授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
13671:展開演習(JO) 2022 春セメスター 水5 法学部 渡辺 千原 2

キャンパス

衣笠

授業施設

存心館ZS308号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

本演習は、裁判以外の紛争解決や、紛争解決および予防法にかかわる法交渉の在り方に関する諸理論と実践方法 について学ぶ。 そのベースとなるのは、ハーバード流交渉術となる。この交渉術は、現在では広く多様な場面での交渉理論や ADR の実践理論の基礎を提供している。そこで、ハーバード交渉術の含意と、その依拠する諸理論、実践方法 を、最近の交渉理論の展開も踏まえて学ぶ。 理論的研究を、段階的な実践(シミュレーション)学習において検証する。 近年は、そうした考え方を、裁判にまで応用していく取り組みもあるが、本演習では裁判以外の紛争解決手段を 中心に、制度・手続概要、その実践の在り方を学び、交渉理論の応用可能性についても検討する。

受講生の到達目標

1.ハーバード流交渉術とその後の理論の変遷を理解することができる。
2.ハーバード流交渉術が依拠する様々な社会科学の方法論について理解することができる。
3.交渉-裁判外紛争処理の様々な手法とその手続概要について知識を得ることができる。
4.交渉やメディエーションの実践を通じて、交渉術を体得することができる。
5.実践を経て、理論の妥当性や射程を振り返って理解を深めることができる。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

紛争解決・交渉の目的としくみ

紛争解決過程の理論とスキル
交渉と紛争解決

2

紛争解決過程 ADRと裁判

紛争解決過程のピラミッド 裁判・仲裁・調停

3

交渉理論

ハーバード流交渉術の意義と展開

4

交渉の基本概念と考え方

交渉実践1 ボトムライン

5

創造的交渉

選択肢を増やす・アイデアを出す

6

チーム交渉

交渉戦略の策定と実行 チーム交渉と個別交渉

7

紛争解決交渉(1)

感情的要素の扱い方

8

紛争解決交渉(2)

裁判と交渉

9

メディエーションの基礎

メディエーション

10

メディエーションの理論と技法

カウンセリング理論 聴き方の技術(傾聴)

11

メディエーションの倫理

メディエーターの役割 中立 非促進的調停

12

交渉事例の作成と実践(1)

交渉事例の実践と振り返り

13

交渉事例の作成と実践(2)

交渉事例の実践と振り返り

14

交渉事例でメディエーションを行う(1)

メディエーションの実践と振り返り

15

交渉事例でメディエーションを行う(2)

メディエーションの実践と振り返り・事例の改善

授業実施形態

【BCPレベル1〜2 の場合】
対面授業を原則とするが、教室に来れない理由のある者に対してライブ配信を提供し、更にやむを得ない理由により当該授業の時間にライブ配信も含め受講できなかった者に対し、録画データ等の授業資料をオンラインで提供する。

【BCPレベル3~4 の場合】
この授業が予定されている曜日時限にオンラインでライブ配信形式で実施する。

授業外学習の指示

ハーバード流交渉術 (知的生きかた文庫) 文庫
フィッシャー &ユーリー著 金山 宣夫 訳を読んで自分なりに考えを整理しておくこと。生活のなかで何気なく行っている交渉を意識して分析すること。交渉事例の実践に際して、事前準備をしておくこと。その他、授業中に指示する。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記)

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
100

授業への出席・発言・実践への取り組み(80%)のほか、交渉事例の作成レポート(20%)も課す。

成績評価方法(備考)

受講および研究に関するアドバイス

出席しないと始まらない科目です。積極的に出席、実践に取り組んでください。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
ハーバード流交渉術 フィッシャー &ユーリー著 金山 宣夫 訳 三笠書房 (知的生きかた文庫)文庫

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

授業時に適宜紹介する。

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

manaba+R,学生との直接対話

備考

【科目ナンバリング・カリキュラムマップはこちらから/Click here to see the Curriculum-Map and Course-Numbering】
URL:http://www.ritsumei.ac.jp//students/pathways-future/course/curriculum.html