授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
32446:[2025 秋セメスター]環境経済学入門 (9T) § 32447:環境経済学入門(T) § 32448:環境経済学入門(X) 2025 秋セメスター 水2 理工学部 笹尾 俊明 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 自然環境・環境問題と経済との関わりを広い視野で捉え、環境問題の特徴や人口・資源問題との関係、利害対立の背景にある国内外の経済状況等について解説する。前半では、環境問題を外部性(外部不経済)として捉え、環境問題に対処するための経済学の伝統的なアプローチである政府による市場介入の考え方を説明する。後半では、実際の環境政策における経済的手法に注目し、それらの手法や経済学の考え方が低炭素・脱炭素社会、循環型社会、自然共生社会の実現に向けて、どのように貢献できるか考察する。これらを通じて、環境問題を経済学的に検討していく上で必要な基本的事項について学ぶ。
 基本的に穴埋め式のレジュメに基づき、パワーポイントを用いて授業を実施する。授業中、manabaの出席カードやアンケート機能等を利用して、簡単な質問に答えてもらい、受講者の回答をリアルタイムで共有する機会を設ける。また、講義に関する意見・感想や質問を集約し、その後の講義で質問の一部にフィードバックを行う機会も設ける。

受講生の到達目標

1)自然環境・環境問題と経済活動との関わりを理解し説明できる。
2)経済学の基本的な考え方を踏まえて、環境問題を経済学の視点で理解できる。
3)環境政策における経済的手法の基本的な考え方を理解し、説明できる。
【教育目標】
[2018年度以降入学生]
(C-4) 経済学を含む環境都市複合領域を総合的に理解し考察できる。

[2016-17年度環境システム工学科入学生]
(E) 経済学を含む環境複合領域を総合的に理解し考察する能力

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
-

+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照。

【+R授業】受講ガイダンス(授業の目的、成績評価方法等について)オンデマンド動画

1

環境と経済はどのように関係するか

※第1回(+R授業含む)はメディア授業(オンデマンド動画)で実施する。動画のオンライン接続情報については授業開始時刻までにmanabaで通知する。

2

経済・経済学は自然環境・環境問題をどのように捉えてきたか

環境の機能、自由処分、自由財、環境クズネッツ曲線、ポーター仮説

3

持続可能な発展(開発)とは

持続可能な発展(開発)、SDGs

4

市場メカニズムの基本的な考え方と応用例

限界支払い意思額、限界便益、限界費用、市場均衡、原油価格の高騰、逆有償

5

外部性とは

外部経済と外部不経済、外部費用、社会的費用

6

外部性の内部化

市場の失敗、外部性の内部化、ピグー税

7

環境税の現代的解釈、経済的手法注目の背景

限界削減費用、ボーモル・オーツ税、ポリシー・ミックス

8

低炭素・脱炭素社会の形成に向けた経済政策1

炭素税・エネルギー税(温暖化対策税)、環境税制改革

9

低炭素・脱炭素社会の形成に向けた経済政策2

排出量取引、キャップ・アンド・トレード、ベースライン・アンド・クレジット、京都メカニズム、EU-ETS

10

廃棄物・資源循環と経済1

3R、循環型社会、不法投棄問題

11

廃棄物・資源循環と経済2

リサイクル、スケールメリット、サーキュラー・エコノミー(循環経済)

12

循環型社会・循環経済の形成に向けた経済政策1

ごみ処理有料化

13

循環型社会・循環経済の形成に向けた経済政策2

プラスチック問題、レジ袋有料化

14

費用便益分析

開発と環境保全、費用便益分析、割引率

授業実施形態

初回のみメディア授業で実施(オンデマンド配信予定。授業動画の接続情報は授業開始時刻までにコースニュースで通知)。2回目以降は対面授業を基本とする。

授業外学習の指示

・授業で出されるレスポンス課題や小テスト・レポート課題に取り組むこと。
・講義の大部分は積み上げ式の内容なので、適宜、講義レジュメに挙げた参考文献を参照するなどして、講義内容の復習に努めること。
・各種メディアを利用して、常に具体的な環境問題に関心を向けるよう心がけてほしい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業期間内に課される小テストとレポート課題(60-70%)、レスポンス(30-40%)課題を通じて、到達目標1から3を総合的に評価する。

成績評価方法(備考)

成績評価は上記の方法に従って行い、それ以外の代替措置は行いません。特に卒業年次の学生は注意してください。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は指定しない。manaba+Rを通じて講義レジュメを配付する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
環境経済学の第一歩 大沼あゆみ・柘植隆宏 有斐閣 9784641150898 特に前半部分が授業前半で有用
環境経済学をつかむ(第4版) 栗山浩一・馬奈木俊介 有斐閣 9784641177291 特に前半部分が授業前半で有用
循環経済入門ー廃棄物から考える新しい経済 笹尾俊明 岩波書店(岩波新書) 9784004319870 特に後半部分が授業後半で有用
環境経済学入門 バリー・C・フィールド 日本評論社 9784535551343

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

講義内で随時紹介する。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考


【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/