授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
14651:漢文入門(LA) § 14652:漢語・漢文法(LA) 2019 秋セメスター 月4 文学部 萩原 正樹 2

キャンパス

衣笠

授業施設

洋洋館YY402号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 前期の「東洋学のための言語入門」において習得した漢文訓読の方法にさらに磨きをかけ、二回生以降での本格的な文献講読に必要な基礎知識の習得を目指す。主に中国文学・思想関係の文献を取り上げ、学生諸君の輪読を中心として授業を進めていく。また授業の中で、辞書やいわゆる工具書の使い方、参考となる文献資料や研究史などについても適宜紹介する。

受講生の到達目標

・漢文訓読の基礎知識を固め、比較的やさしい漢詩や漢文を読解できる。
・辞書や工具書などを使用することができる。
・中国文学・思想に関する基礎知識を身に付ける。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

授業概要の説明、漢文に関する基礎知識の確認(担当者の講義)。

2-5

比較的短い漢文の読解。

諸子百家の文章、古文真宝、唐宋八家文、漢詩などから比較的短い漢文を選んで読解する。

6-14

小説の読解

唐代伝奇等の文言小説を選んで読解する。

15

授業のまとめ(30分)と確認テスト(60分)

授業実施形態

授業外学習の指示

教材のプリントを予習・復習すること。また参考書をぜひ読んでおいて欲しい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

確認テスト(60%)、授業への関わり方・担当時以外での授業参加の積極性等(40%)。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

プリントを配布する。授業時には紙媒体の辞書を毎回持参すること。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
漢文入門 前野直彬 筑摩書房
漢文法基礎 本当にわかる漢文入門 加地伸行 講談社
漢文入門 小川環樹・西田太一郎 岩波書店
漢文の話 吉川幸次郎 筑摩書房
漢文訓読入門 古田島洋介・湯城吉信 明治書院
全訳 漢辞海 第四版 戸川芳郎監修、佐藤進・濱口富士雄編 三省堂
新字源 改訂新版 小川環樹ほか 角川書店
教科書で出会った古文・漢文100 石原千秋編 新潮社・新潮文庫
漢文のルール 鈴木健一 笠間書院

参考書(使用頻度、その他補足)

電子辞書ではなく、『漢辞海』『新字源』等の紙の辞書を使用すること。電子辞書よりも紙の辞書の方が、一覧する時の情報量が圧倒的に多い。

参考になるwwwページ

中国文学思想専攻のホームページ
http://www.ritsumei.ac.jp/acd/cg/lt/cl/index.htm

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考