Course Name Year Term Period Faculty / Graduate School All Instructors Credits
13678:Introduction to Jurisprudence (JB) 2022 Spring Fri3 College Of Law KAWANAKA HIROYOSHI 2

Campus

KIC

Class Venue

ZONSHINKAN ZS207

Language

日本語

Course Outline and Method

 法学部での学びを開始する学生諸君のための入門講義である。
 我々が生活している現代社会の法は非常に多種多様かつ複雑であるが、それらは相互に関連しあいながら、人間関係・社会関係を規律している。歴史的社会的に生成・発展してきた法はどのような意義を有するものなのか、どうして現在の形になったのか、法的なものの見方・考え方とはどのようなものなのか。こうした法学の基礎的な論点について理解を得るとともに、法学部で展開される学びの基本領域(憲法・民法・刑法)を俯瞰することで、法学部での学びの見取り図を獲得してもらうことを目的とする。
 テーマに応じ,ゲストスピーカーによる講演を予定している。
 授業で課す答案作成課題については授業内での解説、定期試験に対しては試験講評を出す予定である。

 授業に関する質問は、manaba+Rで随時受け付ける。質問に対する回答については、原則としてmanaba+Rで行う。

Student Attainment Objectives

1)法の基本構造と基本概念を習得し、法学専門科目への学問的展開力を身につける。
2)法講義で得た知識をベースに、基礎演習等の専門科目に取り組むことで、現実と理念を架橋する法的実践力(法学部で学ぶ姿勢)を身につける。
3)法学部での学びの基本的作法を身につけるとともに、各法領域の意義と役割や相互関係を理解し、法学の専門用語になじむことで、法学部で学ぶための基礎的体力を獲得する。

Recommended Preparatory Course

Course Schedule

Lecture/Instructor(When there are multiple instructors) Theme
Keyword, References and Supplementary Information
第1回

ガイダンス 大学での学び 法の学び 本科目の位置づけ

社会認識のための学問としての法学 紛争解決のための学問としての法学,Educationとしての法学 Instructionとしての法学,カリキュラムツリー・カリキュラムマップ,法学部での4年間の学び

第2回~3回

法学の基礎:法とは何か 法システム,近代法の成立と発展

法の特質(倫理・ゲームのルールなどとの違い)
近代法の成り立ち 法の支配 法治主義
近代法の思考,法分類(私法・公法、一般法・特別法、実体法・手続法)
国の統治機構 司法制度(民事訴訟と刑事訴訟 違憲審査制)

第4回~6回

私法分野の理論と解釈の特色

法の解釈と適用
民法の基礎、所有権絶対、物権と債権、私権の行使
市民生活における法 契約自由 不法行為法
家族法 婚姻・親子・相続

第4回~6回は次のように進める予定です。
➀ レクチャーによる基礎知識の習得
② 判例の読解を通し,法学に固有のライティングスタイル,発想法(法的三段論法)の学習。
③ ケースを使って法的な問題に対する法的な意見表明を作成する。

第7回

発展・展開領域の法(1)

消費者法,環境法,経済法,知財法,労働法,商法(企業)法などからトピック的な学習を行う。

第8回~第10回

刑事法分野の理論と解釈の特色

罪刑法定主義,犯罪論の基本構造、刑事司法
国家機関と市民の関係性
正義感覚と法律による結論との乖離

第8回~10回は次のように進める予定です。
➀ レクチャーによる基礎知識の習得
② 判例の読解を通し,法学に固有のライティングスタイル,発想法(法的三段論法)の学習。
③ ケースを使って法的な問題に対する法的な意見表明を作成する。

第11回

発展・展開領域の法(2)―グローバル化と法

国際私法,国際公法,労働法,社会法などからトピック的な学習を行う。

第12~14回

公法分野の理論と現代的展開

憲法と基本的人権
立憲主義 基本的人権 国際人権
規制行政と法,地方自治 、情報と法

第15回

まとめ 法の考え方・用い動かし方

日本の法律家
現代日本の法状況
再び,大学での法学の学び

Class Format

【BCPレベル1〜2 の場合】
対面授業を原則とする。
教室に来られない理由のある者に対して事前申請のある場合ライブ配信等の配慮をする。


【BCPレベル3~4 の場合】
この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施する。

Recommendations for Private Study

1)法学の初修者は条文や教科書を一度読んだだけでは理解できないと言われます。何度も繰り返し読む習慣をつけてください。
2)講義は聞きっぱなしにせず、考えながら聞き、要点だと思う点をレジュメ等にメモし、後に講義を再現しつつ疑問点や知らない概念を図書館・テキスト等で調べるという大学生の学習習慣を早い段階から身につけるように努力してください。
3)この授業では,適宜,予習課題(宿題)の提示を行い,回によっては,宿題が実施されていることを前提に授業を進め、その成果の提出を求めることがあります。また,manaba+R等を利用して小テストを実施することもあり、各自の授業外での復習を求めます。

Grade Evaluation Method

Kind Percentage Grading Criteria etc.
Final Examination (Written) 50

授業で学んだ基礎知識の確認
法的三段論法や法解釈の理解を踏まえて論理的に整理された解答を書く力をはかるため、論述問題を出題する。詳細は授業時に説明する。

Report Examination
(A report to be submitted by the unified deadline)

Exams and/or Reports other than those stated above, and Continuous Assessment 
(Evaluation of Everyday Performance in Class)
50

講義で実施する小テストやレポート課題等。具体的な実施内容や実施方法については講義時に説明する。

Grade Evaluation Method (Note)

Advice to Students on Study and Research Methods

Textbooks

Title Author Publisher ISBN Code Comment
法学入門 宍戸常寿・石川博康編 有斐閣 978-4-641-12618-3

Textbooks (Frequency of Use, Note)

必ず,六法を持参すること。教科書は、授業中に該当箇所を確認するほか、予習・復習にも活用する。毎回の利用方法は授業中にも説明するので、特に指示のない限りは授業時に持参すること。

Reference Books

Title Author Publisher ISBN Code Comment
法解釈入門 第2版 山下純司=島田聡一郎=宍戸常寿 補訂版,有斐閣,2018年 978-4-641-12624-4
条文の読み方 法制執務用語研究会 有斐閣,2012年 978-4641125544
現代実定法入門第2版 原田大樹 弘文堂 978-4-335-35823-4

Reference Books (Frequency of Use, Note)

Web Pages for Reference

How to Communicate with the Instructor In and Out of Class(Including Instructor Contact Information)

Learning Management System (manaba+R),Talk with Students,Other (Separate instructions will be provided)

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