授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14645:東洋史資料講読(LB) 2020 春セメスター 水4 文学部 磯部 淳史 2

キャンパス

衣笠

授業施設

清心館SE004号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

礼親王昭槤撰『嘯亭雑録』・趙翼『簷曝雑記』を読む。
『嘯亭雑録』『簷曝雑記』は、ともに清代の政治制度・典故・風俗・事件・人物などに関する筆記である。他書には見られない記事も多く、清代政治史を研究する上で有益な史料である。
本講義では、史料の講読を通じて基礎的な漢文読解力を養うとともに、清代の政治・社会に対する理解も深めてもらう。
授業は演習形式である。毎回受講生が、担当部分の漢文の訓読・現代語訳と語句の解釈を行う。

受講生の到達目標

(1)漢文読解力を習得することができる。
(2)清代の政治・社会について理解を深めることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション(WEB授業)

テキストの解説、授業の進め方等の説明

2~4

『嘯亭雑録』本文の読解(WEB授業)

テキストの訓読、現代語訳と語釈

5~14

『簷曝雑記』本文の読解

テキストの訓読、現代語訳と語釈

15

最終講義試験

読解力検証テスト(60分)/解説(30分)

授業実施形態

授業外学習の指示

【予習】テキスト次回読解箇所を訓読し、現代語訳を作成する。
【復習】授業での解説を参考に、もう一度自分なりにテキストの訓読と現代語訳を行うこと。
第1回~4回のWEB授業にて実施する課題については、別途指示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

到達目標(1)の観点からの講読評価に、最終試験相当の課題の評価を加味する。
正当な理由のない欠席が5回を越えるものは成績評価の対象とはしない。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

授業には漢和辞典(電子辞書も可)を携帯しての出席を義務づける。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特に使用しない。 テキストは初回授業時に配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
漢文を読むための助字小字典 三浦勝利 内山書店 4‐900196‐12‐6

参考書(使用頻度、その他補足)

テキストの内容に関係する参考文献は、授業の中で随時紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html