授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
16019:[2025 春セメスター]国際保健医療政策研究(S) 2025 春セメスター 金4 産業社会学部 長谷川 千春 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG401号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

健康と医療に関する動向と政策について国際比較の観点から検討する。” Universal Health Coverage” (ユニバーサル・ヘルス・カバリッジ)は、「すべての人が、適切な医療サービスを、必要なときに、支払い可能な費用で受けられる状態」の達成を指す、国際社会の共通目標として定められたものである。しかし、実際には、少子高齢化の進行、社会格差や不平等の拡大のなかで、健康や医療の実態やそれを支える制度や諸政策においても問題を突きつけている。本講義では、医療の仕組みについての基本的な理解をもとに、先進諸国およびアジア諸国の現状や政策について、いくつかの視点を据えながら検討する。

受講生の到達目標

(1)健康や医療、それに関わる制度・政策についての基本的概念を説明できる。
(2)健康や医療に関わる論点を理解し、説明できる。
(3)各国の医療に関わる制度・政策の現状と課題について、説明できる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

国際保健医療政策では何を学ぶのか

授業の導入。"Universal Health Coverage” 、医療サービス、医療財政

2-3

福祉国家と医療

20世紀の医療の進化、福祉国家の発展、医療保障の仕組みの構築の歴史

4-5

公的医療保険と税による医療制度

保険料、税(公費)、事業主、患者負担のあり方

6-7

医療費膨張と医療費適正化の取り組み

医療費支出の増加、財源確保の視点、支出抑制の視点

8

妊娠出産と医療保障

各国の妊娠出産(周産期医療)保障のしくみの比較対比

9

各国の医療保障(1)アメリカ

雇用主提供医療保険、民間保険、医療扶助、連邦・州政府の権限、無保障問題

10

各国の医療保障(2)ドイツ

社会保険、民間保険、患者負担なし、疾病金庫、医療基金

11

各国の医療保障(3)スウェーデン

税による医療制度、地方分権(ランスティング)、民営化と公共部門

12

各国の医療保障(4)韓国

公的医療保険、単一支払い、患者負担、民間保険

13

各国の医療保障(5)台湾

公的医療保険、単一支払い、保険料賦課方式

14

保健医療政策の今後

"Universal Health Coverage" という政策目標を達成する医療サービス、医療財政の在り方について、これまでの学びを踏まえて考察する。

授業実施形態

第1~14回すべてを対面で実施する。
【+R授業】は第1回授業で実施します。詳細については、manaba+Rにて周知します。

授業外学習の指示

日頃から新聞などに目を通して、日本だけでなく海外の社会保障や福祉、社会情勢などに関する感性を磨いておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

※※※2023年度よりレポート試験は廃止されています。期末レポート等を実施される場合には、「平常点評価」欄に「期末レポート」としてご入稿ください※※※

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

・出席、授業内課題への取り組みによる評価(30%)
・2回のミニレポートへの評価(30%)
・期末レポートへの評価(40%)

成績評価方法(備考)

・スマートフォンやタブレット、PCなどにより、Manaba+Rにアクセスできる状態で受講してください。
・毎回、授業内課題を出します。その回の授業理解を問う内容です。
・授業期間のなかで、2回に分けて、ミニレポート課題を出します。ミニレポート課題は、授業時間外での取り組みとして、Manabaレポートに、期日までに提出を求めます。詳細は、提出〆切の2週間前までに授業内で説明します。
・期末レポートは、授業時間外での取り組みとして、授業内容を踏まえた論文形式のレポートを作成してもらいます。詳細は、提出〆切の4週間前までに授業内で説明します。

受講および研究に関するアドバイス

・第1回授業から、授業内課題を実施し、成績評価に含むものとします。
 Manaba+Rの早期利用申請をするようにお願いします。
・授業ではスライド資料を提示し、それらについてはManabaコンテンツにおいて共有します。
 しかし、授業内容のポイントや補足説明などは、各自でノートをとるなどして授業に臨むようにしてください。スライド資料は、印刷配布しません。
・本講義では、体系的な理解を求めるものではなく、重要な概念を適切に理解したうえで、それらを用いて、考察し意見を述べるようになることを重視します。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特に指定しません。

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になる文献や資料については、授業内で紹介します。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/