授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13009:IR18‐FJ206 特殊講義(固有専門関連科目)(RE) § 13010:IR-EDR205 特殊講義(固有専門関連科目)(RE) 2019 秋セメスター 水5 国際関係学部 薮中 三十二 2

キャンパス

衣笠

授業施設

恒心館KS305号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

40年に及ぶ外交経験をふまえ、日本外交の主要な課題について講義し、共に学ぶ。

外務省の現役課長クラスを数人、講師として招き、生きた現場からの声と実態を学ぶ。

受講生の到達目標

日本の直面する外交課題を確実に理解すること。

外交の現場とはどんなものか、生きた外交を学ぶこと。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1〜3

日本外交の歴史

日本外交が歩んできた道につき、主要外交課題を中心に振り返り、正しく歴史を理解する

4〜5

トランプ政権下の日米外交

トランプ政権下の日本の対米外交のあり方をあらためて考察する。
安保条約、沖縄の基地問題、集団的自衛権の問題についても具体的に考えてゆく。

6〜7

日中関係:共生か対立か?

日中関係の歴史、およに基本的な文書をはじめ、日中関係の基礎をしっかりと勉強する。
そのうえで、尖閣問題など今日の課題を考えてゆく。

8

海洋問題

東シナ海、南シナ海に共通する海洋問題の本質を考え、日本の取るべき政策を考える。

9

日韓関係

日韓関係の歴史的考察を行い、現在の課題と今後のあり方を考える。

10

北朝鮮問題

北朝鮮問題について、核、ミサイル、拉致問題を考え、今後の北朝鮮との向き合い方を考える。

六カ国協議の経験をふまえ、今後の解決策を考える。

11

日露関係

日露関係の歴史的考察を行い、ロシアとはいかなる国か、対露関係のあり方を考える。その際、北方領土問題の取り扱いについて、具体的解決策も模索する。

12〜13

中東問題

イスラム国のこと、テロ対策、中東和平の問題、イランの問題を考える。

14

TPP、ODA

TPPやODAをはじめ、日本の経済外交を考える。

15

日本のあるべき外交政策全般

今後の日本が進むべき針路を考える。

授業実施形態

授業外学習の指示

事前に取り上げるトッピックにつき十分な予習をしておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 50

日本外交について、具体的課題につき問う。
クラスでの講義内容をベースとして、問題の把握と解決策についての考察が重要。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

クラスへの参加(40)、レポート(10)を評価する。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

外交現場の声を聞き、生きた外交を考えるチャンス!

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
日本の針路 薮中三十二 岩波書店

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
国家の命運 薮中三十二 新潮社
戦後日本外交史 五百旗頭真 有斐閣アルマ
暗闘 長谷川毅 中央公論社
核と戦争のリスク 藪中・佐藤優 朝日新書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

学生との直接対話

備考