授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
34713:経済法(E) 2023 秋セメスター 月2 経済学部 瀬領 真悟、宮井 雅明 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 201号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

  本講義では、経済法の中心的存在である独占禁止法の解説を行う。
 入札談合、メーカーによる小売価格の拘束、ダンピング(不当に価格を引き下げること)、M&A(企業結合)、マイクロソフト社のように特定の製品について独占的な地位にある企業など、独占禁止法は企業活動のあらゆる側面に関わっている。また、意外と消費者の身近で活躍している法律でもある。その基本的な考え方は、企業間の公正で自由な競争を促進することが多様な選択肢を提供すると言う意味での「豊かさ」を消費者にもたらし、そのことは、結局、長期的に見れば企業自身の成長にもつながるというものである。
本講義では、できるだけ具体的な事例を交えながら独占禁止法の基本的な考え方を理解してもらうことを目的とする。
 授業は、講義形式で行う。授業内容についての質問は、随時、口頭で受け付けるが、manaba+Rの掲示板も活用する予定である。

受講生の到達目標

現代経済法の基本となる独占禁止法の基本的な考え方を理解できる。
独占禁止法の基本的な考え方に従って、企業が行う具体的な経済活動に独占禁止法の規定を当てはめて、独占禁止法と経済活動との関係を述べることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1~5

経済法と独占禁止法についての問題の具体例の提示

現代型独占、入札談合、流通取引慣行(再販売価格拘束、コンビニ問題)、M&A

6

独占禁止法の概要-その1

公正かつ自由な競争、独占禁止法の4本の柱

7

独占禁止法の概要-その2

独占禁止法の執行手段・手続、公正取引委員会

8

独占禁止法の概要-その3-独占禁止法の基本概念

事業者、一定の取引分野、競争の実質的制限、公正競争阻害性、公共の利益

9

私的独占

排除、支配

10

カルテル規制-その1

相互拘束、暗黙の合意

11

カルテル規制-その2

タテのカルテル、入札談合

12

カルテル規制-その3

共同ボイコット、事業者団体規制

13

流通取引慣行と不公正な取引方法-その1

公正競争阻害性、再販売価格拘束

14

流通取引慣行と不公正な取引方法-その2

一店一帳合制、横流し禁止、テリトリー制、販売方法の制限、専売店制

15

流通取引慣行と不公正な取引方法-その3

不当廉売、購買力の濫用、優越的地位の濫用、プラットフォーム事業者

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

【BCPレベルが1~2の場合】
原則として、すべての授業回において教室での対面授業を行う。全学の基準に従って受講者から下記の事由に該当するとの理由により配慮の申出があった場合は、ライブによる同時配信または録画資料のオンデマンド配信を併用する。
(イ)基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い学生(ロ)基礎疾患や持病がある等、感染した場合に重症化するリスク(※)の高い同居家族がいる学生(ハ)海外との往来制限により、学生本人が渡日・入国できない場合
(※ 呼吸器疾患、糖尿病、心不全等の国が定める基礎疾患を有する場合)
ただし、第1回目の授業はライブ配信のみとし、また、受講者の状況によっては、上記の方針が修正される可能性がある。

【BCPレベルが3~4の場合】
 webによる授業を行う。

授業外学習の指示

新各授業毎にmanaba+R のコンテンツ欄に関連資料をアップするので、あらかじめ目を通したうえで授業に臨むこと。経済学部の他の専門科目でも本講義で扱うのと同じ事象が取り上げられることがあると思うので、内容を聞き比べるのも面白いだろう。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

BCPレベルに関わらず、提出課題(具体的には、manaba+R上で指示する。複数回実施する。)に対する評価100%

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
『経済法判例・審決百選[第2版]』 金井貴嗣・泉水文雄・武田邦宜(編) 有斐閣 978-4-641-11534-7
『六法』 出版元は問わない。 小型のもので可。授業で取り上げる条文を確認したい時の参考書。
『経済法(第2版)』 泉水文雄・土佐和生・宮井雅明・林秀弥 有斐閣 978-4-641-17928-8
『経済法への誘い』 宮井雅明(編著) 八千代出版 978-4-8429-1675-0

参考書(使用頻度、その他補足)

上記のうち、『六法』は条文を確認するのに役立つ。『経済法判例・審決百選』は、具体的な事件の概要が簡潔にまとめられているので便利。『経済法』は、授業で十分に理解できなかった点を確認したり、授業で興味を持った点を深めたりするのに役立つ。『経済法への誘い』は、経済法全体の入門書として便利。

参考になるwwwページ

公正取引委員会HP http://www.jftc.go.jp

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/