授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
15022:[2025 秋セメスター]現代環境論(S) 2025 秋セメスター 月1 産業社会学部 木原 浩貴 2

キャンパス

衣笠

授業施設

以学館IG301号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

 環境問題は、生活・企業活動・地域づくり・政策などあらゆる面に関わる問題であり、すべての人が向き合うべき問題である。本講義では、気候変動問題をはじめとする様々な環境問題を取り扱い、これらに関する幅広い知識と、自ら問題を解決しようとする態度を形成することを目指す。
 なお、講義中には可能な限り学生の発言を求め、また出席カードを利用して質問を受け付けて次の講義で回答するなど、やりとりによって学びを深めたい。

受講生の到達目標

①様々な環境問題に関する基礎的な知識を習得すること。
②問題解決のために、問題を引き起こしている原因を分析する態度を習得すること。
③「持続可能な開発」の概念を理解し、自ら主体的に問題を解決しようとする態度を習得すること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
第1回

「持続可能な開発とは

持続可能な開発、SDGs、地球サミット 【+R授業】20分のオンデマンド講義、詳細はmanaba+R参照

第2回

「現代の問題としての公害

典型7公害、四大公害

第3回

生物多様性を見つめる

レジリエンス、生物多様性条約、名古屋議定書

第4回

森林と私たちの暮らし ※ゲスト講師招聘予定

「熱帯林、パーム油、プランテーション、カーボンニュートラル

第5回

ごみ問題をみつめる

祇園祭ごみゼロ大作戦、プラスチックゴミ

第6回

現代社会に潜む様々な環境問題

オゾン層破壊とフロン、モントリオール議定書、アスベスト

第7回

気候変動問題を見つめる

「温室効果ガス、気候変動枠組条約、京都議定書、パリ協定

第8回

環境問題と生活者

グリーンコンシューマー、フードマイレージ、ZEH

第9回

環境問題と企業1

炭素生産性、エネルギー生産性、RE100、TCFD

第10回

環境問題と企業2

炭素生産性、エネルギー生産性、RE100、TCFD

第11回

エネルギー問題を見つめる

原子力発電、太陽光発電、風力発電、固定価格買取制度、地域適正技術

第12回

エネルギーを選ぶ

電力自由化、地域新電力、市民共同発電所

第13回

欧州の事例に学ぶ持続可能な地域づくり

シュタットベルケ、エネルギーエージェンシー、ヨーロピアンエナジー アワード (講義内ミニテスト)

第14回

まとめ 持続可能な社会づくりに向けて

環境保全、経済発展、社会的包摂の統合的発展 (講義内での簡単なミニテスト)

授業実施形態

第1回はオンデマンドで実施。
以降は基本的に対面で実施する。

授業外学習の指示

環境問題に関する新聞記事や書籍を積極的に読みこれに対する自らの意見を整理するなど、講義時間外にも主体的に学ぶことを期待する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 0

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)
0

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

①毎回の講義における講義内容をごく簡単にまとめたミニレポート(2点×15回=30点)
②第14回で実施する用語のミニテスト(選択式の簡単なもの)(2点×10問)
③Manaba+から出題するレポート(50点)
で評価を行う。

成績評価方法(備考)

上記以外に自主的なレポートを提出するなどした場合には加点を行う場合がある。
病気などの理由で第14回(ミニテスト)に参加できなかった場合には、代替措置として、別途レポートの提出を求める。

受講および研究に関するアドバイス

環境問題という深刻なテーマを扱うが、講義そのものを深刻に進めるつもりはない。映像資料の視聴やクイズ、対話を交えながら進めるつもりである。ぜひ、持続可能な社会を描くことを楽しむつもりで受講してほしい。

教科書

教科書(使用頻度、その他補足)

教科書は特に指定しない

参考書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
四大公害病 政野 淳子 中央公論新社 4121022378
異常気象と人類の選択 江守 正多 角川マガジンズ 4047316229
エネルギー・ガバナンス 的場信敬ら 学芸出版社 4761532394
環境白書
生物多様性とは何か 井田徹治 岩波新書 4004312574
地球温暖化は解決できるのか パリ協定から未来へ! 小西雅子 岩波ジュニア新書 4005008372
地元経済を創りなおす―分析・診断・対策 枝廣淳子 岩波新書 4004317045
キロワットアワー・イズ・マネー~エネルギー価値の創造で人口減少を生き抜く~ 村上敦 いしずえ新書 4861310415
脱炭素地域づくりを支える人材 日欧の実践から学ぶ 的場信敬 平岡 俊一 日本評論社 978-4-535-58793-9

参考書(使用頻度、その他補足)

上記に加え、講義の中でテーマに沿った参考文献を紹介する。なお『異常気象と人類の選択』は、教科書には指定しないが、ぜひすべての学生に読んでほしい。※新たに購入する場合には電子書籍のみの販売

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,その他(教員より別途指示)

備考

【担当者の実務経験について】
 本講義の担当者は、15年にわたり京都府地球温暖化防止活動推進センターのスタッフ(途中からは事務局長)として、気候変動対策の現場で勤務してきた。現在も副センター長として活動を続けている。
 また、現在は地域新電力会社を立ち上げてその代表取締役を務めており、再生可能エネルギーを活用した地域づくりを担っている。
 なお、社会人になってから大学院に通って博士(学術)の学位を取得しており、現在も研究活動を続けている。
 本講義は、こうした「現場と研究の往復」から得られた知見を活かして実施する。
【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:https://secure.ritsumei.ac.jp/students/pathways-future/course/curriculum.html/