授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
50258:[2025 春セメスター]グローバル映像社会論 (W) § 50259:日本文化と国際交流(W) 2025 春セメスター 木3 映像学部 宋 基燦 2

キャンパス

OIC

授業施設

シアター教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本授業は、主に日本映画、アメリカ映画、韓国映画に表象される「日本のイメージ(日本映画の場合は「他者イメージ」、もしくは「日本文化の日常的実践」)」を題材として「日本文化」への理解を試み、その理解に基づいて映像を通じた国際交流の可能性を探る。
そのためにこの授業は、まず既存の社会学や文化人類学で議論されてきた「日本人論」、「日本文化論」に対する批判的検討を通じて分析と理解のための理論的枠組みを確保し、それぞれの映画作品に関する分析を実践的に行っていく。本授業は、主に講義形式をとっているが、部分的には受講生の積極的討論と発表を求めるワークショップ形式も導入する。

受講生の到達目標

日本映画と他国の映画で表象される「日本人」と「日本文化」について理解し、説明することができる。
映像による他者表象と「ナショナル・アイデンティティ」の関係について理解できる。
映像文化が国境を越えて受容されるプロセスや、そこで生じる諸問題について考察する力を身につけることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

イントロダクション

授業概観と進め方説明、「日本文化論」に関する自由討論

2

アイデンティティ論からみる「日本人論」

アイデンティティとエスニシティ、民族と国民

3

文化人類学と「日本文化論」

「菊と刀」、「日本人の生き方」

4

日本語と日本文化の構造

外国人から見る日本語の特徴から日本文化への理解を試みる。「甘えの構造」

5

日本映画から見る日本人論1

「羅生門」、「生きる」

6

日本映画から見る日本人論2

「羅生門」、「生きる」

7

日本映画から見る日本文化論1

「お葬式」、「タンポポ」

8

日本映画から見る日本文化論2

「お葬式」、「タンポポ」

9

日本映画における「他者」1

「月はどっちに出ている」、「GO」

10

日本映画における「他者」2

「月はどっちに出ている」、「GO」

11

アメリカ映画の中の「日本人」1

「Sayonara(1957)」「The Bridge on the River Kwai (1957)」

12

アメリカ映画の中の「日本人」2


「Sayonara(1957)」「The Bridge on the River Kwai (1957)」

13

映画の中の東アジア

韓国映画「マイウェイ 12,000キロの真実」における映画の「国際交流」

14

まとめ

映像による国際交流の可能性

授業実施形態

対面授業

授業外学習の指示

本授業は、主に講義と討論形式によって進められるが、授業内容の理解、そして討論への参加のためには、授業前(もしくは授業後)に関連文献を読むことと、関連映像(課題映画)を鑑賞する必要がある。文献と映像に関しては授業中に指示をする。なお、授業のテキストとなる映画の場合、授業中に全部観賞することができないために、授業に臨む前に前に鑑賞してから参加することが求められる。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業参与度への総合的評価
授業内レポート(授業リアクション・ペーパーを含む)と授業内発表、期末レポートへの評価内容に基づいて総合的評価を行う。

成績評価方法(備考)

評価対象の授業リアクション・ペーパーと授業内レポート、または授業内発表に対しては、以下のルーブリック(評価基準)を基準に採点する。
*配点はあくまで目安であり、全体的状況に合わせて調整する場合もある。
 
A評価:授業リアクションペーパー(5点)、授業内発表または授業内レポート(9点〜10点) 
主張・説明する内容が非常に明確であり、説得力がある。また、自分自身の経験や思考(参考文献や研究の内容を吟味した)に基づいた内容となっており、独創性が認められる。なお、文章の形式面(分量、誤字・脱字、文法や文章構成など)においても全く問題がない。また文章が読みやすく、表現が優れている。
 
B評価:授業リアクションペーパー(3点〜4点)、授業内発表または授業内レポート(7点〜8点)  
主張・説明する内容が明確であり、自分自身の経験や思考(参考文献や研究の内容を吟味した)に基づいたものである。なお、文章の形式面(分量、誤字・脱字、文法や文章構成など)においても特に問題ない。
 
C評価:授業リアクションペーパー(1点〜2点)、授業内発表または授業内レポート(5点〜6点) 
主張・説明する内容が明確ではなく、自分自身の経験や思考(参考文献や研究の内容を吟味した)に基づいたものではない。また、文章の形式面(分量、誤字・脱字、文法や文章構成など)においても課題が認められる。
 
D評価:0点 
未提出、当日授業リアクションペーパーのテーマと関係のない内容、出題された授業内レポートのテーマと関係を認めることが難しい内容、引用のルールを守っていないレポート


期末レポートの評価基準については、論題公開時に改めて発表する。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

特にない。授業資料は授業中に配布する。

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
日本/映像/米国ー共感の共同体と帝国的国民主義 酒井直樹 青土社 978-4-7917-6350-4
タテ社会の人間関係 中根千枝 講談社現代新書 4-06-115505-9
菊と刀ー日本文化の型 ルース・ベネディクト 講談社学術文庫 4-06-159708-6
「甘え」の構造 土居健郎 弘文堂 978-4-335-65129-8
日本文化論の変容ー戦後日本の文化とアイデンティティー 青木保 中公文庫 4-12-203399-3

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/