授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
51562:[2025 秋セメスター]Cross-Cultural Management Research(BA) 2025 秋セメスター 木5 経営学部 SCHLUNZE ROLF DIETER 2

キャンパス

OIC

授業施設

ラーニング・インフィニティ・ホール

授業で利用する言語

英語

授業の概要と方法

本科目は異文化マネジメントを英語で学ぶ専門科目です。本科目では、国内学生と留学生とが一緒に学修します。本科目は、学生が主体性を持って能動的に学修するアクティブ・ラーニング法を取っています。
本科目は、国際ビジネスの文化的側面に焦点を当てています。グローバル化が進む世界では、学生は建設的異文化マネジメント (CIM) について学ぶ必要があります。CIM は、組織が国際的に拡大し、かつ、地域に埋め込まれるよう文化的相乗効果の創出を目指しています。
本科目の目的は、海外展開の機会とリスクを評価するために必要な分析フレームワークとして、文脈的経営評価を学び、また、多国籍企業や中小企業 がグローバル展開を成功させるために必要な、積極的なコミュニケーションと文化的相乗効果の創出について学ぶことです。コースは 1) 建設的異文化マネジメントの概念フレームワーク、2) 国際マネジャーの事例研究の紹介、3) ゲストスピーカーとして招聘する国際マネジャーについての受講生によるケース スタディ研究、の3つで構成されています。本科目で採用されているアクティブラーニングシステムは、概念フレームワークに関する教科書に基づいた小グループのワークショップとEポスタープレゼンテーションを組み合わせたものです。

受講生の到達目標

1. 学生は建設的異文化マネジメントにおける分析的アプローチについて学ぶ。
2. 学生は地域、国、現地のビジネス環境で生じる複雑さを評価する方法を学ぶ。戦略的意図と文化的適応のバランスをとることの重要性と、企業をさまざまな文化的環境に埋め込む方法について学ぶ。
3. 学生は理論と実証的分析に基づいて建設的異文化マネジメント戦略を実施する方法を学ぶ。

事前に履修しておくことが望まれる科目

本科目の受講にあたっては、TOEIC®L&R620、TOEFL®-ITP520、あるいはTOEFL®-iBT68相当以上の英語力を保持していることを目安としています。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

建設的異文化マネジメントの中核的概念:3レベルモデル、シナジー創出とポジティブなコミュニケーション

シナジーはどう創出するか。異文化間における将来の発展のための選択肢を広げるポジティブコミュニケーションと学習。典型的事例。
※メディアを利用した授業(ライブ配信型)を実施
【+R授業】詳細はmanaba+Rを参照

2

事例研究の紹介

ダイキンの欧州におけるグリーンディールとヒートポンプ製造

3-5

建設的異文化マネジメントのためのワークショップ(1-3)

1)マクロコンテキストにおける異文化議論
2)メソコンテキストにおける組織の国際化
3)ミクロコンテキストにおけるケーススタディに基づく個人の文化的行動(学生より)
ワークショップにはゲストスピーカーを招聘予定。

6-7

日欧の主要企業の国際マネジャー招聘講義とインタビュー

質疑応答、JK法を用いたブレインストーミング(学生は発見したことについてディスカッション)
※ゲストスピーカーは都合により対面、またはオンライン参加となりますが、授業は対面で実施します

8

マクロレベル:欧州における日本製造企業と日本における欧州製造企業

グループワークへのフィードバック(地域政策、インダストリー4.0、グリーンディール、CSR、クラスター政策、ソサエティー5.0、SDGs)

9-10

メソ/ミクロレベル:欧州における日本製造企業と日本における欧州製造企業

組織戦略、文化的適応、戦略的意図、文化的センシティビティ、ネゴシエーション

11

建設的異文化マネジメントのケース

ケーススタディのグループレポート提出、発表またはEポスターのグループ発表のリハーサル

12

Eポスターグループ発表

ケーススタディの結果報告。インタビューしたゲストスピーカーや実務家も出席予定。
(ゲストスピーカーは都合により対面、またはオンライン参加となりますが、授業は対面で実施します)

13-14

建設的異文化マネジメントのまとめ

個人レポート提出、Eポスターセッションへのコメント、本講義全体へのフィードバック、将来の異文化マネジメント研究の展望

授業実施形態

本科目は第1回を除き、対面で実施されます。セメスター最初の講義は受講登録者数が定まっておらず、教室内が密集する可能性があるため、メディアを利用した授業(ライブ配信型)での実施となります。セメスター後半で国内外からのゲストスピーカーはオンライン参加となる可能性がありますが、その場合も含め、基本的に学生同士のグループワークを中心として対面で実施します。

授業外学習の指示

本科目では、国内学生と留学生は異文化チームとして一緒に課題に取り組む必要があります。学生は、各講義の内容を個別に予習したり、積極的に研究したりしてグループ研究の進捗に責任を持つことを学ぶ必要があります。
• 2-6:教科書(電子書籍)を学習します。授業の最後に、チーム毎に各章の考察を発表します。
• 7-8:学生は、選択したケーススタディに関する考察と調査結果をmanaba+で個別に提出する必要があります。
• 9-11:学生はチーム毎に、グループレポート(英語で2000語以上)を作成して提出する必要があります。
• 12-13:学生はチーム毎に、グループレポートの内容をもとにE電子ポスターを作成し、発表します。
本科目でアクティブラーニングを実施するための異文化チームのグループ分けをするため、最初の講義に必ず出席して下さい。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

参加態度(出欠、積極的な予習、ケースレポート、ディスカッションへの参加態度、プレゼンテーション):40%
グループ課題とグループ発表:30%
個人レポート:30%

成績評価方法(備考)

本科目には出席要件があります。欠席数が3分の1を超えると、自動的にF(欠席が6回以上の場合不合格)になります。各研究グループのチームメンバー全員のコラボレーションが重要であり、学生はすべての授業に積極的に参加することが求められるためです。Zoomで出席する場合は、ビデオカメラをオンにする必要があります。学生は、これらの講義でバーチャル異文化チーム(VIT)としてお互いを励まし合う必要があります。信頼できるチームメンバーではないことを示している学生(欠席多数および課題不提出など)は、良い評価を取得することは期待できません。インタラクティブな学習では、各チームメンバーによる積極的な学習が求められます。国際マネジャーをゲストとして招聘した講義では、調査結果を要約してコメントしたレポートを個別に提出する必要があります。

受講および研究に関するアドバイス

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
Constructive Intercultural Management - Integrating Cultural Differences Successfully Christoph Barmeyer et al. Edward Elgar 978-83910-453-4 E-Book available at the RU library

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

インタラクティブシート,manaba+R,学生との直接対話

備考

担当教員の経験について: 担当教員は、欧州および日本の政府から支援を受けて、20年以上にわたり日本、中国、および欧州各国の多国籍企業の国際経営に関する研究に従事してきた。特に近年のダイキン工業の事例に関するフィールドワークからの研究経験を活かし、国際ビジネスの実務家の盲点を学生に理解してもらうことを目指す。
本科目では、担当教員が事例を選択して提案し、シラバスの内容(主にスケジュール)を変更する権利を有します。授業では、1) VUCAのダイナミクスとグローカルネットワークの重要性、2) 建設的な異文化経営を促進する学術的概念、3) 職業上の将来を支える長期的な展望について学びます。学士論文または修士論文のために質的ケーススタディ研究を行うことに関心のある方は、担当教員に講師に遠慮なくご相談ください。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/