条件である。
・遅刻・欠席は1回につきその授業の課題の評価を大きく減点する。
例:A→B、B→C。
・遅刻2回で欠席に相当する扱いとする。

成績評価方法(備考)

積み上げ型の授業のため,途中段階の課題提出,遅刻・欠席は学習に支障をきたす。
そのため,最終的な提出課題の評価が最高であっても,途中課題の未提出,数回の欠席で不可となる場合もある。

受講および研究に関するアドバイス

各専門的な講義・演習への入り口に位置付けられる授業である。興味を持った内容についてWEB上の情報,参考書を積極的に利用して欲しい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

購入指定の教科書はない。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
BIMその進化と活用 建築を目指す人、BIMに取り組む人のガイドブック 「BIMその進化と活用」編集委員会 株式会社 日刊建設通信新聞社 978-4-902611-68-7
アルゴリズミック・デザイン―建築・都市の新しい設計手法 日本建築学会 鹿島出版会 978-4306045231
アルゴリズミック・デザイン実行系 建築・都市設計の方法と理論 渡辺 誠 丸善出版 978-4621085950
建築は、柔らかい科学に近づく 渡辺 誠 建築資料研究社 978-4874607497
建築デザインのデジタ ル・エスキス 渡辺仁史 彰国社 978-4395200559
関連アプリケーションについての解説本

参考書(使用頻度、その他補足)

上記に加え,内容に対応して適時紹介する。

参考になるwwwページ

過年度の授業用サイト
http://satoshi-bon.jp/category/lecture/lec_bim/

過年度の課題の一部
http://satoshi-bon.jp/2021/04/01/bim/

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

各パートの回数は授業進度に応じて数回分調整する可能性がある。

本授業の内容は先端的な発展途上の技術であり,将来に向けた授業である。そのため授業で全てを取り扱うことは出来ないし,教員も全てを知っている訳ではない。日々進化する情報時代,今日習ったことが明日には変わっているかもしれない。急速に進化する技術をその都度誰かに習うことは不可能です。基礎理解,基礎操作スキルの先を自身で学ぶ学習姿勢も身に付けて欲しい。現代を生きるのはそのような能力が最も重要です。建築もそろそろ変わるはずので。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/