授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
35007:実践経済演習Ⅰ(16) 2024 秋セメスター 木4 経済学部 大塩 量平 2

キャンパス

BKC

授業施設

アドセミナリオ303号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

このクラスでは、経済史入門の内容をディスカッションし、グループワーク(共同研究)とプレゼンテーション(研究発表)を同時に行うクラスです。
そのため、長文文献を読み、資料作成を行いながら、仲間と共に協力し、聴衆の前で物怖じせずに発表し、質疑応答を通して研究する態度を身につけてもらいます。
次のような意思・意欲がある方のためのクラスです。
=====
 ①経済史入門を十分理解し、その成果をいっそう深める意志、
 ②他者との共同研究を通して、必ず成果をあげようとする意欲、
 ③歴史的観点から学術プレゼンテーションを本気で行う意志、
 ④常に積極的に発言し意見を出し合う友人・仲間を見つける意志
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このクラスの共通研究テーマは「欧米社会の歴史的成り立ち(近代化)を多角的に議論する」ことです。
経済史学の手法を用いて、欧米(特にヨーロッパ)の経済社会の本質に迫るために議論します。
現代世界は、近代ヨーロッパ起源の政治・経済・社会・文化の影響を受けていますので、西洋の社会経済や文化の成り立ちや、過去から現代への流れを考えることには大きな意義があります。
そのため、本クラスの受講には、ヨーロッパ世界の歴史への関心や、新たな知識を積極的に探求する意志が求められます。

本クラスでは、少人数グループに分かれ、議論し共同研究しながら発表スライドを作成しつつ、大人数の前で研究発表していきます。そうすることで、過去の研究成果(先行研究)を踏まえて一つの方向性を決めたり、仲間の間での各自の役割を果たすための研究の仕方や、コミュニケーションの取り方を試行錯誤したりして、2回生以降のゼミ研究の基礎的スキルを高めることができるでしょう。また、研究発表にむけて努力を重ねることでグループ内の結束力が高まり、今後の大学生活を共に過ごす仲間を作ることもできるはずです。

10月から12月にかけてプレゼンは2回行います。教員の指導下で少しずつグループ研究を進め、完成したプレゼンテーションは、クラス内での発表会や、大規模会場での他の実践経済演習プレゼンクラスとの合同発表会で発表します。

【授業形態について】
すべて対面授業です。また、サブゼミ(木曜5限)時間も(毎週ではありませんが)活用予定ですので、木曜は4限だけでなく5限(長くとも17時半くらいまで)の予定も空けられるようお願いします。
※なお、一般的かつ伝統的な研究発表は対面形態ですが、近年はオンライン発表も浸透しつつありますので、両方のスタイルに慣れる必要があります。そこで本クラスでは、授業内容に応じてZoomでの双方向授業を行う場合があります。

【重要な補足】
①シラバス下方にある「受講および研究に関するアドバイス」にも必ず目を通してください。
②授業は木曜4限ですが、上述のように5限に教員の指示、あるいは各グループの自由な判断で「サブゼミ」を行うことがあります。詳細は下記「授業外学習の指示」を参照してください。

受講生の到達目標

1.「問い」を立てる(=問題提起)能力を身に付け、経済や歴史にかんする近年の研究テーマへの理解を深めることができる。
2.仲間と意見交換や議論をし、共同で作業をすることを通して学友を得ることができる。
3.プレゼンテーションの基礎を身に付けることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

基礎演習、経済史入門
※経済史入門は必須です。第1~4回授業では経済史入門の内容を復習し深める作業を行ってもらいます。

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

アイスブレイク、ガイダンス

自己紹介(自身の関心や研究目標)
ヨーロッパの経済社会の歴史の見方について

2~6

グループワーク・プレゼン練習①

1回生春学期の「経済史入門」で学んだことを整理し、関心のあるテーマについての関連研究を整理し、プレゼンをする。また、質疑応答の基礎を学ぶ。

7~12

グループワーク・プレゼン練習②
ゼミナール大会への参加(※下記「授業外学習の指示」を参照)

近年の経済史・歴史学のテーマの中から関心あるテーマを選び研究グループを作成。
テーマについての文献探しと先行研究整理を行い、関心のある点について問題提起を行い、仮説を立てるための論理的な議論を重ねていく。
同時に、他者に研究動向と自らの研究成果をプレゼンするための理想的な発表資料づくりや、プレゼンのしかた、質疑応答のしかたを学んでいく。

14~15

クラス内発表会および他クラスとの発表交流

プレゼンと質疑応答の実践
(他クラスとの合同報告会の実施の有無や実施形態については、両クラスの受講者の状況を見て授業開始後に最終決定します)

授業実施形態

この授業は、仲間との共同研究や個人での研究の成果を大人数の前で積極的に発表したり、他者に質問し自説を述べ、互いに成長することを目指す受講生を歓迎します。
また、受講生には長文の文献を読解する覚悟も求めます。

なお第14週授業(1月最初の授業)は5限まで延長します。(他クラスとの合同報告会を行うため)

本授業は講義ではなくゼミ指導ですので、欠席せず毎週参加してください。欠席の場合は必ず前日まで(やむを得ない場合は当日昼まで)に教員に連絡して頂きます。
また授業中に、教員の指示の下、図書館で本を探すことも行います。歴史分析にはネット上の資料や、ネット上での本の検索だけでは不十分だからです。

グループワークの進行状況に応じて、以下2つの授業外活動を行います。
・グループでのサブゼミ。特にプレゼンの直前(10月下旬~11月上旬と、12月下旬~1月上旬)はその可能性が高くなると思います。
・担当教員の研究室でのグループ指導。

授業外学習の指示

授業(木曜4限)の後(5限)に「サブゼミナール(通称サブゼミ)」という時間を設けています。
これは、各グループで自発的に相談しての時間にグループワークを延長するものですので、各グループで授業中に議論が深まらなかったり、 作業が十分に進まなかった場合、あるいは次の授業の準備をするために積極的に活用してください。
各グループからの要望があれば教員も同席して積極的にアドバイスをします。

また、サブゼミに加えて、各受講生は宿題をこなす必要も出てくるはずです。グループ内での役割分担に応じて各自で独自調査(文献探しや資料整理・要約作成など)を行い、次の授業に備えてください。

また、希望があれば、12月上・中旬の土曜日に開催されるゼミナール大会に出場することも可能です。その場合は10月初頭までに教員に相談してください。ゼミナール大会については初回授業などでも説明します。(以下の経済学部サイト内のお知らせでもゼミナール大会について知ることができます)
http://www.ritsumei.ac.jp/ec/info/detail/?id=337
 

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業時の取り組み(グループワークやディスカッション、プレゼンテーション、授業外での課題・自発的研究、その他授業中のミニ課題)

成績評価方法(備考)

※出席は成績評価の大前提です(授業回数の3分の2以上出席することが、単位取得の最低限の条件です)。
3分の2以上の出席があった受講生を対象に、グループ分け前のテーマ選定や、グループ分け後のグループ内での共同研究やプレゼン、授業外学習(授業準備のための課題やサブゼミも含む)での成果を総合的に評価します。


受講および研究に関するアドバイス

①図書の読解力について:
研究に必要な知識や情報を仲間同士で持ち寄り、自発的に議論するクラスです。授業開始時に歴史(特に西洋史)の知識がないのは大きな問題ではありませんが、授業開始後には、教員からのアドバイスを受けつつ自分の関心に沿った文献探しをする訓練もしてもらいます。
学会の最近の議論も用いますので、ネット情報では不足します。専門書を読み込む覚悟をもってください。

②manaba+R上での連絡について:
授業に関する教員からの連絡はmanabaのコースニュースや掲示板で行います。週に1~2回は連絡がありますので、コースニュース・掲示板を日常的にチェックすることを忘れないでください。

③サブゼミへの参加について:
サブゼミ(上記「授業外学習の指示」を参照)が行われる可能性に備えて、授業終了後もしばらく(少なくとも4限終了後30分程度)は予定を空けておくことを勧めます。
ただ、もちろんサブゼミとは、グループワークの中での受講生同士の自発的な学びの機会ですから、事情がある場合は受講生同士で相談し、サブゼミの欠席・早退などを調整してください。
(こういったコミュニケーションに慣れることも、大学での共同研究に必要なことです)

④類似クラス間との共同について:
本クラス(担当教員:大塩)は西洋の経済の歴史を扱いますが、非西洋=世界各地(日本も含む)へのヨーロッパの影響も研究対象に含めることが可能です。
また、歴史をテーマとするプレゼンクラスとしてもう1クラス、細谷亨先生の担当するプレゼンクラス(日本が研究対象地域)もありますので、両クラス間で連携して授業を進めることもあります。例えば第13~14回の発表交流戦は合同で開催予定です。
また、受講希望者の応募状況によっては、両クラス間で人数を調整する場合もあります。


【重要】「プレゼンには興味があるが、歴史には全く関心が持てない」という方へ!
このクラスは選択せず、経済学を用いて現状分析を行う他のプレゼンクラスを選択してください。
本クラスは講義ではありませんので、経済史入門の理解が不足する受講生への補習は行いません。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
社会経済史学事典 社会経済史学会 丸善 第7回授業以降のテーマ選択時に利用します
論点・西洋史学 金澤周作(監修) ミネルヴァ書房 第7回授業以降のテーマ選択時に利用します

参考書(使用頻度、その他補足)

1回生春学期の入門的科目(特に基礎演習と経済史入門)のテキストも重要な参考書です

参考になるwwwページ

一昨年度の本クラスと細谷先生のクラスとの合同の研究報告会の様子が、経済学部の公式サイトで公開されています。(※今年度はこのようなホールで開催されるかどうかは未定です)
https://www.ritsumei.ac.jp/ec/info/detail/?id=447

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html