授業科目名 | 年度 | 学期 | 開講曜日・時限 | 学部・研究科 | 全担当教員 | 単位数 |
---|---|---|---|---|---|---|
12241:東洋史資料講読(LD) | 2023 | 秋セメスター | 木1 | 文学部 | 鷲尾 祐子 | 2 |
キャンパス
衣笠
授業施設
敬学館KG103号教室
授業で利用する言語
日本語
授業の概要と方法
甘寧の突撃―三国時代の荊州
三国時代・呉の荊州(だいたい湖北省・湖南省)は、対魏・蜀の最前線であり、重要な戦略拠点であった。一方、しばしば反乱を起こす武陵蛮の勢力なども存在し、統治の困難な地域でもあった。甘寧は呉を代表する武将の一人であり、劉表の時代から荊州にかかわっており、呉の荊州奪取に貢献した功労者である。孫権に重用(利用?)されながらも、戦闘のたびに無謀な突撃を繰り返した人生であった。それは当時、門閥重視の傾向が強まるなかにおける、そこからはみだした武将・士人の状態を反していると考えられる。甘寧を通して、呉の荊州奪取・統治の過程を考察し、あわせて外来の武将が呉の支配にどのように関わったかについてうかがう。
授業は演習形式で行う。学生一人一人に、史料を読み発表してもらう。
三国時代・呉の荊州(だいたい湖北省・湖南省)は、対魏・蜀の最前線であり、重要な戦略拠点であった。一方、しばしば反乱を起こす武陵蛮の勢力なども存在し、統治の困難な地域でもあった。甘寧は呉を代表する武将の一人であり、劉表の時代から荊州にかかわっており、呉の荊州奪取に貢献した功労者である。孫権に重用(利用?)されながらも、戦闘のたびに無謀な突撃を繰り返した人生であった。それは当時、門閥重視の傾向が強まるなかにおける、そこからはみだした武将・士人の状態を反していると考えられる。甘寧を通して、呉の荊州奪取・統治の過程を考察し、あわせて外来の武将が呉の支配にどのように関わったかについてうかがう。
授業は演習形式で行う。学生一人一人に、史料を読み発表してもらう。
受講生の到達目標
典籍を史料として用いることができるようになる。
その前提として、記述者の意図に即して文章の意味が把握できるようになることが必要である。
その前提として、記述者の意図に即して文章の意味が把握できるようになることが必要である。
事前に履修しておくことが望まれる科目
授業スケジュール
授業回数/ 担当教員(複数担当の場合) |
テーマ |
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キーワード・文献・補足事項等 | |
1 |
授業についての説明と相談 評価について説明
|
テキスト配布、参考書説明 |
|
2~14 | 『三国志』呉書・甘寧傳を検討する |
『三國志』、甘寧、荊州、劉表、孫権、周瑜・呂蒙・陸遜 |
|
15 | まとめ |
これまでに学習した史料読解方法の習得状況を確認します。 |
授業実施形態
BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.
【BCPレベル1~2】
(対面授業)
対面授業で実施します。ただし、一部の授業回をメディア授業で実施することがあります。
【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。ただし、実習・フィールドワーク科目、小集団科目(研究入門、基礎講読、専門演習)、卒業論文、大学院科目については、科目特性上、対面授業で実施する場合もあります。該当授業については個別にmanaba+R等で通知します。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.
【BCPレベル1~2】
(対面授業)
対面授業で実施します。ただし、一部の授業回をメディア授業で実施することがあります。
【BCPレベル3~4】
(メディア授業)
メディア授業で実施します。ただし、実習・フィールドワーク科目、小集団科目(研究入門、基礎講読、専門演習)、卒業論文、大学院科目については、科目特性上、対面授業で実施する場合もあります。該当授業については個別にmanaba+R等で通知します。
授業外学習の指示
予習 次回読むところを読み、関連史料を調べる。
復習 読解箇所にみえる事件や事象の複数の記述を比較し、事実関係を推測する。
復習 読解箇所にみえる事件や事象の複数の記述を比較し、事実関係を推測する。
成績評価方法
種別 | 割合(%) | 評価基準等 |
---|---|---|
定期試験(筆記) | 0 | (割合も評価基準も入力しない) |
レポート試験 (統一締切日を締切とするレポート) |
0 | (割合も評価基準も入力しない) |
上記以外の試験・レポート、平常点評価 (日常的な授業における取組状況の評価) |
100 | (授業内レポート)60
|
成績評価方法(備考)
受講および研究に関するアドバイス
教科書
教科書(使用頻度、その他補足)
参考書
参考書(使用頻度、その他補足)
参考になるwwwページ
授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法
manaba+R,学生との直接対話
備考
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/
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