授業科目名 年度 学期 開講曜日・時限 学部・研究科 全担当教員 単位数
30297:哲学と人間(EB) 2018 秋セメスター 火4 経済学部 平尾 昌宏 2

キャンパス

BKC

授業施設

コラーニングⅠ 101号教室

授業で利用する言語

日本語

授業の概要と方法

哲学はあらゆる学問の源です。だから、どんなことを研究するにも、何を考えるのにも、どんな風に生きるのにも、哲学を使うことができます。
その意味では、哲学ほど役立つ学問はありません。
もっとも、それも自分で学んだら、という前提でですが。
そこでこの講義では、
 (1)まずは哲学がどんなものかを簡単に解説した後、
 (2)哲学といろんな学問(科学、倫理学、心理学、経済学などなど)との関係、
 (3)哲学のやり方、使い方、活かし方
を見てゆくことにします。

受講生の到達目標

哲学的に(概念的に)考えることができるようになること。
少なくとも、そのための基礎を得ること。

事前に履修しておくことが望まれる科目

授業スケジュール

授業回数/
担当教員(複数担当の場合)
テーマ
キーワード・文献・補足事項等
1

哲学、科学、人生論

哲学 科学 人生論

2

哲学は何をどう研究するか

対象 方法

3

カラスにつつかれる話 

哲学するきっかけ 関心 言葉

4

『マツコの知らない世界』の県境マニアの話

抽象化、境界

5

哲学に答えはあるか

問、答え

6

哲学は役に立つか

問題の立て方

7

戦争はゲームである

概念 概念の応用

8

殺せんせーにできないこと

基礎的な概念 対概念

9

人はみんな死ぬ、ああ悲しい

論証 推論 世界観

10

愛の反対は憎しみではなく……?

無矛盾、一貫性

11

人生の優先順位、かわいいは正義

論理の飛躍 カテゴリーミス 後件肯定の誤謬

12

秘密結社の秘密の儀式

直観 推理 帰納 類推

13

可能性の窓際でノマドする中二病

概念

14

「愛の反対は憎しみではなく……」再び 

マトリックス

15

哲学のジャンル

存在論 認識論 形而上学 倫理学 美学

授業実施形態

授業外学習の指示

 事前にテキストを読んで、練習問題をやっておいてください。

成績評価方法

種別 割合(%) 評価基準等
定期試験(筆記) 60

 四択や空欄の穴埋め、簡単な記述などのごく普通の問題です。

レポート試験
(統一締切日を締切とするレポート)

上記以外の試験・レポート、平常点評価
(日常的な授業における取組状況の評価)
40

平常点は、出席点でありません(だから、欠席したとしても減点にはなりません)。授業中に積極的に発言してください。カードに書いて提出してもらってもいいです。上限を40点として、それらを成績に加味します(だから、厳密に言うと、毎回優れた意見を書いた人がいれば、テスト結果と合算して合計100点を超える可能性もあります)。

成績評価方法(備考)

授業へのコメントには、講義名、日付、学籍番号、氏名を記し、必ずQRコードシールを貼ってください(そうでないと処理できなくなります)。

受講および研究に関するアドバイス

 何よりも普段から自分なりの関心を見付け、実際に哲学してみることです。
 事前にテキストを読んでおくこと。できれば、全体を通して読んでおくといいです。
 教科書の練習問題は自分でやってみること。授業で解答しますから、それで答え合わせをしてください。

教科書

書名 著者 出版社 ISBNコード 備考
哲学、する? 平尾昌宏 萌書房 授業で使いますから、必ず手元においてください。

教科書(使用頻度、その他補足)

参考書

参考書(使用頻度、その他補足)

参考になるwwwページ

授業内外における学生・教員間のコミュニケーションの方法

コミュニケーションペーパー,学生との直接対話,その他(教員より別途指示)

備考