授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30359:[2025 秋セメスター]分析化学Ⅱ(MB) 2025 秋セメスター 金4 生命科学部 稲田 康宏 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 109号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

分析・無機化学Ⅰで修得した酸塩基平衡の概念を基に、酸塩基平衡が存在する水溶液中の全化学種組成を理解する。その上で、分析化学に利用されている酸塩基反応の実例を挙げて紹介し、中和滴定とpH緩衝作用などについて解説する。さらに、イオン強度と活量、平衡定数と標準自由エネルギー変化の概念を修得し、錯形成(配位子置換)平衡と沈殿平衡について、平衡論の立場から学習する。それらを基に、化学物質の性質と錯形成並びに沈殿生成の挙動の関係について理解する。

受講生の到達目標

・酸塩基平衡に関する平衡論的概念を習得し、物質収支や電荷収支の考え方を確実に理解する。
・酸塩基平衡、錯形成平衡、沈殿平衡が存在する水溶液中の全化学種組成が理解できる。
・キレート滴定の原理を理解する。
・沈殿生成の原理や付随する概念を理解する。

事前に履修しておくことが望まれる科目

分析・無機化学Ⅰ

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等

本科目は+R授業対象科目。第1回に+R授業を実施。詳細はmanaba+Rを参照

1(対面)

酸塩基平衡(1)

質量作用、物質収支、電荷収支、中和滴定、滴定率

2(対面)

酸塩基平衡(2)

中和滴定、酸塩基指示薬

3(対面)

酸塩基平衡(3)

緩衝作用、pH緩衝溶液、ヘンダーソンの式

4(対面)

平衡の熱力学(1)

活量、活量係数、イオン強度、化学ポテンシャル

5(対面)

平衡の熱力学(2)

標準自由エネルギー変化、平衡定数、イオン強度

6(対面)

錯形成平衡(1)

ルイスの酸塩基、配位子、錯体、安定度定数、配位子置換反応

7(メディア授業)

錯形成平衡(2)

塩基性、キレート効果、配位子場安定化、HSAB

8(対面)

錯形成平衡(3)

配位子の酸解離平衡、副反応係数、条件平衡定数

9(メディア授業)

錯形成平衡(4)

金属イオンの錯形成平衡、副反応係数、条件平衡定数

10(対面)

錯形成平衡(5)

キレート滴定

11(対面)

錯形成平衡(6)

金属指示薬

12(対面)

沈殿平衡(1)

溶解平衡、溶解度、溶解度積

13(対面)

沈殿平衡(2)

共通イオン効果、pH効果、錯形成効果

14(対面)

沈殿平衡(3)

沈殿滴定

授業実施形態

対面授業を12回、オンデマンド型のメディア授業を2回

メディア授業については、manaba+R上で提示する教材(ナレーション入り動画)を視聴して学習する形とする。メディア授業の詳細については、第1回目の授業で説明する。

授業外学習の指示

授業内容の理解を深めるために、manaba+Rに提示するナレーション付き教材を視聴するなどして復習し、理解を積み重ねていくことが重要である。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業内容に関する課題を、manaba+Rの小テストあるいは授業内の小テストで回答することで、学習の状況を評価する。必要に応じて、レポート課題(manaba+Rからファイルで提出)の内容を加味する。

成績評価方法(備考)

メディア授業(オンデマンド型)を行う場合には、教材の視聴状況(各回の授業の出席状況)を「閲覧履歴」で確認するため、必ず自分のIDでmanaba+Rにログインした上で教材を視聴すること。

受講および研究に関するアドバイス

復習と予習を充分に行い、各回の講義内容を確実に理解していくことが重要である。本を読んで知識を詰め込むだけではなく、必ず自分で内容を理解し、数式を立て解答を導くように日頃から取り組むとよい。

この科目の内容は、分析化学Ⅲを履修する上での前提となっている。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
溶液内イオン平衡に基づく分析化学 第2版 姫野貞之・市村彰男 化学同人 978-4759811889 分析化学に関する標準的な教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書の2章、3章、4章、5章について講義を行うため、ほぼ毎回、講義中に参照する。また、分析化学Ⅲでも教科書として使用する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
分析化学1 基礎編 クリスチャン 丸善 978-4621075548
定量分析化学 デイ・アンダーウッド 培風館 978-4563041519

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

特になし。

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

特になし。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/