授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
17925:Liberal Arts Seminar (10) § 17926:Theme Study(10) 2023 秋セメスター 水3 法学部,経済学部,経営学部,産業社会学部,国際関係学部,政策科学部,文学部,映像学部,総合心理学部,理工学部,食マネジメント学部,情報理工学部,生命科学部,薬学部,スポーツ健康科学部 曹 瑞林 2

キャンパス

衣笠

授業施設

明学館MG003号教室

授業で利用する言語

中国語

授業の概要と方法

★中国語版シラバス/中文版本的教学大纲★
https://www.ritsumei.ac.jp/file.jsp?liberalarts/db/2023Sou.pdf

【テーマ】中国経済の現状とグローバル化

中国の経済は 30 年以上の急速な経済成⻑を経て新しい段階に⼊った。これは「中国経済の新常態」と⾔われている。中国の経済は新常態に ⼊ってから今までの⾼度成⻑から中速的発展へ、経済発展⽅式も転換している。 このゼミでは、中国語の中国経済社会の⽂献を使⽤して、中国経済の基礎知識、専⾨⽤語を学習するとともに、中国経済の現状と政策課題、中国経済のグローバル化、コロナ以降の中国経済の現状と課題を学ぶ。このセミでの学習を通じて中国経済に関⼼を持つことが望ましい。将来中国に関係のある仕事に従事することを考える学⽣にぜひ受講してほしい。

ゼミの⽅法は次の4点である。
①中国語の⽂献を使用して中国経済の現状と政策課題、中国経済のグローバル化、コロナ以降の中国経済の現状と課題を学ぶ。授業でテーマに相応しい参考書を紹介する。
②⽇本⼈学⽣と中国⼈学⽣および各国からの交換留学⽣が⼀緒に勉強し交流することを期待する。
③テーマに沿ってレジュメを作成、発表を⾏い、教員が学⽣の発表内容について解釈しコメントを⾏う。
④学⽣の視野を広げ、学ぶ内容を理解するために、中国の都市、社会発展、中国⼈の⽣活、⽂化などを紹介する。

受講生の到達目標

このゼミは次の5点を⽬指している。
①中国の経済社会、グローバル経済における中国の経済改⾰と対外開放に対する理解を深める。
②中国語⽂献の読解、翻訳の能⼒を⾼め、中国経済の専⾨知識の意味を理解する。
③プレゼンテーションやコメントを通じて説明する能⼒を⾼める。
④ ⽇本⼈学⽣と中国⼈学⽣および交換留学⽣が⼀緒に学習することによって異⽂化理解やコミュニケーション能⼒を⾼める。
⑤学⽣が国際的視野を持ち、国際交流に役⽴ち、グローバル社会における⾃⾝のキャリア形成に役⽴つ。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1-4

ゼミの運営⽅式、授業概要と予定、教科書についての説明、⾃⼰紹介
中国経済の現状と政策課題、「第14次5か年計画」

中国経済の⾼度成⻑、グローバル化、中国経済の新常態、経済減速、小康社会、所得格差の拡大、共同富裕、公共サービスの均等化、社会保障制度、「第14次5か年計画」

5-8

中国における都市化の進展と都市発展の課題

都市化、都市化率、常住人口、市民化、人口流動の自由化、サービス業の発展、都市の発展、交通インフラ、都市住宅、不動産価格の高騰

9-11

中国の中低所得者層の消費と「国内大循環」

都市農村間の所得格差、中低所得者層、所得再分配、社会保障、年金、医療保険、介護保険、消費拡大、「国内大循環」

12-15

「国内大循環」と「国内国外双循環」および産業デジタル化
最終講義発表

「国内大循環」、「国内国外双循環」、双循環の必然性、対外開放の拡大、産業デジタル化、イノベーション

授業実施形態

BCP停止の場合は、BCPレベル0~2の記載どおりに授業が行われます。
During the suspension period of BCP, classes will be as described in BCP levels 0-2.

BCPレベルにかかわらず、全15回ZoomによるWeb授業を行う。
Zoomに接続するためのアドレスは、開講する前にmanabaに案内する。

※Liberal Arts Seminarは全15回オンラインで実施しますので、集中して授業に参加できる環境であればどこで受講しても構いません。各クラス、授業担当教員の所属キャンパスのみ受講用教室を用意します。教室で受講する際も、PCおよびイヤホン等をご自身で準備・持参してください。

授業外学習の指示

時間をかけて事前予習、事後復習をしてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

平常点 100%(平常課題60%、最終講義発表10%、期末レポート30%)

成績評価方法(備考)

BCPレベルが3~4になった場合、成績評価については、BCPレベル1~2の場合と同様に、平常課題、最終講義発表、期末レポートなどに基づいて総合的に評価する。

受講および研究に関するアドバイス

中国語の文献を使用するので、一定の中国語学力が望ましい。
(目安:中国語検定4級以上)

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

第1回目のゼミの際、使用する中国経済の文献を案内し説明する

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/