| 授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 15233:民法Ⅱ(債権各論)(JA) | 2024 | 春セメスター | 水2,木1 | 法学部,国際関係学部 | 山田 希 | 4 |
キャンパス
授業施設
授業で利用する言語
授業の概要と方法
契約は、私たちの日常生活において重要な役割を果たしています。たとえば、物を買ったり、マンションの1室を借りたりといった契約を皆さんも結んでいるはずです。契約については、「民法Ⅰα」でも(法律行為または意思表示のところで)出てきますが、この授業では、相手が契約を履行してくれない場合の法的手段や、売買や賃貸借といった個別の契約に特有のルールについて解説していきます。
一方、不法行為というのは、自己の権利や利益を他人に侵害された場合(物を壊されたり身体を傷つけられたりした場合など)をいいますが、授業では、被害者が加害者に損害賠償を請求するための要件を中心に学びます。民法は、加害者の過失を被害者が立証した場合に成立する責任(過失責任)を原則としています。授業では、この過失責任を中心に学びますが、それに加えて、加害者が自己の無過失を立証しない限り負わされる責任(中間責任)や、加害者に過失がなくても負わされる責任(無過失責任)についても取り上げます。
4単位科目ですから、授業は1週間でかなり進みます。このため、授業の内容を十分に理解するためには、予習と復習が不可欠です。
授業は、教室において対面で行います。
なお、この授業では、定期試験と2回の小テストを実施します(【成績評価方法】欄参照)。定期試験と提出課題に対しては、manaba+R 上で「全体講評」を行います。
受講生の到達目標
② 重要な条文について、要件と効果を理解している
③ 重要な論点に関する判例と学説について、問題の背景や内容を理解している
④ 具体的な事例にルールを適用し、妥当な結論を導き出すことができる
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
| 授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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| キーワード・文献・補足事項等 | |
| 第1回 | 契約法の概観 |
契約の意義、契約自由の原則、契約の種類、契約締結上の過失(契約交渉の不当破棄、情報提供義務)、履行の強制、損害賠償、解除 |
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| 第2回 | 契約の成立 |
申込みと承諾 |
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| 第3回 | 契約の効力 |
同時履行の抗弁、危険負担、第三者のためにする契約 |
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| 第4回 | 履行の強制 |
直接強制・代替執行・間接強制 |
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| 第5回 | 債務不履行Ⅰ |
債務不履行の意義、債務不履行の要件 |
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| 第6回 | 債務不履行Ⅱ |
債務不履行の効果(損害賠償)、賠償額の減額・調整、損害賠償額の予定、損害賠償による代位 |
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| 第7回 | 債務不履行Ⅲ |
契約関係の展開と債務不履行 |
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| 第8回 | 受領遅滞 |
受領遅滞の要件・効果 |
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| 第9回 | 契約の解除 |
解除の意義、解除の要件(催告解除、無催告解除)、解除の効果、解除権の消滅 |
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| 第10回 | 定型約款 |
約款の意義、定型約款の定義、定型約款の拘束力、定型約款の開示義務、定型約款の変更 |
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| 第11回 | 売買Ⅰ |
売買の意義、買戻し、売買の予約、手付、売買に関する費用 |
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| 第12回 | 売買Ⅱ |
売主と買主の義務、契約不適合責任 |
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| 第13回 | 贈与 |
贈与の意義、書面によらない贈与、贈与の解除、贈与の効力、特殊の贈与(定期贈与、負担付贈与、死因贈与) |
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| 第14回 | 消費貸借・使用貸借 |
消費貸借の意義、諾成的消費貸借、貸す義務、準消費貸借、消費貸借の予約
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| 第15回 | 賃貸借Ⅰ |
賃貸借の意義、賃貸借契約の存続期間、賃貸人の義務、賃借人の義務、賃貸借契約の終了 |
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| 第16回 | 賃貸借Ⅱ |
賃貸借の終了と第三者、賃借権の譲渡・転貸、敷金 |
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| 第17回 | 賃貸借Ⅲ |
借地借家法 |
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| 第18回 | 請負 |
請負の意義、製作物供給契約、請負人の地位、注文者の地位、請負目的物の所有権の帰属、目的物の滅失(危険の移転) |
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| 第19回 | 委任・寄託 |
委任の意義、受任者の義務、受任者の権利、委任の終了
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| 第20回 | 事務管理 |
事務管理の意義、事務管理の要件、事務管理の効果 |
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| 第21回 | 不当利得 |
不当利得の意義、不当利得の類型、不当利得の要件、不当利得の効果、特殊の不当利得 |
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| 第22回 | 不法行為法の概観 |
不法行為制度の目的、一般不法行為、特殊不法行為 |
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| 第23回 | 不法行為の成立要件Ⅰ |
故意・過失、権利・利益侵害、因果関係、損害の発生 |
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| 第24回 | 不法行為の成立要件Ⅱ |
違法性阻却事由(正当防衛、緊急避難、正当業務行為など) |
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| 第25回 | 不法行為の効果Ⅰ |
損害賠償の方法、損害賠償の範囲、生命侵害を理由とする損害賠償請求権、間接被害者、胎児の損害賠償請求 |
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| 第26回 | 不法行為の効果Ⅱ |
過失相殺、被害者の素因、損益相殺、消滅時効 |
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| 第27回 | 監督義務者の責任 |
責任能力、監督義務者責任の要件、監督義務者責任の効果 |
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| 第28回 | 使用者責任 |
使用者責任の要件、使用者責任の効果 |
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| 第29回 | 土地工作物責任 |
土地工作物責任の要件、土地工作物責任の効果 |
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| 第30回 | 自賠法3条責任、製造物責任 |
自賠法の意義、自賠法3条の要件・効果
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授業実施形態
レジュメは、授業日までに、学而館のレジュメ棚に置いておきます。
授業外学習の指示
✔ わからない部分に線を引く
✔ 興味をもった部分に(上記とは別の色の)線を引く
【復習】① レジュメを始めとする講義資料を見直す
② 授業中に紹介のあった文献を読む
成績評価方法
| 種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
|---|---|---|
| 定期試験(筆記) | 80 | 定期試験が実施できない場合は、定期試験に代えて定期試験期間にオンラインで試験を実施する。 |
| レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
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| 上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
20 | 小テストを2回実施する。小テストの実施日・実施方法は、授業中に案内する。 |
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
| 書名 | 著者 | 出版社 | ISBNコード | 備考 |
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| 新プリメール民法4 債権各論〔第2版〕 | 青野博之ほか | 法律文化社 | ||
| スリーステップ 債権各論 | 芦野訓和ほか | 成文堂 |
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
備考
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html