授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
33962:生物環境化学(M) § 33963:界面化学(M) 2023 春セメスター 木1 生命科学部 吉山 洋子 2

キャンパス

BKC

授業施設

フォレストハウス204号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

概要;
 琵琶湖草津キャンパスの立地する滋賀県は、古代湖である琵琶湖を中心に豊かな自然に囲まれた地域であり、他府県にはない特異な自然環境を有している。本講義では、琵琶湖とその集水域を中心に様々な湖沼・水域について、陸水学・生態学的な視点から解説を行なう。授業の前半では水域生態系について、地学、物理、化学、生物学的な観点からその特徴を学ぶ。後半では河川環境の特徴を学ぶことで、湖沼と集水域の関わりを学ぶ。また、講義内容の総合理解として、水域生態系で起こっている様々な環境問題についても解説を行う。琵琶湖を中心とした滋賀県の自然環境について理解を深め、環境問題解決のための基礎知識としてほしい。

方法;
 全回(15回)対面授業を実施する。但し、BCPレベル・感染状況等を考慮して、オンデマンド授業に切り替える場合がある;詳しくは、「授業実施形態」を参照。

受講生の到達目標

1)湖沼・河川環境における基礎的な陸水学、生態学的知識を習得する
2)琵琶湖およびその周辺域を中心とした滋賀県の自然環境の特徴を理解する
3)水域生態系に対する人間活動の影響、環境保全と生態系修復について理解し、考えることができる

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

講義の概要紹介
琵琶湖の緒言

講義の到達目標、進め方、成績評価方法、諸注意
琵琶湖の緒言

2

湖沼の成り立ち

湖沼の成因、琵琶湖の歴史、地質学的特徴

3

湖沼生態系の物理環境

湖沼の水循環、光環境

4

湖沼生態系の化学環境1

pH、溶存酸素、溶存化学成分の時空間動態

5

湖沼生態系の化学環境2

物質循環、生物ポンプ

6

湖沼生態系の生物環境1

水域生物の食物網と生物間相互作用

7

湖沼生態系の生物環境2

微生物食物網(細菌、ウイルス)

8

湖沼生態系の生物環境3

一次生産者の種多様性と機能(植物プランクトン)

9

湖沼生態系の生物環境4

捕食者の種多様性と機能(動物プランクトン、原生動物等)

10

湖沼生態系の生物環境5

その他の生物の種多様性と機能(大型生物等)

11

河川生態系の物理環境

河川の水循環

12

河川生態系の化学環境

河川の物質循環

13

河川生態系の生物環境

河川に棲息する生物と食物連鎖

14

琵琶湖と環境問題1

貧酸素水塊と嫌気環境

15

琵琶湖と環境問題2

水質汚濁

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

 BCP レベル 1 および 2 の場合、対面授業を 15 回実施する。ただし、BCP レベル 1~2 であっても感染状況の悪化や不測の事態を考慮して、BCP レベル 3 以上の授業実施形態で対応をする場合もありうる。 詳細は、manaba+R にて連絡する。
 BCP レベル 3 以上となった場合には、初回授業はオンデマンド型授業とする。2回目授業以降もBCPレベルが3以上の場合はオンデマンド型授業を実施する。詳細は manaba+R にて連絡する。

授業外学習の指示

1)主にスライド資料で講義する。当日、印刷物の配布を行うので、気づいた点、興味を持った点等をその都度メモし、復習すると理解が深まる。
2)毎回の授業で小テスト課題を課す。これにより、毎回の授業内容を整理し、理解を深めることができる。小テストの点数は平常点に考慮されるため、真剣に取り組むこと。
3)定期試験に関して;毎回の講義資料をよく確認し、復習しておくこと。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 50

 講義内容について、習熟しているかどうかを筆記試験で評価する。

【BCP レベル3~4に変更となった場合】
 定期試験が実施できなかった場合、定期試験評価はとりやめ、「定期試験(筆記)」に割り当てている成績評価については、「上記以外の試験、レポート、平常点評価」に充当する(定期試験は0%とする)。
※また、(BCP レベルの変更に関わらず)感染状況の悪化や不測の事態が生じたために定期試験が実施できない状況になった場合についても、上記のとおりとする。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
50

 平常点評価は、毎回の出席+授業内での小テスト課題の点数により行う。

成績評価方法(備考)

1)授業への出席:対面授業開始時に出席確認をする。また、毎回の授業で小テスト課題を課す。出席状況、小テスト課題への対応状況より授業にきちんと参加しているか否かを判定する(欠席・遅刻、また課題への取り組みが悪いと、評価に影響するので注意)。
 感染状況等によりオンデマンド型授業に切り替わった場合は、2種類の教材(「スライド資料」および「授業内容を説明した文書」)をmanaba+Rに提示する。これら教材へのアクセス状況、小テスト課題への対応状況より、WEB授業にきちんと参加しているか否かを判定する(課題への取り組みが悪いと、参加していないと判定されるので注意)。

2)対面あるいはWEB授業に計10回以上きちんと参加していることを、成績評価を受けるための要件とする(10回未満は不合格)。

3)評価決定に関して;
(1) 出席状況、小テスト課題への対応状況、および定期試験の得点を合計し、評価を決定する。剽窃等の不正が判明した場合は、厳正に対処する。
(2) 感染状況等によっては定期試験をレポート課題に切り替えることもある。

受講および研究に関するアドバイス

陸水学・生態学における生物間相互作用、環境問題(授業後半内容)の理解には、自然環境に対する広範な知識と統合力が求められる。毎回の講義で得た知識の積み重ねにより、総合理解が可能となるため、つど復習等の自主学習により理解を深めておくこと。なお、授業の順番、内容は厳密なものではなく、目安(理解度等に応じ変更)である。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

主にスライド資料で講義する。予習復習の際には、下記参考書が役に立つ。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
新編 湖沼調査法 第2版 西條八束・三田村緒佐武 講談社 4061552414
微生物生態学 David L. Kirchman他 京都大学学術出版会 4814000472
湖と池の生物学 Christer Bronmark他 共立出版 4320056469
河川の生態学 沖野外輝夫 共立出版 4320055306

参考書(使用頻度、その他補足)

予習・復習等の自主学習に活用のこと。

参考になるwwwページ

特に無し

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー

備考

特に無し
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