授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30401:有機化学Ⅳ(M) § 30402:有機化学3(M) 2024 秋セメスター 水4 生命科学部 五月女 宜裕 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 306号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 医薬・農薬・化粧品・生体機能材料・有機電子材料などは、綿密に計画された分子設計に基づき、有機合成の手法を駆使して作り出される。「有機化学Ⅳ」では、すでに開講された有機化学系科目を復習しつつ、反応論と構造論に立脚した有機合成化学の考え方、機能性有機化合物の合成戦略、実験操作法について論述する。個々の官能基を導入、変換するために、それらに関する基本的知識や、医薬品を含む目的化合物を合成するための代表的な炭素骨格構築法などに関する基本的知識の習得をめざす。
 本科目の授業実施形態:対面

受講生の到達目標

・ペリ環状反応を習得する。
・アミンの合成・反応を習得する。
・ベンジル位の反応と芳香族求核置換反応を習得する。
・カルバニオンの反応を習得する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

有機化学Ⅰ、有機化学Ⅱ、有機化学Ⅲ、有機分子解析法

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

非局在化したπ電子系(1)

分子軌道法

2

非局在化したπ電子系(2)

アリル化合物

3

非局在化したπ電子系(3)

ジエン化合物

4

非局在化したπ電子系(4)

Diels-Alder反応,電子環状反応

5

非局在化したπ電子系(5)

ペリ環状反応

6

アミンおよびその誘導体(1)

アミンの命名,構造,性質

7

アミンおよびその誘導体(2)

アミンの合成

8

アミンおよびその誘導体(3)

Hofmann脱離,Mannich反応,ニトロソ化

9

ベンゼンの置換基の反応性(1)

ベンジル位の反応

10

ベンゼンの置換基の反応性(2)

フェノール

11

ベンゼンの置換基の反応性(3)

芳香族求核置換反応

12

エステルエノラートとClaisen縮合(1)

β-ジカルボニル化合物

13

エステルエノラートとClaisen縮合(2)

カルバニオンの反応性

14

エステルエノラートとClaisen縮合(3)

Michael付加

15

エステルエノラートとClaisen縮合(4)

アシルアニオン等価体

授業実施形態

対面授業を15 回実施する。

授業外学習の指示

 教科書、レポート課題で予復習を行うこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 80

 受講生の到達目標に対応して、本科目の理解度を確認する。
 

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
20

 受講生の到達目標に対応して、授業中に数回の小テストを課す。これらを総合的に評価する。

成績評価方法(備考)

 成績評価を受けるためには、2/3以上の授業への参加が必要です。出席チェックの詳細は、初回講義もしくはmanaba+Rにて連絡する。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ボルハルト・ショアー現代有機化学(第8版)(上巻) 古賀憲司他監訳 化学同人 978-4-7598-2029-4
ボルハルト・ショアー現代有機化学(第8版)(下巻) 古賀憲司他監訳 化学同人 978-4-7598-2030-0

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
第8ボルハルト・ショアー現代有機化学問題の解き方(N.E.Schore著) 大嶌幸一郎他訳 化学同人 978-4-7598-2031-7
電子の動きでみる有機反応のしくみ 奥山格・杉村高志著 東京化学同人 978-4807906192
有機化学演習 基礎から大学院入試まで 山本学・伊与田正彦・豊田真司著 東京化学同人 978-4807906574

参考書(使用頻度、その他補足)

教科書で学んだ知識を深め、電子の矢印を書く訓練を促す。補足資料・レポート課題・小テストとして、関連問題を課す。

参考になるwwwページ

特になし

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

その他(教員より別途指示)

備考

 生命科学部での「有機化学系科目」の履修の仕方について以下に示す。
 生命科学部のカリキュラムでは、「有機化学系科目」として「有機化学Ⅰ」「有機化学Ⅱ」「有機化学Ⅲ」「有機化学Ⅳ」「生物有機化学」の順に履修する。例えば「有機化学Ⅰ」「有機化学Ⅱ」を受講することなく、「有機化学IV」を履修した場合、内容を理解することは困難である。また「有機分子解析法」は「有機化学実験」「有機・高分子材料化学実験」 と密接に関わっているため、これらの実験を履修する学生は必ず受講する必要がある。
 上記テキストは、これらの講義・実験においても使用する。
 授業に出席することが肝要である。内容は多岐に渡るが、しっかり予習と復習をし理解を深める必要がある。

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/